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新築に必要な期間はどれくらい？注文住宅の建築にかかる期間の目安
2021.10.22 (金)
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マイホーム（注文住宅）を新築するときは、住宅のデザインや間取り決め、さらに工法などあらゆる要素をじっくり検討しながら一つずつプランを決定させていくため、長い期間を要することが特徴です。
しかし新築には長い期間を伴うとは言え、「実際にどれくらいの期間を要するかがわからない」という方も多くいるでしょう。
そこで今回は、新築の注文住宅に必要な期間の目安から、完成までの流れ、期間を長引かせないためのポイントを解説します。なるべくスムーズにマイホームを手に入れたいという方は、ぜひ参考にしてください。
目次
- 新築の注文住宅に必要な期間は「約1年～1年半」
- 【工程別】新築の完成までにかかる期間・流れ
- 土地・建築会社などの情報収集に「1～3か月」
- 建築会社決定・土地購入・住宅ローン申し込みに「2～3か月」
- 家の設計プランの提案に「3～4か月」
- 建築工事に「4～6か月」
- 完成した家の検査・引き渡しに「1か月」
- 新築にかかる期間を長引かせないポイント
- 家に対する希望に優先順位を付ける
- 入居日から逆算してスケジュールを立てる
- まとめ
1.新築の注文住宅に必要な期間は「約1年～1年半」
新築の注文住宅ができるまでには、約1年～1年半がかかることが多いです。概ね約1年～1年半程度の期間が、新築の注文住宅が完成する目安と考えてください。
また、注文住宅の新築に1年以上もの期間が必要となる背景には、土地探しなどの情報収集やプラン作成などに時間がかかることが挙げられます。すべての工程がスムーズにいけば、最短7～8か月で新築できますが、長引いた場合は2年以上かかるケースもあり、人によって期間はさまざまです。
2.【工程別】新築の完成までにかかる期間・流れ
土地と住宅をセットで購入する建売住宅とは違い、注文住宅は土地探しからさまざまな工程が発生します。新築の注文住宅ができるまでは約1年～1年半と前述しましたが、実際に建築工事を行う期間はそのうちの4～6か月です。その他の期間はすべて情報収集やプラン決定が主となります。
ここからは、新築の注文住宅が完成するまでにかかる流れを、それぞれ必要な期間とあわせて紹介します。
2-1.土地・建築会社などの情報収集に「1～3か月」
注文住宅の購入を検討した際は、まず土地・建築会社などに情報収集をしに行くことが基本です。この情報収集には、1～3か月の期間を要します。
情報収集は、単純に店舗に行って資料やチラシをチェックするだけではありません。まずは土地探し・ハウスメーカー探しなどをしたうえで、住宅展示場やモデルハウス・完成見学会などに足を運んで情報収集をします。
ある程度の理想をすでに持っている場合は、運が良ければ1か月程度で情報収集が終わるケースもありますが、特に理想を家族や夫婦で話し合っていない・理想の土地がないといった場合には、3か月~1年もしくはそれ以上の期間がかかる可能性があることに注意しておきましょう。
スムーズに情報収集やイメージ作りを完了させたいなら、信頼できる業者に積極的に相談することもおすすめです。ワールドハウスでは、情報収集や資金計画のサポートも行います。
2-2.建築会社決定・土地購入・住宅ローン申し込みに「2～3か月」
情報収集が終わったあとは、建築会社を決定し、住宅ローンの事前審査に申し込みをする必要があります。この一定の工程には、およそ2～3か月の期間が必要です。
またこのとき、購入を検討している土地で希望する家を建てられるのかハウスメーカーに確認しつつ、複数のハウスメーカーの見積もりやプラン、標準仕様などを比較検討した上で決めると良いでしょう。
なお、基本的には住宅ローンの事前審査に通過してから土地の売買契約を結び、本審査を経て土地の購入に至ります。家の設計プランが決まらなければ住宅ローンの借入額も明確にできないため、住宅ローンの正式審査や申し込み手続きもできません。
具体的なプランニングも行いたいという場合は、ワールドハウスにぜひご相談ください。一人ひとりの要望をもとに、適切な見積書の作成と予算別プラン・資金計画の提案もいたします。
2-3.家の設計プランの提案に「3～4か月」
土地を購入し、住宅ローンの事前審査に申し込んだあとは、いよいよ家の設計プランの決定段階に入ります。建てたい注文住宅の広さやデザインなどによっても異なるものの、概ね3～4か月の期間を要することが一般的です。
この工程では、家の設計プランとして、注文住宅における下記の項目を設計士などに提案してもらうこととなります。それぞれの項目における具体的な工事費用なども、ここで伝えられることが基本です。
- 家の間取り（窓の寸法や位置・造作家具等）
- 外観デザイン（外壁・屋根等）
- 内装（床材・壁材・建具・サッシ・コンセント位置等）
- 外構（門柱や門扉・駐車場等）
また、設計プランが決まったあとは、建築確認申請が行われます。建築確認申請とは、購入物件が建築基準法に則っているかどうかを、自治体からの指定確認検査機関や自治体が確認するために行う申請です。住宅の建築にはこの建築確認の検査済証の交付や工事届けが必須条件となっています。基本的には、プロである設計士が作成したプランが通らないことはほとんどありません。
2-4.建築工事に「4～6か月」
設計プランが決定し、建築確認申請後に確認済証が交付されたあとは、いよいよ建築工事が始まります。前述の通り、建築工事には4～6か月の期間を要します。
建築工事が始まる前は、建築工事請負契約を締結することが必須です。希望する場合は地鎮祭を執り行い、近所に挨拶する工程もスケジュールに組み込んでおかなければなりません。
また、土地の敷地調査・地盤調査などを行った結果、必要であれば地盤改良工事が実施されます。これらの着工準備が完了したあとは基礎工事として配筋工事や土台敷きが行われ、数か月かけて仕上げ工事に入ります。
2-5.完成した家の検査・引き渡しに「1か月」
基礎工事から仕上げ工事まで終わったあとは、工事責任者が建物をチェックし、検査機関による竣工検査の合格を経て注文住宅が完成します。その後、完全に引き渡しとなる前にお施主様や設計担当者が実際に現場に立ち会い、仕上がりをチェックすることが基本です。
あらゆる担当者による仕上がりのチェックの後、完成物件の引き渡し完了となれば、いつでも入居できる状態となります。引っ越し・入居後は近隣住民の方々への挨拶も忘れてはなりません。
完成した注文住宅の検査や引き渡しには、概ね1か月の期間を要します。
3.新築にかかる期間を長引かせないポイント
ここまで紹介したように、注文住宅を新築する際は事前に決めておかなければならない内容が多く、期間が長引く可能性も十分にあるでしょう。新築にかかる期間をなるべくスムーズにするためには、下記2点のポイントをおさえる必要があります。
- 家に対する希望に優先順位を付ける
- 入居日から逆算してスケジュールを立てる
最後に、上記2点のポイントについてそれぞれ詳しく解説します。
3-1.家に対する希望に優先順位を付ける
新築にかかる期間を長引かせないためには、事前に「どのような家が理想なのか」「どのような暮らしを実現したいのか」といった家に対する希望をもとに、優先順位を付けましょう。
スムーズに進めるためには、住宅プラン打ち合わせ前に家族間で理想を共有し合い、すり合わせておくことが重要です。しかし、仕事が理由で夫婦の予定が合わなかったり、お互いの理想がぶつかり合ったりして思うように話がまとまらず、結果として打ち合わせが伸びてしまうケースも少なくありません。
優先順位を付ける際は、なるべく予定を確保すること・入居後のライフスタイルも考えたうえで夫婦間で妥協しあうこともポイントです。
3-2.入居日から逆算してスケジュールを立てる
新築にかかる期間が長引く背景には、「スケジュールを立てられていないこと」が挙げられます。スムーズに進めるためには、入居希望日から逆算してスケジュールを立てることがポイントです。
まずは、現在住んでいる賃貸物件の契約更新が切れるタイミングや、子どもが幼稚園・小学校に上がる時期など、いつ新築の家に入居したいのかという希望の日付を決めましょう。希望日に向けて逆算してスケジュールを立てることで、いつまでに何をすべきか締め切りを設けて予定通りに行動しやすくなります。
またスケジュールを立てる際は、それぞれの工程においてなるべく余裕を持った期間で設定することをおすすめします。
まとめ
新築注文住宅の完成までには、約1年～1年半の期間を要することが一般的です。実際に建築をする期間は4～6か月程度であり、その他は情報収集や設計プラン・資金計画の決定、住宅検査などでもそれぞれ数ヶ月の期間を要します。
人によっては1年以内に家が完成する一方で、2年程度かけてやっと家が完成するということもあります。長引く原因は主に、「打ち合わせの予定が合わない」「話がまとまらず次の工程に進めない」の2点です。なるべくスムーズに家づくりの相談を進めるためには、家に対する希望に優先順位を付けて、入居日から逆算してスケジュールを立てることを心がけましょう。
千葉県と茨城県を中心に注文住宅の建築に携わるワールドハウスでは、情報収集から設計プラン、さらに資金計画など、注文住宅に関する全般的なお悩みをすべてサポートしています。注文住宅の新築を検討している方は、ぜひお近くの展示場にてお気軽にご相談ください。
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