家で食べるご飯が一番！我が家で過ごす毎日が私たちの幸せです

　私たち家族にとって、新しい家での生活が始まってから丸2年がたちました。当初アパートに住んでいましたが、2人目の子供がというタイミングで手狭になったアパートを離れ、主人の実家へと移り、そのまま10年ほど実家で暮らしました。その間にあの震災が来たのです。まだ新築だった近所の家がみんな傾いて、うちもすごい衝撃で崩れちゃうんじゃないかなって。この時の経験は、いつも心のどこかにひっかかっていて、また大きな地震があったらと思うと本当に心配でした。
　そのうちに子供たちも大きくなってきて、子供部屋に充てられる部屋もなかったので、「そろそろ家を建てようか・・」と話が出てからは、もう私が建てたい気持ちでいっぱいに(笑)。幸い主人の実家に土地があり、地盤の良い土地ではなかったのですが、地盤改良をして家を建てる決心をしました。主人の実家はもちろん私の実家も近かったので、どこか遠いところにという発想にはならなかったというのもありますが、やっぱり建てるなら「ここにしっかりとした家を」と思ったんです。万が一有事の時には、この家が私たちの大切な人たちを助けられるように・・。

　ワールドハウスは近いので知っていました。当時ガレージのある家に憧れて、ワールドハウスの成田住宅公園に見学に行き、さっそく土地を見に来ていただくことになり、そこにリュックを背負った担当さんが来てくれました(笑)。その印象がとても強くて、あの時のことは本当によく覚えています。夕暮れ時の何もない土地の上で、「こんな風に、こんなふうで・・。」と話をする私たちに、「じゃあ、こんなのもいいですね、あんなのもいいですね！」って話に乗っかってくれて、もうすでにここに建っている家の話を一緒にしているかのような、そんな気さえしてきていました。インスピレーションですね、「もうワールドハウスだね、この担当さんに任せちゃおうかな」って。「これはこっちのほうがいいですよ」「こっちのほうがもっといいんじゃないですか」「こうすると予算も抑えられますよ」そんな言葉や提案が嬉しかったんです。そして、途中でワールドさんの都合で担当の方が変わりましたが、この担当さんも前の担当さんとはまた別の目線でアイデアをたくさんくれました。アドバイザーさんにも壁紙や電気の打ち合わせではいろいろとお世話になって、大工さんも感じのいい方。スタッフみなさんの「ワールドハウス」というチームの力を感じました。

　内装や色は、主人が全部私に任せてくれました。このリビングのレンガのクロス、標準なんですね。選んだときはどうかなって少し心配でしたが、今では主人も気に入ってくれて「良かったよね、これで」ってよく話をします。外壁の色も私の好きなモスグリーンで即決(笑)。こだわったリビング階段は当初希望の間取りではできなかったところを、ワールドさんがあきらめずにいろいろと提案してくれて実現しました。そのほか主人は書斎にこだわって、私はお気に入りのソファーが置けること、家族が集まれるリビングと家事動線にこだわって間取りを考えました。今後も暮らしが変わっていけば、その時々で暮らしやすいように、インテリアやリフォーム(まだ早いですけどね。)で手を加えながらと思っています。楽しみはまだまだ続きますね(笑)。
　夏はすごく涼しくて快適です。本当にビックリしました。冬は私が冷え性のこともあるので、少し寒いなと思うこともありますが、リビングのエアコンをつければ十分暖かくて、この大きな吹き抜けがあることを考えると、やっぱり驚きです。アパートや実家にいたころと比べたら断熱性能が全然違いますよね。　
　また、入居してからも何度かあった震度４程度の地震では、大きな衝撃もなくやんわりと家全体が動いている感じでした。実家にいる時は強い衝撃とともにガタガタと大きな音がしてすごく揺れるんです。それが地盤改良もしっかりしたからだと思うんですけど、とても静かですし、建物の安定している感じが安心感につながっています。
　私たちは40歳台でこの家を建てましたが、世間で言えば少し遅いほうかもしれません。それでも私たちにはベストのタイミングだったと思います。夫婦の考え方、毎日の生活のパターン、子供たちのこと、自分たちのことを考えながら、「いるもの」と「いらないもの」の取捨選択をするにはかえっていい時期でした。主人も働き甲斐ができて、私もそんな主人をしっかり応援して、ずっと支えていく覚悟です(笑)。　

　この家に住むようになってからは、めっきりと外食は減り、家族そろってリラックスできる家で食べるご飯がとびきりおいしく感じるようになりました。そして、リビングに集まった家族がそれぞれお気に入りの場所でくつろいで、テレビを見ながらどうでもいいような話をして(笑)終わる一日が、今本当に幸せです。
 

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