千葉グルメを味わう
さまざまな種類のおいしい野菜がたくさん収穫されている千葉県。
せっかくのおいしい野菜ですから、ムダなく有効活用したいですよね。
今回は、前回に引き続き「野菜を上手に保存する方法」をご紹介します。千葉県でたくさん生産・流通している野菜を中心にご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
前回の記事はこちらからご覧ください。
とうもろこしの保存方法
とうもろこしは時間がたつとどんどん風味が抜けてしまうので、できるだけ早く食べるのがおすすめ。ですが、どうしても保存しなければならない場合は、外側の汚れた葉をむき、皮つきのままキッチンペーパーなどに包んでからラップでぴったりと包み込み冷蔵庫で保存しましょう。
トマトの保存方法
トマトの保存には10℃前後が適しているといわれています。寒さに弱い野菜なので、個別にキッチンペーパーなどで包み、ポリ袋などに入れて野菜室で保存しましょう。
細かくカットしたりピューレ状にしたりしてから、冷凍用の保存袋に入れて冷凍保存するのも使いやすくおすすめです。
長ねぎの保存方法
長ねぎは青い部分と白い部分で傷むスピードが違うので、切り分けて別個に保存します。
保存方法はどちらも同じで、濡らしたキッチンペーパーなどに包んでチャック付きの保存袋に入れ、野菜室で保存します。ペーパーはにおいが強くなってくるので、一週間を目安に交換しましょう。
なすの保存方法
一つずつラップに包み、チャック付きの保存袋に入れて野菜室で保存します。使いやすい大きさにカットし、冷凍用保存袋に入れて冷凍保存しても構いません。
生落花生の保存方法
生落花生は時間がたつとすぐに風味が落ちてしまいやすい上に傷みやすいので、できるだけ早く茹でるのがおすすめです。
茹でて冷蔵保存する場合は、保存容器の下にキッチンペーパーなどを敷いておくと長持ちしやすくなります。茹でた落花生をザルなどにあげて水を切り、冷凍用保存袋に入れて冷凍保存するのもおすすめ。沸かした湯に入れて解凍することですぐに食べられます。
にんじんの保存方法
水でにんじんを洗って汚れを落としたら、水気をしっかりと拭き取り、新聞紙などで個別に包んでチャック付きの保存袋に入れて野菜室で保存しましょう。
にんじんは水気に弱いため、水分をしっかり拭き取るのが長持ちさせる秘訣です。
にんにくの保存方法
にんにくは丸ごとだと根の部分にカビが生えやすかったり芽が伸びやすかったりするので、一個一個ばらして保存するのがおすすめです。
ダンボールで小さな箱を作り、その箱にばらしたにんにくを皮つきのまま入れて野菜室で保存しましょう。
パクチーの保存方法
パクチーは傷みやすい葉野菜の一つです。
保存のポイントは、根に十分な水分を与えること。葉はできるだけ濡らさないこと。そして葉をできるだけ外気に触れさせないことです。
濡らしたキッチンペーパーをパクチーの束の根に巻き付け、頭からポリ袋をかぶせ、ペットボトルの頭を切り取った容器に入れて冷蔵保存しましょう。
ピーマンの保存方法
洗ったピーマンの水気をしっかりと拭き取ったら、一つひとつキッチンペーパーに包んでチャック付きの保存袋に入れ、野菜室で保存しましょう。
ピーマンは一つ傷むとほかにも傷みが移りやすいため、個別に包むのがポイントです。
マッシュルームの保存方法
マッシュルームはチャック付き保存袋などにそのまま入れ、空気をしっかり抜いて冷蔵保存しましょう。
保存時にマッシュルームを洗う必要はありません。マッシュルームは水気にとても弱いので、洗ってしまうと腐りやすくなってしまいます。
もし汚れなどがついていた場合は、水洗いはせず乾いたキッチンペーパーなどでていねいに汚れを拭き取りましょう。
マッシュルームは傷みやすい食材なので、長期保存はせず、できるだけ早く使うようにしてくださいね。
山芋の保存方法
カットしていない丸ごとの山芋は、泥がついたまま新聞紙で包んで冷蔵保存、もしくは直射日光が当たらない冷暗所で保存しましょう。泥を洗い流してしまうと、山芋の風味が早く抜けやすくなります。
カットしてある山芋は、断面にラップをぴったりくっつけるようにしてから全体をラップで包みましょう。断面の酸化と変色を防ぐためです。ラップで巻いた山芋は、冷蔵庫で保存してください。
ちなみに、冷凍保存したければ、すりおろしてからチャック付きの保存袋などに入れて冷凍するのがおすすめです。
まとめ
千葉県内でたくさん流通している野菜を中心に、各種野菜の保存方法を2回に渡ってご紹介しました。
傷みやすい野菜も、ほんの少し工夫するだけで日持ちがまったく違います。食材を長く保存できればそれだけムダなく有効に食材を使えますし、家計の助けにもなりますよ。
前回の記事と併せ本記事でご紹介した野菜の保存方法を参考に、千葉のおいしい野菜を存分に活用してくださいね。