親子で“ととのう”ストレッチ
こんにちは、miki(ミキ)です。「ひとりでも、親子でも楽しめる」をテーマに、「なりきりストレッチ」をご紹介する本連載。
第2回目は、肩甲骨の動きを良くしていくストレッチをご紹介します。
肩甲骨、みなさんは自由に動かせますか?
椅子に座った状態で、手(指の腹)を座面に付けたまま、肩を、円を描くように、一周回せるかどうか、チェックをしてみましょう!
回せない、引っかかって回しにくい、そんな方は是非このストレッチをやっていきましょう♪
ちょっとその前に!肩甲骨を動かせると何故いいのか?
肩甲骨周りには、褐色細胞がたくさん集まっているので、そこを刺激すると、代謝が上がり、脂肪の燃焼に繋がります。
「肩甲骨をいくら動かしても、運動をしなければ痩せない」という意見も中にはあります。確かに、肩甲骨だけを柔らかくすれば自然に痩せていくというわけではありません。
ですが、肩甲骨が寄せられて、下に降りている状態を作ることができれば、横から見た時の肩の厚みや、ボテボテ感を軽減させ、すっきりした印象にさせることができます。
さらに可動域を増やすことで、胸が開け、呼吸が深まり、体を動かす際にバランスを取りやすくなるなど、痩せるために必要な要素が集約されているのです!
肩甲骨を動かす「猫のあくびストレッチ」
説明が長くなりましたが、理想のお身体をイメージしながら、早速ストレッチをしていきましょう♪
用意するもの・注意点
特にありませんが、フローリングなど、手が滑りにくい場所でのストレッチがおすすめです。
猫のあくびストレッチのやり方
①まず、四つん這いの姿勢になります。自分の体が猫ちゃんになったようにイメージしてみてください。
手は肩幅より少しだけ広めに開きます。手を置く位置は肩の真下よりも一歩遠いところにおきます。
②息を吸います。吸いながら床を押して腕を長くしていきます。
③息を吐きながら胸を床に近づけていきます。顎を床につけられる人はつけてみましょう!
④慣れてきたら少しずつ手の幅を狭めてやってみましょう♪
どうでしたか?猫ちゃんになれましたか?
1人でやるのが辛そうな時は、お互いに肩甲骨のあたりをゆっくりおし合いっこするのがおすすめです!
同じことを、立ったまま壁を使って行うのもおすすめです♪
是非お試しください!
ひとことメモ
前回のコラムでも書きましたが、ストレッチは頑張りすぎなくて大丈夫です!
「1日必ず何分やる」と決めるのはとても良いことですが、ストレスやプレッシャーになるくらいなら、決めない方が良いのです。
思い出したら少し伸ばす、これくらいの感覚で、1日の中でちょこちょことストレッチを挟む方が、心身ともに癒され、習慣化します。
私自身、『筋トレを1日10分やる!』と決めてから、やり忘れた時の自分へのガッカリ度合いが凄くて、心が折れた経験が何度かあります。
そんなにガッカリするくらいなら、いっそ決めないで、できそうなときにサラッとやる、腹筋の代わりに姿勢を正してお腹に力を入れて歩くとか、思いつきで生活に取り組むくらいがちょうどいいのです!
自分をルールで固く縛らず、緩やかに伸びやかに、ストレッチを取り入れてゆきましょう♪
次回のテーマは「かえるストレッチ」です!お楽しみに♪
▲モデル協力: ミヤモト親子
【筆者紹介】
高橋 未希(たかはし みき)
神奈川県横浜市生まれ。オフィスコットン所属俳優、ダンサー。9歳からクラシックバレエを継続。夢は自分と周りの人の姿勢を美しく、かっこよく、健康にしていくこと。そして楽しく生きること。
出演作: WOWOWドラマ「死の臓器」王小芳役/ダンス☆マン「頑張り過ぎずにガンバって! feat. Negicco」MV 踊る女の子役/杉山清貴with菊池桃子「風の記憶」MV 主演 など。