千葉グルメを味わう
鍋がおいしい季節になってきましたね。
冬の定番である鍋料理は、体がぽかぽか温まるだけでなく、会話も弾んで楽しいですよね。家族で鍋を囲むのを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
一言で鍋といっても、水炊きや寄せ鍋、ちゃんこ鍋、豆乳鍋、チゲ、すき焼き、しゃぶしゃぶ、石狩鍋、おでん……と種類はさまざまです。
今回ご紹介するのは、餃子を使って楽しむ「餃子鍋」。
子どもと一緒に餃子から手作りすると、休日や祝日の家族イベントとしてももってこいです。自分たちで包んだ餃子を使って作る餃子鍋は格別!
冬ならではのだいごみを楽しめる餃子鍋をぜひお試しください。
餃子鍋に使う材料
餃子鍋の具材は自由です。お好みの材料をご用意ください。今回は以下の具材を用意しました。
材料(3~4人分)
このほか、玉ねぎや豆腐、油揚げ、えのき茸、まいたけ、キャベツ、大根、春菊、水菜、もやし、ささがきごぼうなどの具材もおすすめです。
スープの味つけは、鶏ガラスープと塩だけのシンプルであっさりしたものがよく合います。もちろんキムチを加えてピリッと辛みを効かせたり、豆乳をつかってまったりとしたコクを楽しんだりしてもOK。ほんの少しのごま油を加えて香りづけしたり、シンプルに水炊きにしてポン酢だれで楽しむのもおいしいですよ。お好みの味つけでアレンジしてみてくださいね。
餃子鍋の準備
餃子鍋の主役は、なんと言っても餃子です。
餃子作りは家族で親子で楽しめる一大イベント。お好みの包み方や形などでアレンジしながら自由な餃子作りを楽しめば、餃子鍋の楽しみも倍増します。
餃子の作り方についてはこちらの記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください。
餃子を作る時間がない場合は、市販の冷凍餃子を使うのがおすすめ。パックから取り出してそのまま鍋に入れるだけなので時短になりますし、手間もかからずおいしい餃子鍋を作れますよ。
具材のにんじんやしいたけは、写真のように飾り切りを施すといっそう華やかになります。こうしたちょっとした手間をかけると、シンプルな餃子鍋も特別感を増してくるから不思議。
ほかの野菜もそれぞれ食べやすい大きさにカットしておきましょう。長ねぎは3cmほどの長さで斜め切りに。ニラも3cm程度の長さに。しめじはいしづきを切り落とし、手でばらばらにほどき、白菜は4cm角程度の一口サイズにカットしておきます。
餃子鍋の準備が完了したら、いよいよ鍋を作っていきましょう。
餃子鍋の作り方
具材の準備さえできてしまえば、あとは具材を鍋に入れて加熱するだけなのでとても簡単です。
①具材を鍋に詰める
土鍋に、準備したすべての具材を詰め込みましょう。この時点ではまだ水や調味料を入れません。
野菜は加熱するとしんなりとしてボリュームが減りますので、遠慮せずたっぷりと詰め込みましょう。特に白菜などの葉野菜は水分が抜けてかさがかなり減るので、ぎゅうぎゅうに詰めるくらいがちょうどいいですよ。
にんじんやしいたけなど飾り切りを施したものは、写真のように最後に飾ると見栄えします。
②加熱する
鍋に具材を詰め込んだら、水、酒、鶏ガラスープの素、塩を全体に回しかけ、フタをして中火で加熱します。ほかの味のスープを楽しむ場合も手順は基本的に同じです。
豆乳や牛乳などをスープに使用する場合は、沸騰させないよう気をつけてください。豆乳や牛乳を沸騰させると変質し、たんぱく質と水分が分離して食味が落ちてしまいます。
③弱火で煮込む
土鍋の蒸気穴から蒸気が噴出してきたら弱火に落とし、そのままさらに5分ほど煮込んだら餃子鍋の完成です。あとはお好みのたれにつけてお召し上がりください。とろとろ食感の餃子は、ご飯のおかずにもお酒のお供にも最高です。
餃子鍋のおいしいアレンジ
今回は鶏ガラを効かせたシンプルなスープで作る餃子鍋をご紹介しましたが、ほかにもさまざまな楽しみ方があります。
先述したキムチ味や豆乳味、ゴマ油風味や水炊きのほか、おでんのように和風出汁を効かせたり、味噌を加えて味噌味を楽しんだりするのもおすすめ。カレー粉と固形ブイヨンを加えると子どもウケがいいカレー鍋も簡単に作れます。
また、つけだれもポン酢のほか、ゴマだれや柚子塩、柚子醤油などもおすすめ。コチュジャンとオイスターソースを混ぜたものに鍋のスープを加えて割った韓国風のつけだれや、豆板醤、ごま油、すり白ゴマ、オイスターソース、おろしにんにく、おろししょうがを混ぜた中華風のつけだれもおいしいですよ。いろいろなつけだれを試してみてくださいね。
餃子鍋で家族団らんを楽しもう
冬の食卓を豊かにしてくれる鍋料理。家族で一緒に餃子作りを楽しんだ日の夕食に、手作り餃子を使った餃子鍋を楽しめば、会話にもいっそう花が咲きます。
手づくり餃子鍋で、家族団らんの温かい食卓をお楽しみください。