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身嗜 (みだしなみ) について

常識的で清楚な服装をしましょう。
仕事の出来る人はユニフォームが板に付く(よく似合う)といいます。

常識とは時代と共に変わりゆく物と思います。
最初は少数意見で異見と思われた事が、10人の内7~8人の意見となると、世間の常識として通用します。

ピアスやイヤリングを付けたり、長髪や髪を染る、他にもヒゲを生やしたり、指の爪を長くし派手な色づけをする事などが、現代の若い人々の間では当たり前になっています。しかし、一生に一度の家造りに取り組むお客様から見たときに、そのような姿での第一印象で大きな安心と信頼を得ることができるのでしょうか。お客様には常識的で清楚な服装と、美しい言葉遣いですがすがしく、誠実な印象を与えることが一番だと思います。

第一印象は最初の30秒~数分で決まります。
顔の表情、身嗜み、髪形、動作などの「視覚」からが55%、声の大きさ、トーン、イントネーションなどの「聴覚」からが38%の要素で決まるといいます。

「服装はどうでも、心は美しい」と自信のある方でも、第一印象が悪いと心の美しさをわかってもらうのに後に最初の10倍の努力が必要です。
第一印象の悪さで、ビジネスチャンスをフイにしていませんか?

また、事務所内での身だしなみにも注意してください。楽な服装やサンダル履き等は、病気やケガでやむをえない場合もあるでしょうが、お客様と面談時はただすことを忘れないで下さい。
原則として髪は染めないこと。但し、白髪染めについては認めるが、黒髪(地毛と同様の色)とすること。

 以下に一流ホテルの従業員における身だしなみの一部を示します。
男女ともヘアースタイルは耳を出し、お辞儀等をしても髪が乱れない事(手でいちいち髪を直すなどは失礼にあたります。)色は黒髪、イヤリング・ピアスは不可とします。指輪は結婚指輪のみ可。マニキュアは透明又は薄いピンクのみ可、とされています。一流のサービス提供に関わる人達には、一定基準以上の身嗜み(ビジネスマナー)が厳しく求められています。身嗜みの基本の一例ですので必ず身に付けましょう。