千葉ゆかりのあの人に聞く Chibaの魅力

Vol.2:藤家和依さん
(ミュージシャン・俳優)後編 

ソロプロジェクトだからこその自由さがACT ONE AGEの魅力

――現在、ミュージシャンとしては、ACT ONE AGEの活動が中心ですね。

ACT ONE AGEは、僕のソロプロジェクトで、ライブや録音の際の楽器演奏はサポートメンバーに頼んでいますが、ボーカルをはじめ、作曲や作詞、アレンジ、プログラミングなどは全部自分でやっています。




――Question?では、ベース担当でしたけど、ACT ONE AGEではなぜボーカルをやろうと思ったんですか?


前の事務所を辞めて、バンドをつくろうと思ったときには、ボーカルを探すためにオーディションをしようとしたんです。

でも、そのことを、UVERworldのTAKUYA∞君に話したときに「なんで自分が歌うという考え方にならないの?曲作って、歌詞を書いて、伝えたいことがあるなら、歌うべきでしょ」って言われて――。

Question?では、コーラスくらいしかやったことしかなかったので正直、悩みました。それでも覚悟を決めて「よしやろう!」と。


――思い切りましたね。

そうですね。でも、ボーカルというこれまで経験がないことに挑戦している姿をファンに見てほしいという理由もありました。それでファンのみんなが「私も頑張ろう」と思ってもらえたらいいなと考えたんです。

それと、僕がベーシストであるバンドは1つだけにしたかったんですよね。ファンにとって、いい思い出としてとっておいてほしかったんです。




――1st アルバム『This LOVE』のリリースや3カ月連続となるオリコンミュージックでのシングル独占配信、コンスタントなライブなどの精力的な活動で着実にファンの数を増やしていますけど、ご自身で考えるACT ON AGEの強みってどんなところだと思いますか?

メンバーが固定していないからこその面白さがあると思います。サポートメンバーによって音が変わるので、同じ曲でもライブごとに曲の表情が変わっていく――。

ライブに来てくれるファンは、サウンドはもちろんですけど、そういうメンバーとの関係性やそのステージならではの空気感を楽しんでくれていると思います。



――今後の抱負を聞かせてください。

やらないでいろいろ言うのはただの文句ですけど、やってダメだったら仕方ない――そんな気持ちで興味のあることは何でも挑戦していきたいですね。

そんな挑戦の1つが、この夏に立ち上げたアパレルブランドです。「VEDETTE ERROR」(ヴェデットエラー:https://vedetteerror.shop/)というブランドなんですが、僕の中ではアパレルは表現の1つとして、音楽活動と同じものだという認識で取り組んでいます。

いずれにせよ、ファンの気持ちに寄り添うことが絶対です。ファンが求めていることには100%応えていきたいと思っています。

それとZOZOTOWNを立ち上げた前澤友作さんが同じ学校の先輩なんです。前澤さんは以前バンド活動もしていたし、実業家として大成しました。VEDETTE ERROR(ヴェデットエラー)で結果を出したら、いつか前澤さんと会ってお話ししたいですね(笑)。



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