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葉のサイズで変わる、空間の印象―観葉植物とインテリアスタイルの関係―
2025.12.14 (日)
収納・インテリアコラム

室内にグリーンを取り入れると、空間に自然のやわらかさやあたたかみが生まれます。
しかし、同じ観葉植物でも「葉の大きさ」によって、インテリアの印象は大きく変わることをご存じでしょうか。
たとえば、北欧ナチュラルやフレンチシック、ナチュラルカントリーといった“かわいらしい”インテリアスタイルには、小ぶりな葉を持つ植物がよく合います。
細やかな葉が空間に軽やかさを生み、家具やファブリックの柔らかな色味とも調和します。
代表的なものとしては、アイビー、ベビーティアーズ、シュガーパインなど。
白やベージュの壁面に映えるよう、吊るしたり小さな鉢で飾ったりするのもおすすめです。

アイビー (AND PLANTS 様のサイトより画像をお借りしています。)
一方、モダン、インダストリアル、ホテルライク、ミッドセンチュリースタイルなど、“かっこいい”印象のインテリアには、大きな葉を持つ植物がよく映えます。
広がりのある葉は存在感があり、空間を引き締める効果があります。
たとえば、モンステラ、フィカス・ウンベラータなどは、シンプルなインテリアに立体感とダイナミズムをプラスしてくれます。
大型の鉢に合わせ、ソファの横や窓際などに配置すると、自然光と陰影のコントラストが空間をより印象的に演出します。

モンステラ (AND PLANTS 様のサイトより画像をお借りしています。)
観葉植物は、単なる装飾ではなく“インテリアの一部”。
家具や照明を選ぶように、スタイルに合わせた葉のサイズを意識することで、空間全体の完成度が高まります。
部屋のテイストを決める最後のひと押しとして、ぜひグリーンの選び方にもこだわってみてください。
収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 武士俣 奈名美
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