食卓の小さな名わき役「箸置き」の魅力

2022.08.30 (火)

収納・インテリアコラム

食器の中では少し存在感の薄い「箸置き」。

お店などで使う機会はあっても、家では来客時くらいしか使わない、というご家庭も多いのではないでしょうか。

でも実は「箸置き」には多くの魅力があるのです。

使って実感！箸置きの様々な魅力

・食卓のアクセントに

小さいながらも色や形で強めの存在感を与えることが出来るのが、箸置き。

今日は献立が少なめで食卓が寂しいなと感じた時、我が家では色や柄のはっきりした箸置きを使います。

「きちんと感」が出ると共に、箸置きのインパクトで、食卓の寂しさがごまかせます。（笑）

・季節やイベントを演出

季節ごと、イベントごとに器を揃えるのは大変ですが、箸置きならそれが簡単に叶います。

春は桜、秋は紅葉、お正月には羽子板など、季節やイベントに合った箸置きを置くだけで、一気に気分が高まります。

・コレクションを楽しむ

野菜や果物、花や動物、乗り物などなど、様々なモチーフがある箸置きは、コレクションにもぴったり。

私が住む九州は焼き物が盛んな土地なので、旅の途中、素敵な器に目を惹かれることもありますが、お皿などはもう十分すぎるほどに揃っています。

そこで自分へのお土産にぴったりなのが、箸置き。

持ち帰る時はコンパクトですし、使うたびに楽しかった旅の思い出が蘇ります。

箸置きには縁起の良いデザインがあしらわれたものも多くあります。

水引結びをアレンジしたもの、末広がりの富士山など、結婚祝いや、銀婚式など節目の贈り物にもぴったり。

いつまでもご夫婦仲良く一緒に食卓を囲んで下さい、というさりげないメッセージを込めて、箸置きを贈ってみてはいかがでしょうか。

箸を食器の上に置く「箸渡し」は、行儀のよくない行為と言われています。

普段から楽しみながら箸置きを使っていれば、いざかしこまった場所で食事となった時も、マナー違反を避けられます。

箸置きは１００円ショップでも販売されています。

ぜひ気軽に食卓に取り入れてみて下さいね。

収納とインテリアで暮らし最適化

株式会社アンジェ・リュクス　上野　友香子

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