お家で遊ぼう!
古今東西、老若男女を問わずたくさんの人に愛されているバニラアイスクリーム。
実はバニラアイスはおうちで簡単に作れるのをご存知ですか?
今回ご紹介するのは、「ご家庭でもっとも簡単に作れるバニラアイス」のレシピです。とても少ない材料で手軽に作れるので、ちょっとした時間に片手間で作ってみたり、お子さんと一緒に楽しみながら作ってみたりするのにおすすめ。
手作りアイスでおうち時間を楽しく過ごしましょう。
バニラアイス作りに使う材料
バニラアイス作りにはいくつかの方法がありますが、今回はご家庭で作れるもっともシンプルなレシピをご紹介します。
使う材料はいたってシンプル。以下の材料だけがあれば簡単にバニラアイスが作れます。
バニラエッセンスはバニラビーンズでも構いません。あるいはバニラの香りが不要であればエッセンスなしで作ることもできます。
また、生クリームは動物性のもので、ホイップしていないものを使用してください。
千葉県は全国トップレベルの牛乳生産県です。県内にはおよそ600戸の酪農家があり、3万頭にものぼる乳牛が飼育されています。牛乳の生産量は年間20トン前後で、生産量ランキングは全国第5位前後をキープ。牛乳の大量消費に恵まれた土地です。
上記のほか、卵黄を使ってバニラアイスを作ることもできます。卵黄を加えるとコクが出るほか、卵黄の色が付与されて発色がよくなるのが特徴です。
鶏卵もさかんな千葉県では、質のいい卵がたくさん出回っています。見た目と味にこだわりたい場合は、上記に1~3個分の卵黄を加えてみてください(使用する量はお好みで調整してください)。自分好みのこだわり卵を探して使用するのもいいでしょう。
バニラアイスクリームの作り方
最初に、100mlの牛乳を鍋に入れて弱火にかけます。温まってきたら砂糖を加えて溶かしましょう。
鍋を火にかける際は沸騰させないよう十分にご注意ください。沸騰させると牛乳の成分が分離しておいしくなくなってしまいます。
なお、このときにゼラチン50gを加えると、溶けにくいアイスクリームができます。お子さんがアイスを食べる場合などは、食べるのに時間がかかってアイスが溶けやすくなります。小さなお子さんがいるご家庭ではゼラチンを加えて作るのがいいでしょう。
さて、砂糖が溶けたら鍋をコンロからおろし、粗熱をとります。粗熱が取れた牛乳をすべてボウルに移し、そこに残りの牛乳と生クリーム、バニラエッセンスを加えて混ぜます。泡立て器でしっかり混ぜてから冷凍庫に入れて20分ほど冷やしましょう。
ちなみに、このときにボウルを冷やしながら泡立て器で10分以上混ぜ続けると、クリームが少しずつ固くなっていきソフトクリームになります。手動でソフトクリームを作るのは難しいので、ソフトクリームを作りたい場合は電動式の泡立て器を使いましょう。
冷凍庫で20分ほど冷やすと、ほんの少しアイスっぽく固まっているはずです。スプーンやスパチュラなどで底から返し、切るようにしてシャクシャクと混ぜてもう一度冷凍庫へ。
もしこの時点で泡立て器で混ぜられるくらい柔らかいようでしたら、再度泡立て器で混ぜるときめ細やかなで柔らかいアイスクリームになります。できるだけ空気をたくさん含ませると、食感の軽いおいしいアイスクリームになります。
再度20分ほど冷凍庫で冷やすとアイスクリームの完成です。スプーンなどですくいとって盛りつけてもいいですし、専用のアイスクリームディッシャーなどがあるときれいに盛りつけられるでしょう。
そのままお皿に盛りつけてもいいですし、専用のコーンなどに乗せてもそれっぽくなります。
今回はコーンフレークの上に手作りアイスクリームを乗せ、チョコレートソースをかけてみました。溶けてきたアイスがチョコと混ざり、コーンフロストにしみてきたときが最高においしいですね!
仕上げにシナモンパウダーを振りかけたりミントの葉を飾ってみたりなど、お好みでアレンジしてみてください。
グラスに盛りつけて手作りパフェを作ると、いっそう気分が高まりそうですね。
おうちで作る簡単パフェのレシピについては、こちらの記事を参考にしてください。
まとめ
今回は、おうちで作れるもっとも簡単かつシンプルなバニラアイスクリームの作り方をご紹介しました。子どもと一緒に作って楽しめるレシピですので、ぜひ食育の一環としてお楽しみください。
また、今回はバニラエッセンスを使ってバニラ風味にしましたが、ストロベリーシロップやチョコレートソース、インスタントコーヒー、抹茶などを使ってさまざまなフレーバーのアイスクリームを作ることもできます。味や色にバリエーションをつけると子どもも大喜び。
ぜひ我が家だけのオリジナルアイスクリーム作りに挑戦してみてください!