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「収納の寸法を決めるポイント」
2022.03.20 (日)
収納・インテリアコラム
新しく家を計画するとき、「収納が多い」ことを希望される方は少なくありません。あれもこれもしまい込めたら片づいた生活ができそう・・・。とはいえ、造り付けの収納が使いにくいという声もお聞きします。
そこで、今回は収納の寸法を決めるポイントをお伝えします。
●シングルの布団をストレスなくしまえるのは?
ベッド派の方でも来客用で準備されることも多いシングルサイズの布団。その収納として押入れを計画されるときに大切なのが壁の内側と内側の幅(内法)です。
※無印良品より画像をお借りしています。
三つ折りで収納される敷き布団のサイズは幅100cm×長さ210cmが一般的。いわゆる半間(内法約80cm)の幅では無理やり押し込むようなしまい方に・・・。
最低内法の幅110cmを目安に確保すると、ストレスなく仕舞えます。
また、扉の形状も大きなポイント。引違いの扉は間口の半分しか開きません。状況に合わせて開き戸や折れ戸など、間口が大きく開くものを選ぶのもおススメです。
●奥行を有効に使う
押入れと同じ奥行では深すぎて使いにくいのがクローゼット。こちらは内法約60cmあれば十分です。
奥までうまく使えない・・・というストレスもありません。
残りのスペースは壁を挟んだ部屋に本棚を設置したり、居室側を少し広くしたりできますね。
こんなふうに使いたい、これを保管する場所を確保したいなど収納に対するご要望は人それぞれです。
しまうものの形状や数などによって適した寸法も変わります。
生活スタイルや持ち物も含めて、わが家にあった収納をじっくり考える機会を確保したいですね。
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株式会社アンジェ・リュクス 大串広子
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