住宅性能

Performance

国産ひのき

こだわりの"国産ひのき"

ワールドハウスでは、住まいの骨組みにあたる構造材に、
高級木材である国産ひのきを使用しています。
構造材とは、人に例えるなら骨にあたる部分、お家を支える要です。
家全体の重さを永年に亘り耐えてゆくためにも、
丈夫で、くるいの少ない構造材を使うことが大変重要だと考えています。
完成してしまえば見えなくなる部分、
だからこそ私たちは「国産ひのき」を使用しています。

「国産ひのき」は、四季豊かな日本の寒暖差と
長い歳月によって育てられた良質な材料です。

また、「檜風呂」や「檜舞台」などの言葉にもあるように、
格上の木材として知られ、私たち日本人にとっては
大変馴染み深い木でもあります。

そして、その強さは国土交通省が材種ごとに定めた
強度等級(ヤング係数)を上回ることが実証されています。
その性質はもちろん、クセまで知り尽くしているからこそ、
自信を持って安心してお客様にご提供しております。

国産ひのきの特徴

心材 腐朽しにくい柱

家の柱には、「低水分」「高強度」で耐久性に優れる、
「心材(色の濃い部分)」を使います。
樹心外側の「辺材」は柔らかくて
腐朽しやすいため柱には適していないからです。
※辺材は「高水分」「低強度」

心材 腐朽しにくい柱 心材 腐朽しにくい柱

年輪 大器晩成型

60年以上の長い年月をかけて育つ国産ひのきは、
他種の樹木に比べて成長は遅いです。
しかし、その分比重が重く中身が詰まった
強固な木に成長します。
国産ひのきの年輪の独特の
「細かさ」と「均一さ」により、
耐久性を必要とされる柱や
土台として好まれています。

年輪 大器晩成型 年輪 大器晩成型

長寿 法隆寺に学ぶ

国産ひのきは伐採後、年々強さを増し、
200年後には30%ほど強度が上がります。
国産ひのき柱で有名な「法隆寺」が
千年以上の時を越え、
今なお現存するのも、
国産ひのき柱のおかげなのです。

法隆寺 法隆寺

ひのきの4大効果

防蟻効果

防蟻効果 防蟻効果

柔らかく、
水分の多い木材を
好むシロアリ。
ひのきは耐久性に富み、
腐朽にも強いため
シロアリ対策に
向いていると
言われています。

防ダニ効果

防ダニ効果 防ダニ効果

アトピー性皮膚炎や
気管支炎の
原因と言われる
ダニは、
カーペットや
布団に潜んでいます。
ひのきの香成分に
含まれる
「檜精油」は、
そのダニの
繁殖を抑える作用があり、
実験でも立証されています。

防菌効果

防菌効果 防菌効果

ひのきに含まれる
αカジノールやヒノキオール
などの成分には、
強い抗菌作用があります。
悪臭の原因となるカビや
病原菌の繁殖を抑えます。
強い抗菌・殺菌成分を含んだ
香りで、
ご家族の健康を
知らない間に守ってくれます。

リラックス効果

リラックス効果 リラックス効果

ひのきから漂う
さわやかな香りの正体には、
様々ありますが、
特に知られているのが
「α-ピネン」と呼ばれる
成分です。
α-ピネンを吸うと、
気分が安らいでいる時に
発生するα波の出現率が
高くなり、
リラックス効果が
得られます。

ワールドハウスで使用する国産ひのき柱は家1棟で約80本使われています。

ワールドハウスで使用する
国産ひのき柱は
家1棟で約80本使われています。

1ha(ヘクタール:100m四方)に
植えられるのは約3000本、
人の手で1本1本植えられたひのきは
鹿に食べられたり、虫に食われて傷んだり、
生命力の旺盛な草木に負けてしまったり・・。
また、成長が良くないものや密集して
成長ができないものを
間伐するなどして減っていき、
最終的には約1/5程度にまで
減ってしまいます。
残った貴重なひのきをさらに選別した
特一等のひのきだけがワールドハウスの柱に
使われています。

日本の家は日本の気候に合った国産の木材

日本の家は日本の気候に合った
国産の木材で

木は柱となってからも
温度や湿度に合わせて伸縮します。
日本の気候や風土で育った木はその温度や
湿度の振り幅の中で
伸縮を繰り返していくのです。
仮に日本の木が日本より高温多湿の国で使われるなら
湿気に負けて腐ってしまいます。
日本より乾燥している国ならひどく割れてしまいます。

日本の木で家を建てるということが、
永く快適に
住むことのできる家を建てることにつながっています。

国産材は地球にやさしい再生可能な天然資源です。

国産材は地球にやさしい
再生可能な天然資源です。

国産材は建造時のCO2排出量が
他の素材と比較してもとても低い素材です。
それは、製造エネルギーがかからず、
国内なので輸送にかかる
エネルギーも
抑えられるからです。
安価な輸入材は遠方からの輸送に大きなエネルギーを
費やしてしまいますが、私たちは繰り返し持続的に
”育て使う”ことのできる
この「国産ひのき」で家を建てて半世紀以上。
今後も「国産ひのき」を使うことで
国産材の活用と温暖化防止に努めます。

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