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「気になる実家のお片づけ【実践編②】」
2022.01.09 (日)
収納・インテリアコラム
3回に渡りお伝えしている『実家のお片づけ』。
自分の家の片づけとは少々違う点にお気づき頂けたかもしれません。
最後となる今回も、『実家』だからこそ気にしておきたいポイントをご紹介します。
要・不要の判断はお任せ
片づけをすすめていくと、使い道が不明のモノや壊れたモノに出会うことも。
『使えないのに…』『捨てたらいいのに…』と思っても、口にするのはグッと我慢。
代わりに、そのモノについての思いに耳を傾けてみるといいですね。
子どもの行事や予定を書き込んだ使用済のカレンダーは、私にとっては不要に見える品。
でも、母にとっては子育て時代を思い出す、手放しがたいモノでした。
見返す頻度は少ないものの、捨てられない…。それなら箱にまとめて押し入れへ。
大切なモノは大切に保管します。
モノの価値は持ち主にしかわかりません。
焦らず、寄り添いながら、要・不要の判断はお任せしましょう。
手放し方を提案
何でも気軽に手に入る現在と違い、不便な時代を過ごしてきたであろう親世代。
私たち以上に【捨てる】ことに敏感です。【不要】と判断しつつも、手放す方法に悩むことも。
『捨てるくらいなら、残しておく』では、スタートに逆戻りです。
【手放す】=【捨てる】だけではありません。
【売る】【譲る】【寄付する】などの選択肢を提示してあげると、視野が広がります。
私が使っていた30年前の傘を我が家で引き取ることに。
実家にあっても使うことはなく、でも捨てられなかった傘。
娘が使うことでよみがえる、と母も喜んで譲ってくれました。
時には思い出話に花を咲かせながら、時間をかけて少しずつ。
完了したら、定期的に見直しも。
コミュニケーションを図りながら、無理なく進めていくことでお互いの気持も穏やか。
いつまでも、親に健康でいてもらうためにも。二人三脚で取り組んでみませんか。
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株式会社アンジェ・リュクス 埋田麻実
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