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理想の住まいとは?満足できる家づくりにする6つのポイント
2022.03.18 (金)
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決して安くはない金額で注文住宅を購入するなら、自分たちの理想を最大限追及したいものです。しかし、人生に一度となるであろう家づくりは、そう簡単に事が進むとは限りません。見栄えはよくても、実際に暮らし始めると「もっとここをこうしておけばよかった」と後悔するケースも多々あります。
そこで今回は、「理想の住まい」とはそもそもどういった住まいなのか、理想の住まいに向けて話し合うべきポイント、おすすめの相談先を詳しく解説します。満足のいく家づくりを目指す人は、ぜひ参考にしてください。
目次
- 理想の住まいとは?
- 理想の住まいに向けて話し合うべき6つのポイント
- 夫婦・家族の将来の人生設計
- 住まいにかけられる予算
- 家を購入するスケジュール
- 理想の暮らし方が叶う間取り
- 住まいに求める性能
- 家を建てる場所や周辺環境
- 理想の住まいに関するおすすめの相談先
- まとめ
1.理想の住まいとは?
理想の住まいとは、いわゆる「自分たちのライフスタイルに合う住まい」です。家族構成や家族それぞれの生活の仕方、趣味や好みによって理想の住まいは大きく異なります。
そのため、モデルハウスや住宅展示場、SNSなどでよく見るおしゃれなマイホームをそっくりそのまま真似たとしても、必ずしも理想の住まいであるとは限りません。
また、理想の住まいに絶対的な答えもありません。家族全員が100%理想を詰め込んだ家づくりができるケースは少ないうえ、今後数十年にわたって暮らしやすい家かどうかも判断できないためです。
2.理想の住まいに向けて話し合うべき6つのポイント
理想の住まいに絶対的な答えはありませんが、家づくりを始める前に家族でしっかり話し合うことで、一人ひとりが最低限のこだわりを取り入れられます。理想の住まいに向けて話し合うべきポイントは、下記の6つです。
- 夫婦・家族の将来の人生設計
- 住まいにかけられる予算
- 家を購入するスケジュール
- 理想の暮らし方が叶う間取り
- 住まいに求める性能
- 家を建てる場所や周辺環境
ここからは、各ポイントの詳細を説明します。
2-1.夫婦・家族の将来の人生設計
自分たちにとって「理想の住まい」の形を考えるためには、人生設計を考えることがまず重要です。家づくりはつい間取りや空間デザインに重点を置いて考えてしまう傾向にあります。
しかし、夫婦や家族のライフスタイルは出産や育児、独立などの節目とともに変化することが一般的です。夫婦や家族の将来の人生設計を話し合って長期的な視点で家づくりを計画しなければ、たった数年間で住みづらい家となってしまう可能性があります。実際に、入居後数年後にリフォーム・リノベーション工事を行う家庭も珍しくありません。
そのため、理想の住まいに向けて話し合うときは、夫婦でお互い人生設計をイメージし、ある程度のライフプランニングを行いましょう。特に部屋数やリビング・キッチンスペースの広さは、子どもの有無や親と同居するかどうかなど条件が非常に異なります。作成したライフプランを基礎として、家づくりを進めることが重要です。
2-2.住まいにかけられる予算
家づくりの計画において、スムーズに進められなくなってしまう要因のよくある1つが予算オーバーです。「広い庭や駐車場がほしい」といった細かなこだわりを持っていても、住まいにかけられる予算が伴わなければ理想を叶えることはできません。
住宅を購入するときは多くの人が住宅ローンを借りることとなりますが、住宅ローンを借りる際は返済可能な限度額を考えるのではなく、無理なく返済できる金額を考えて住まいにかけられる予算を求めることが大切です。
また、住宅購入の際は建築費などの初期コストに重点を置く人も多くいますが、光熱費やメンテナンスといったランニングコストに目を向けることも忘れてはなりません。住まいにかけられる予算を考えるときは、このようにランニングコストなどの諸費用も見積もっておきましょう。
2-3.家を購入するスケジュール
家づくり(住宅購入の検討~住宅の引き渡し)には、約1年~1年半程度の期間を要することが一般的です。しかし、打ち合わせがスムーズに進まなかった場合はさらに伸びることもあります。
スケジュールをきちんと立てることで、入居日から逆算して段階的に行動を起こすことが可能です。
購入のスケジュールは、大まかな流れでも問題ありません。お金の流れやより具体的な流れについてのスケジュールは、ハウスメーカー・工務店に相談したあとに立てるほうがよい場合もあります。
2-4.理想の暮らし方が叶う間取り
家づくりを進める際は、自分が家でどのように暮らしたいのか、また家族がどのように過ごしてほしいのかを想像したうえで、理想が叶う間取りを検討することが大切です。間取りは失敗しやすい項目でもあるため、単純に今の自分が叶えたいデザインを盛り込むことはもちろん、将来的にも住みやすい環境を維持できる間取りであることを心がけましょう。
また、自分にとっての「理想の暮らし」が、家族全員の理想であるわけではありません。家族全員の希望をすべて詰め込むことは概ね不可能なため、家族全員でどうしても譲れない部分と妥協できる部分を話し合い、それぞれに優先順位を付けた上で、家族全員の理想を1つでも叶えられる間取りを考えることが大切です。また、間取りを決める際は家事動線・生活動線を意識することも忘れないでおきましょう。
2-5.住まいに求める性能
技術の進歩とともに、住宅に取り入れられる性能も向上しました。近年の住宅には、耐久性やバリアフリー構造はもちろん、省エネ・防犯・IoTに関する高性能な設備を取り入れることも可能です。
技術の進歩による性能の向上は著しく、見たことのない設備も多くあるでしょう。さらなる理想の暮らしを実現するためには、どのような住宅性能があるのかをきちんと情報収集したうえで、住まいに求める性能を考えることがおすすめです。
しかし、性能を上げれば上げるほどコストもかかるため、住まいにかけられる予算内でどのくらい性能にこだわるかといった点は、家族内でしっかり話し合うとよいでしょう。
2-6.家を建てる場所や周辺環境
家づくりにおいては、どのような家にするかといった点だけでなく、どのような土地・周辺環境に家を建てるかといった点も希望を洗い出すことが大切です。
土地を探すときは、単純に広さだけでなく周辺環境をチェックすることが欠かせません。交通や生活の利便性や、日当たり・風通しのよさ、さらに治安面・災害面など、細かなチェック項目は多岐にわたります。
住宅そのものの希望と同様、家を建てる場所や周辺環境においてもすべての希望を満たす場所は存在しないと言っても過言ではありません。そのため、家族全員の希望を洗い出し、優先順位を付けた上で探すとよいでしょう。
3.理想の住まいに関するおすすめの相談先
理想の住まいを叶える新築戸建て住宅の相談方法は、大きく分けて下記の3つがあります。
- 不動産会社への直接相談
- 不動産サービス事業者による住宅窓口での相談
- ハウスメーカー・工務店へ相談
不動産会社は、各エリアの土地・物件情報を幅広く保有する不動産売買の専門家です。「家を買いたいけど、まず何をどうしたらよいのかわからない」という人によく選ばれている人気の相談先ですが、あくまでも不動産売主や住宅メーカー・建築業者の仲介を行うため、コストがかかりやすい点がデメリットです。
そして不動産サービス事業者は、いわゆる不動産ポータルサイトを運営する会社を指します。不動産サービス事業者による住宅窓口での相談も、不動産会社への直接相談と同様の特徴があり、運営会社によっては対応範囲も異なる点に注意が必要です。
理想を最大限叶えられる注文住宅の購入を少しでも検討しているのであれば、ハウスメーカー・工務店が開催する家づくり相談会に参加するとよいでしょう。家づくり相談会であれば、住宅を1から作り上げるハウスメーカー・工務店へ理想の住まいに関する相談を直接行うことができます。
千葉県・茨城県で注文住宅を提供する「ワールドハウス」では、家づくり相談会(無料)を随時開催しています。理想の住まいを叶えたいという人は、ぜひワールドハウスのモデルハウスへご来場ください。
まとめ
理想の住まいとは、「自分たちのライフスタイルに合う住まい」です。しかし、理想の住まいに絶対的な答えはないため、家族全員が1つでもこだわりを取り入れられるよう、家づくりを始める前に家族でしっかり話し合う必要があります。
理想の住まいに向けて話し合うべきポイントは、主に「家族の人生設計・予算・住宅購入のスケジュール・間取りデザイン・性能・周辺環境」です。
また、理想の住まいに関するおすすめの相談先を探しているのであれば、ワールドハウスが開催する無料の家づくり相談会へぜひご参加ください。住宅のプロによるWeb相談会も随時開催しているため、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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