注文住宅のための土地探しと資金計画

vol.3:家づくりの予算の考え方や
必要になる費用とは?

住宅ローンの借入額は「月々支払える金額」をベースに

今回、取材に応じていただいたのは、ワールドハウス 香取営業所 営業主任の宮浦和孝さん。注文住宅を建てるときの予算の考え方や、家を建てるのに必要な費用など、資金計画についてお聞きしました。



ワールドハウス香取営業所 営業主任の宮浦和孝さん。
子どもの頃は地元のリトルリーグでプレイした大の野球好き。今でもワールドハウスの仲間たちと野球を楽しむこともあるのだとか。

──マイホームの取得費用の予算の考え方を教えてください。

宮浦:貯蓄やご両親からの援助、住宅ローンで借入れする金額を合わせて予算を考えていきます。貯蓄については、子育てや急な出費に備えた貯蓄は残しておいた方が、新しい家に住んでからも安心です。


──住宅ローンの借入額の目安として、「年収の○倍まで」といわれることが多いですが、どのように考えたらよいのでしょうか。


宮浦:例えば、「3000万円までは借りられます」と言われても、3000万円借りた場合の毎月の返済額が必ずしも毎月“返済できる”金額とは限りません。ご家庭の事情により毎月の出費が異なるからです。借りられても返せなくては元も子もありません。大事なのは「いくら借りることができるか」ではなく、「月々いくらなら返済可能か」ということから考えることです。アパートにお住いの方であれば、家がご自分の資産になることも踏まえて、今の家賃+いくらまでなら支払い可能かどうかで考えるとわかりやすいですね。

また、土地から購入される方であれば、希望する場所によって土地の金額が違いますので、土地購入に必要な金額と家を建てるために必要な金額のバランスを考えることも大事です。

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