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毎日のケアでニットのきれいをキープ
2023.03.18 (土)
収納・インテリアコラム
寒い季節に欠かせないニット類。
大切に扱っているつもりでも、型崩れや毛玉などのトラブルが起きやすい衣類です。
今回はニットのきれいを保つため、毎日取り入れたいケアについてお伝えします。
●ニットにも休息を
お気に入りのニットは出番が多くなりがちですが、一度着たら数日お休みさせてあげましょう。
着用後のニットは汗や外気などから生じた水分を含んでいます。
休ませることで繊維から湿気が抜け、倒れた繊維がふわりと起き上がります。
軽く畳んで風通しの良い場所に平置きをするか、薄手のニットでしたらハンガーにかけて陰干ししても大丈夫です。
ニットに適したハンガーのポイントは、厚みがあり、服がすべりにくい素材であることと、肩が丸いデザインであること。
袖は両肩にかけておくと、袖の重みによる型崩れを防ぐことが出来ます。
●毛玉予防に欠かせない洋服ブラシ
ニット最大の敵とも言えるのが、毛玉。
毛玉クリーナーなどで手入れをしても、なんとなく古びた印象になってしまいがちです。
毛玉をつくらないためには、ニットを休ませて繊維が起き上がる時間を作ってあげることと併せて、洋服ブラシを使ってケアすることが効果的。
脱いだニットを厚みのあるハンガーにかけて、まずはほこりを浮かせて取り除くため、繊維を起き上がらせるようにブラシをかけます。
続いて、先ほどとは反対方向に、繊維を寝かせるようにブラシをかけて、全体の生地の流れを整えます。
時間がない時は毛玉が出来やすい袖や脇などだけでも、必ずブラシをかけておきましょう。
最初は少し面倒に感じるかも知れませんが、毎回のブラッシングで驚くほど毛玉が出来にくくなります。
習慣化するためにも、洋服ブラシはすぐに手に取れる場所を定位置にしましょう。
我が家ではリビング階段の登り口にフックでかけておき、通りががかりに手に取れるようにしています。
洋服ブラシをかけることで、ホコリや軽い汚れなら落とすことが出来るので、洗濯の回数を減らし、ニットの寿命を伸ばすことにもつながります。
「休息」と「洋服ブラシ」を忘れずに、この冬はニットのきれいをキープして下さいね。
収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 上野 友香子
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