千葉グルメを味わう
農産物が豊かな千葉県では、さまざまな旬の野菜が生産され流通しています。八百屋などの専門店をはじめ、スーパーなどでも新鮮な野菜が手頃な価格で手に入りやすいですよね。ご近所さんからたくさんの野菜をいただいたことがある方も多いのではないでしょうか。
野菜は新鮮なうちにおいしくいただきたいものですが、どうしても使い切れないこともあります。特に葉野菜などは足が早いですから、すぐに使い切れない場合は上手に保存して長持ちさせたいですよね。
そこで本記事では、千葉県でたくさん生産・流通している野菜を中心に、各種野菜の上手な保存方法をご紹介します。
アスパラガスの保存方法
アスパラガスの根元を少しだけ切り落とし、空いたペットボトルなどの底に湿らせたキッチンペーパーを敷き、アスパラガスを立てて冷蔵庫保存します。ペットボトルはキッチンバサミなどで上と下に切り分けたものを使うと、冷蔵庫のポケットなどに立てておけるので便利。
冷凍保存する場合は、アスパラガスを茹でてから水気を拭き取ってチャック付きの保存袋に入れて保存するのがおすすめ。
枝豆の保存方法
枝豆は時間の経過に伴って風味がどんどん落ちてしまうので、できるだけ早めに茹でるのがおすすめです。お好みの柔らかさに茹でたらザルなどにあげて水気を切り、チャック付きの保存袋に入れて冷凍しましょう。
食べる際は再度熱湯に投じて解凍すればすぐに食べられます。
かぶの保存方法
かぶは根と葉を切り分け、それぞれチャック付きの保存袋に入れて野菜室で保存しましょう。かぶの保存には野菜室の温度が適しており、冷蔵庫や常温には適しません。
かぶの根は一つひとつラップに包むとなお良しです。
かぼちゃの保存方法
かぼちゃは保存性が高い野菜です。丸ごとの状態だとそのまま常温で1~2ヶ月程度は保存可能です。ただし気温が高くなる夏場は野菜室での保存がおすすめ。
カットしたかぼちゃは種とわたを取り除き、ラップをするか保存袋に入れて保存してください。加熱してからお好みの形にカットしたりマッシュしたりして冷凍するのもおすすめです。
キャベツの保存方法
丸ごとのキャベツは、芯の底を包丁などでくり抜き、水で濡らしたキッチンペーパーなどを詰めてから、ラップで全体を包んで野菜室で保存します。
芯をくり抜くことでキャベツの成長が止まり、劣化しにくくなります。
食べやすくカットしたキャベツをチャック付きの保存袋に入れて冷凍しても構いません。
きゅうりの保存方法
きゅうりは水気に弱いため、水気を拭いてから一本一本キッチンペーパーや新聞で包んだら野菜室で保存しましょう。
きゅうりの保存に適した温度は10~15℃程度なので、冬など寒い季節であれば常温での保存も可能です。
クレソンの保存方法
上部を切り取ったペットボトルの1/3程度まで水を溜めてクレソンを立て、ポリ袋などで覆いましょう。冷蔵庫のポケットに立てて保存できるので便利です。
里芋の保存方法
里芋は一つひとつキッチンペーパーに包み、4~5個程度をまとめて新聞紙に包んで風通しの良い冷暗所で保存します。泥は洗い落とさない方が長持ちしやすくなります。
もし里芋から水分が出てキッチンペーパーや新聞紙が濡れてきたら交換してください。
冷凍保存する場合は泥をよく洗い落とし、個別にラップで包んでからチャック付きの保存袋に入れて保存します。
しめじの保存方法
しめじをはじめとしたきのこ類のほとんどは水分が苦手なので、洗わずに全体をキッチンペーパーで包み野菜室で保存します。
冷凍保存する場合は石づきを切り落とし、小房にほぐしてチャック付きの保存袋に入れて密閉しましょう。
じゃがいもの保存方法
土がついていると腐敗の原因になるため、土はキッチンペーパーなどで拭き取ってください。
土を落としたじゃがいもは個別に新聞紙で包装し、風通しの良い冷暗所で保存します。じゃがいもは光と湿度にも弱いので、光が当たらず湿度が高くならない場所を選びましょう。
春菊の保存方法
頭を落としたペットボトルや背の高いグラスなどに、たっぷりの水を含んだキッチンペーパーを敷いたら春菊を立てます。乾燥を防ぐためにポリ袋などをかぶせたら、冷蔵庫のポケットに立てて保存します。
冷凍保存したい場合は使いやすいサイズにカットし、冷凍用保存袋に入れて保存しましょう。
生姜の保存方法
ビンに生姜を入れ、全体がかぶるくらいの水を入れたらフタをして野菜室で保存します。生姜が丸ごと入らない場合はカットしても構いません。一週間を目安に水を入れ替えましょう。
大根の保存方法
かぶと同様に根と葉を切り分けたら、根は「根本、真ん中、上部」の三つに切り分け、それぞれキッチンペーパーで包んだらチャック付きの保存袋に入れて野菜室で保存します。
葉は湿らせたキッチンペーパーで根本を包み、チャック付きの保存袋に入れて保存しましょう。
玉ねぎの保存方法
玉ねぎは皮がついたまま、ネットなどに入れて常温で保存します。玉ねぎ同士がぶつからないよう、ネットを途中で縛ったり輪ゴムなどを巻いたりすると長持ちしやすくなります。
ネットの代わりに使わないストッキングなどを代用しても構いません。通気性の良いもので吊るして保存するのがポイントです。
まとめ
野菜はそれぞれ適した方法で保存すると、対策せずに保存する場合よりもかなり長持ちします。野菜が長持ちすると献立の幅も広げやすくなり、家計も助かりますよね。
次回も引き続き各種野菜の上手な保存方法をご紹介しますのでお楽しみに!