千葉グルメを味わう
特別なおうちディナーを楽しもう!
千葉野菜×ソフトシェルクラブのレシピ3選
丸ごと食べられて蟹のうま味たっぷり!贅沢感のある一皿
みなさんは「ソフトシェルクラブ」という食材をご存知でしょうか?
日本ではあまりポピュラーではありませんが、アメリカではとても有名な食材で、その正体は実は「蟹(かに)」なんです。
今回は、ソフトシェルクラブと千葉のおいしい食材で作る「特別なおうちディナー」のレシピをご紹介します!
ソフトシェルクラブとは
ソフトシェルクラブを日本語でいうと「柔らかい蟹」。その名の通り殻が柔らかいため、丸ごと食べられるのが特徴です。
といっても、ソフトシェルクラブという名称の蟹がいるわけではありません。世界の水揚量の約半分をも占めるアメリカ産のブルークラブや、ワタリガニの一種であるノコギリガザミ、チチュウカイミドリガニなどがソフトシェルクラブとして使われています。
蟹は一般的に、脱皮を繰り返しながら成長していきます。脱皮前の蟹は硬い殻を身にまとっていますが、脱皮後の殻は丸ごと食べられるくらいに柔らかく、この脱皮直後の蟹をソフトシェルクラブとして食用にしているわけです。
蟹のうま味を丸ごと楽しめる、とてもおいしい食材なんですよ。高級感もあり、まさに特別なおうちディナーにぴったりの食材です。
千葉野菜×ソフトシェルクラブのレシピ3選
それではさっそく、ソフトシェルクラブと千葉のおいしい食材を掛け合わせた特別なレシピを3つご紹介します。これを機にソフトシェルクラブ料理に挑戦し、そのおいしさをたっぷりと堪能してください!
ソフトシェルクラブの唐揚げ
【材料(2人分)】
- ソフトシェルクラブ(冷凍)…4個
- カオヤーピン…4枚
- 薄力粉…大さじ1
- 片栗粉(衣用)…大さじ1
- 卵…1個
- 塩…少し
- 揚げ油…適量
- ☆バルサミコ酢…50ml
- ☆赤ワイン…50ml
- ☆砂糖…小さじ2
- ☆醤油…小さじ2
- 片栗粉(ソース用)…小さじ1
- 水…50ml
- ミニトマト…6個
- 紫玉ねぎ…1/4個
- クレソン…2本
【作り方】
- ソフトシェルクラブを解凍したら、キッチンペーパーなどで水気をよく拭き取る。
- 鍋で揚げ油を180℃に加熱し、卵を溶いておく。
- ソース用の片栗粉と水を小皿やボウルに入れ、水溶き片栗粉を作っておく。
- 油を温めている間に☆をすべてフライパンに入れ、強火で加熱しソースを作る。
- 4が沸いたら水溶き片栗粉を回し入れ、全体を混ぜながら強火で1分ほど加熱したらバルサミコソースの完成。
- ポリ袋などに薄力粉と衣用の片栗粉を入れてよく混ぜておく。
- 溶き卵に通したソフトシェルクラブを6の袋に入れ、全体に粉をまとわせる。
- ソフトシェルクラブの余分な粉を払い、きれいな焼き色がつくまで3分ほど揚げる。
- ソフトシェルクラブが揚がったら油をよく切り、軽く塩を振ってから皿に盛りつける。
- 食べやすい大きさにカットしたクレソンと紫玉ねぎのスライス、ミニトマトを添え、全体にソースを回しかける。
- 電子レンジで温めたカオヤーピンを添えて完成。ソフトシェルクラブと野菜をカオヤーピンに包んで食べる。
【ポイント】
カオヤーピンは、北京ダック用の包み皮です。カオヤーピンが手に入らない場合は、生春巻き用のライスペーパーで代用しても構いません。
ソフトシェルクラブが大きくて食べにくい場合は、揚げた後に包丁で半分にカットしてもOK。その場合はカオヤーピンも半分にカットしておきましょう。
トッピングの野菜は、ベビーリーフやパクチー、レタスやキャベツの千切りなどお好みのもので構いません。旬の千葉野菜をご使用ください。
ソフトシェルクラブのフライド寿司ロール
【材料(3~4人分)】
- ソフトシェルクラブ(冷凍)…2個
- レタス…2~3枚
- 薄力粉…50g
- 卵…2個
- 水…大さじ2
- 揚げ油…適量
- ご飯…2合
- ☆米酢…大さじ3
- ☆塩…小さじ1
- ☆砂糖…大さじ3
- 焼き海苔…2~3枚
- マヨネーズ…お好みで
- バルサミコソース…お好みで
【作り方】
- 炊きたてのご飯に、☆を合わせて作った寿司酢をまぶす。しゃもじや木べらなどで米粒を切るようにして全体を混ぜ、粗熱を取ったら酢飯の完成。
- ソフトシェルクラブを解凍したら、キッチンペーパーなどで水気をよく拭き取る。
- ボウルなどに薄力粉、卵、水を入れてざっくり混ぜる。
- ソフトシェルクラブを3に通し、180℃の油でカラッと揚げる。
- 揚げたソフトシェルクラブは半分にカットしておく。
- レタスは巻きやすいように細切りにしておく。
- まきすに焼き海苔を敷き、適量の酢飯を広げたら、ソフトシェルクラブとレタスを中心に置き、適量のマヨネーズを塗って巻く(太巻きの作り方はこちらの記事をご覧ください)。
- 3であまった衣に7の太巻きを浸け、180℃の油で3分ほど揚げる。
- 揚げた太巻きを食べやすいサイズにカットして皿に盛りつけたら、マヨネーズとバルサミコソースを回しかけて完成。
【ポイント】
バルサミコソースの作り方は、前項の「ソフトシェルクラブの唐揚げ」のレシピをご参照ください。バルサミコソースの代わりにチリソースを使っても構いません。
具材はレタス以外にもお好みのものを使って構いませんが、あまり主張が強い具材だとソフトシェルクラブのおいしさがマスキングされてしまうので、控えめにするのがポイントです。
プーパッポンカリー
【材料(2人分)】
- ソフトシェルクラブ(冷凍)…2個
- 片栗粉…大さじ1
- 揚げ油…適量
- にんにく…1個
- セロリの葉…1本分
- 玉ねぎ…1/3個
- 赤パプリカ…1/2個
- 黄パプリカ…1/2個
- なす…1/2本
- 卵…2個
- サラダ油…大さじ3
- ☆カレー粉…大さじ1
- ☆ナンプラー…小さじ2
- ☆オイスターソース…小さじ1
- ☆塩…1つまみ
【作り方】
- ソフトシェルクラブを四等分にカットする。ソフトシェルクラブの腹の中心から、十字を切るように四等分にすると良い。
- カットしたソフトシェルクラブに片栗粉をまぶし、180℃の油でカラッと揚げる。
- 揚げたソフトシェルクラブは揚げ物用バットに上げて油を切る。
- なすを輪切りに、各種パプリカは乱切りに、玉ねぎはくし切りに、セロリの葉は食べやすい大きさにざく切りにする。にんにくはつぶしておく。
- フライパンにサラダ油を引いたらにんにくを入れ、弱火でじっくり加熱する。
- にんにくの香りが出てきたら中火にし、なすを炒める。
- なすが十分に油を吸ったら、玉ねぎ、パプリカ、セロリの葉を加えて炒める。
- 野菜に火が通ったら、ソフトシェルクラブと☆を加えて、全体を和えるように軽く炒める。
- 弱火に落としたら溶き卵を加え、フライパンをあおりながら加熱する。卵がとろとろになったら完成。
【ポイント】
最初ににんにくを焦がさないようじっくりと加熱して香りを出すのがポイント。仕上げにパクチーやクレソン、レモンなどを添えると華やかになります。
特別な日を特別なディナーで祝おう
今回は、ソフトシェルクラブと千葉の食材を使った特別なレシピをご紹介しました。
おいしい野菜やおいしいご飯とソフトシェルクラブの相性は抜群です。子どもから大人まで老若男女を問わず多くの人に喜んでもらえるレシピなので、ぜひ特別な日の特別なディナーとしてお楽しみください!