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火を使わない主菜レシピ5選

電子レンジで上手に時短!おしゃれ&国際色豊かな食卓に

仕事や家事・育児で疲労困憊な時や、夏の猛暑に弱っている時など、「食事は作らなければならないけどガスコンロを使いたくない」という日ってありますよね。

火を使うとそれだけでキッチンが暑くなりますし、疲れている時に重いフライパンを振って料理するのも大変なものです。

そこで今回は、「火を使わないで作れる主菜レシピ」を5つご紹介します。

タイ風ガランティーヌ

ガランティーヌとは、野菜などを鶏肉や魚肉で包んで調理するフランス料理の技法です。具材にパクチーを使ったり、味付けにナンプラーを使ったりして、フランス料理をタイ風にアレンジしました。さっぱりとレモンを効かせることで、爽やかな仕上がりになります。

【材料(2~3人分)】

  • 鶏もも肉…1枚
  • パクチー…1束
  • アスパラガス…1本
  • にんじん…少し
  • ミニトマト…2個
  • 塩…1つまみ
  • 黒こしょう…1g
  • ナンプラー…小さじ2
  • オイスターソース…小さじ2
  • レモン果汁…大さじ1

【作り方】

  1. 鶏もも肉を皮を下にして広げ、包丁で筋を切る。
  2. 肉に塩と黒こしょうを振る。
  3. にんじんを7mm角の棒状に切り出し、鶏肉の幅より少し長いくらいの長さにカットする。
  4. ミニトマトはすべて3等分し、アスパラは根元の固い部分をカットする。根本部分の皮が固そうな場合は皮もむいておく。
  5. パクチーを鶏もも肉の幅より少し長いくらいの長さにカットする。
  6. 広げてある鶏肉に、ナンプラーとオイスターソースを塗り込む。
  7. カットしたすべての野菜を広げた鶏肉に並べ、巻き寿司を巻く要領で鶏肉で巻く。
  8. タコ糸などを用い、鶏肉をぐるぐる巻きにして広がらないようにする。
  9. サランラップでぴっちりと包む。
  10. 600wの電子レンジで3分加熱したらひっくり返し、再度3分加熱する。
  11. 自然に冷めるまで放置し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
  12. 食べやすい大きさにカットしてレモン果汁をかけたら完成。

簡単チャーシュー

ご飯のおかず、おつまみ、子どものおやつ、ラーメンの具材などに活躍する、簡単なチャーシューのレシピです。豚肩ロースを使うことで豚肉のしっかりとしたうま味を楽しめます。もちろん豚バラブロックを使っても作れますよ。

【材料】

  • 豚肩ロースブロック…500g程度
  • おろしにんにく…小さじ1
  • 塩…1g
  • 黒こしょう…1g
  • しょうゆ…大さじ2
  • 砂糖…大さじ1
  • オイスターソース…小さじ1
  • 長ねぎの青い部分…1本分

【作り方】

  1. 豚肩ロースブロックの全面にフォークを突き刺し、適当に穴を開ける。
  2. ポリ袋などにすべての材料を入れて軽く結び(加熱の際に破裂の原因となるため、しっかりとは結ばない)、味をなじませるようよく揉みこんで15分ほど置いておく。
  3. 耐熱皿の上にポリ袋ごと肉を置き、600wの電子レンジで4分加熱したら、肉の前後をひっくり返してさらに4分加熱する。
  4. 粗熱が取れたら食べやすく切り分けて完成。

羊肉のタジン風

タジンとは、ラム肉や野菜などを円錐状の専用鍋などで煮込んで調理するアフリカ料理です。一般的にはクスクスと一緒に食べることが多いですが、もちろんご飯にもよく合います。

【材料(2人分)】

  • ラム肉…300g
  • 玉ねぎ…1/2個
  • にんじん…1/3本
  • セロリ…1/4本
  • にんにく…1個
  • 水…300ml
  • 塩…3g
  • 黒こしょう…1g
  • オリーブオイル…大さじ1
  • クミンパウダー…1つまみ
  • ローリエ…1枚

【作り方】

  1. ラム肉を食べやすい大きさにカットする。玉ねぎとセロリ、にんにくは粗みじん切りに、にんじんは7mm角にダイスカットする。
  2. 耐熱容器にラム肉と水、塩、オリーブオイル、すべての野菜を入れ、ラップをして600wの電子レンジで2分加熱する。この時、すべてのラム肉が水に浸かるよう気を付ける。また、ラム肉はできるだけ広げて配置する。
  3. ラム肉に火が通ったら、耐熱容器からラム肉だけを取り出す。
  4. 耐熱容器に黒こしょう、クミンパウダー、ローリエを入れてよく混ぜたらラップをし直し、さらに電子レンジで1~2分加熱する。
  5. にんじんが柔らかくなったら、すべての具材を器に盛り付けてスープを注いで完成。

白身魚の香草蒸し

白身魚は、できれば丸ごとの魚を自分でさばいて、頭まで使い切りたいところ。骨などのアラからもおいしい出汁が出るので、二枚おろしか三枚おろしで使うのがおすすめです。もちろんスーパーなどで売っている切り身を使ってもOK。

三枚おろしのやり方についてはこちらの記事をご覧ください。

【材料(2~3人分)】

  • 白身魚(今回は真鯛)…1尾
  • 玉ねぎ…1/2個
  • アスパラガス…2~3本
  • ミニトマト…6個
  • マッシュルーム…2~3個
  • 塩…2g
  • 黒こしょう…1g
  • 白ワイン…大さじ1
  • 水…大さじ2
  • タイム…お好みで

【作り方】

  1. 玉ねぎをスライスし、アスパラガスは根元の固い部分を取り除き、皮の固い部分をピーラーでむいておく。ミニトマトは半分にカットする。マッシュルームは、大きければ食べやすい大きさにカットし、小さければ丸ごと使っても良い。
  2. 耐熱容器の底にスライスした玉ねぎを敷き、その上に魚を乗せる。カットしたミニトマト、マッシュルームを散らし、その上にアスパラガスとタイムを乗せる。
  3. 全体に水と白ワインを回しかけ、塩と黒こしょうを振りかける。
  4. ふんわりとラップをし、600wの電子レンジで2分加熱する。
  5. 容器の前後をひっくり返して、さらに2分加熱して完成。

エビの炉端風エチュベ

エチュベとは、食材が持つ水分を生かして蒸し煮にするフランス料理の技法です。えびの下処理だけしてしまえば、あとは電子レンジにお任せの簡単レシピです。素材のうま味を生かした、シンプルだけど味のクオリティが高い一品です。

【材料】

  • 有頭赤えび(刺身用)…お好みの本数
  • 塩…適宜

【作り方】

  1. えびの頭を切り落とし、みそを抜かないようにエラと前足だけ取り除く。
  2. 胴体の殻を崩さないようていねいに剥く。
  3. 背わたを取り除く。
  4. えびのみそを身全体に塗ったら、再び殻に収める。
  5. 胴体を頭に刺し入れ、外れないよう尾側から串を打つ。
  6. 殻の上から全体に塩を振りかけ、600wの電子レンジで3分加熱したら完成。

電子レンジを上手に活用しよう!

疲れている日や暑い日などは、できればガスコンロを使いたくありませんよね。鍋を使うと洗い物も増えますし、できれば火や鍋を使わずに食事を済ませたい日も。だけど食事の質は落としたくない……。

そんな時は、電子レンジを上手に活用するのがおすすめです。

今回は、火を使わずに作れる主菜のレシピを5つご紹介しました。とてもおいしい料理ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。

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