戸建てで楽しむ趣味ライフ
皆さんは、キャンプなどのアウトドアでメスティンを活用していますか?
メスティンとは、お弁当箱のような形をしたアルミ製の飯盒(はんごう)のこと。キャンプで定番の調理器具の一つです。
焼き物、煮物、揚げ物など、さまざまな料理に活用できる便利なメスティン。
今回は、主食としてはもちろん、おやつやおつまみにも最適な「マカロニサルサ」のレシピをご紹介します。
オンシーズンの暑い中でタバスコが効いたマカロニサルサをビールとともに楽しむのもいいですが、秋から冬にかけた涼しい季節にもぴったりの料理なので、ぜひ次のキャンプで試してみてくださいね。
材料(1~2人分)
マカロニサルサに使う材料は以下の通りです。
今回使用したメスティンは、トランギア製の通常サイズ(TR-210)です。ラージサイズ(TR-209)を使えば3~4人前程度まで対応できます。その場合は材料を1.5~2倍にして調整してくださいね。
ちなみに「サルサ」とは、主にメキシコでよく食べられている「トマトと唐辛子を主な材料とした辛くて赤いソース」のことです。
「サルサ」を直訳すると「ソース」という意味で、トマトと唐辛子主体のソースは正確には「サルサ・ロハ(Salsa roja=赤いソース)」といいます。
今回作るのは、このサルサ・ロハにマカロニと卵を加えたレシピです。そのままスプーンで食べてもおいしいですが、トルティーヤチップスと一緒に食べてもおいしいですよ。
作り方
それではさっそく作っていきましょう!
今回は熱源にシングルバーナーを使って作ります。焦げやすい料理なので、炭火などで調理する時は熱源との距離に気を付けてくださいね。炭火や焚き火で調理する場合は、熾火の遠火で調理するのがおすすめです。
①マカロニを茹でる
まずはメスティンに8割ほどの水と塩(どちらも分量外)を入れてお湯を沸かします。お湯が沸いたらマカロニを入れて茹でましょう。
早茹でのマカロニは柔らかくなりすぎたり、塩味が十分に入らなかったりするので、普通のマカロニ(茹で時間8~13分程度のもの)を使うのがポイント。
たまに混ぜながら茹でると、ムラなく茹で上がりますよ。途中で水気がなくなりそうな場合は、50ml程度の水を適宜加えながら茹でてください。
②野菜を刻む
マカロニを茹でている間に野菜をカットしておきましょう。
セロリ、トマト、たまねぎ、ピーマン、パクチーをすべて粗みじん切りにします。アボカドはダイスカットに。
パクチーの葉っぱの一部を、最後の飾りつけ用にとっておきましょう。
また、にんにくはできれば生のにんにくをすりおろして使いたいところですが、にんにくチューブでもOK。レモン果汁もフレッシュレモンを絞るのが理想ですが、こちらも出来合いのものを使ってもかまいません。
ハーブ類はバジルやタイム、チャイブ、パセリなどがおすすめ。どんなハーブとも相性がいい料理なので、お好みのハーブを使って自由にアレンジしてみてくださいね。もちろんハーブを入れなくてもおいしいですよ。
③卵を入れる
マカロニが茹で上がる2分前に、マカロニの上に卵を落とし、このまま2分間さらにマカロニを茹でます。卵は混ぜずにマカロニの上に落とすだけです。
水が少なくなってくると、写真のように泡が立ってきます。マカロニが茹で上がるタイミングでちょうど水気がなくなるのが理想的なので、ここからはもう水を足さないようにしましょう。
水が少なくなりすぎてマカロニが「チリチリ」と焦げるような音がする場合は、大さじ2程度の水を加える程度に留めてくださいね。この辺の水加減の調整が腕の見せ所です。
規定の茹で時間を過ぎても水気が多い場合は、強火にかけてできるだけ早く蒸発させるか、余分なお湯を捨てて1g程度の塩を加えましょう。
④すべての材料を加える
マカロニが茹で上がったら、すべての材料をメスティンの中に投入してよく混ぜましょう。
塩の加減やタバスコの量は、味を見ながらお好みに調整してくださいね。チーズが溶けて全体に絡んだら、仕上げにとっておいたパクチーの葉を散らして完成!
黄身が半熟状態の卵がチーズとともに全体に絡み、思わずうなってしまうおいしさですよ。
季節を問わずに楽しめるマカロニサルサ
今回ご紹介したマカロニサルサは、料理初心者でも簡単に作れる上に、季節を問わずに楽しめるのがポイントです。
夏のアウトドアでビールと一緒に楽しんでもいいですし、秋から冬の涼しい時期に暖を取りながら食べるマカロニサルサも最高。キャンプ、バーベキュー、家族でのアウトドアランチなど、さまざまなシーンで気軽に楽しめますよ。
当マガジンでは、今後もメスティンを使ったレシピを配信予定です。お楽しみに!