展示場の歩き方

Vol.3:見学のポイントは?
意外なメリットも!

コンセプトや構造、会社のこだわりが比較ポイント

総合展示場や単独展示場にモデルハウスを設けるハウスメーカーは数多くあります。自分に合ったハウスメーカーをみつけるには、住宅展示場ではどんな点を比較して見たらよいのだろうかという疑問がわきました。そこで、住宅展示場を見学する際のポイントについても聞いてみました。

新田:──住宅展示場に一人で行くとしたら、どこを見比べたらよいのかわからないのですが、、。見学のポイントを教えてください。

朝比奈:間取りやインテリアはどこのハウスメーカーでも、近いものができないことはないんです。それぞれのハウスメーカーによってコンセプトやこだわり、断熱性能や耐震性といった構造、提案力は違うので、それを比較していただければと思います。断熱性能は光熱費や住み心地に影響しますよ。

構造はハウスメーカーの比較ポイントの一つだそう。ワールドハウスでは国産ひのきを使用し、KJP外張断熱工法や防湿ベタ基礎断熱工法を用いて、高い耐久性と住み心地のよさを実現した住まいを提供しているそうです。

新田:モデルハウスのインテリアや間取りを見て、家づくりを頼むハウスメーカーを選んだらよいのかと思っていたので、この話にはビックリ。気に入ったモデルハウスと同じようなデザインを、他のハウスメーカーでもつくることが可能なんて驚きです。比較するべきなのは、構造や断熱性能など住まいの性能や、コンセプトだったとは知りませんでした。

朝比奈:自分が家づくりで求めるこだわりに寄り添ってくれるところを比較ポイントにされるとよいのではないでしょうか!

自分が住まいに対して求めることや担当者の対応も踏まえて、ハウスメーカーを選ぶとよいのかもしれませんね。

▲ワールドハウスのキャラクター「ひのきちゃん」。ワールドハウスのコンセプトは「地域密着」。本社から50㎞圏内が施工エリアで、アフターメンテナンスは365日即日対応を行っているそうです。何かあったときも安心ですね。

 あとがき

住宅展示場に対して、これまで漠然としたイメージしかなかったのですが、来てみたからこそわかることや体感できることがありました。いつか家を建てるときにマネしたいアイデアがたくさん浮かびました!
連載最後となる第4回では、住宅展示場の活用方法についてご紹介していきます!

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