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腸活に最適な発酵食品
自家製キムチの作り方

アレンジやオリジナルも可能!おいしい本格キムチのレシピを紹介

家族の日々の健康を支える「食事」。

毎日の食事は、家族の未来の健康を作る大切な行為です。できるだけ体にいいものを食べたいですよね。

今回ご紹介するのは、健康にいいだけでなく美容にも貢献する韓国発のスーパーフード「キムチ」の作り方です。

余計な添加物の入っていない自家製ならではのおいしい本格キムチは、ダイエットや腸活にも最適ですよ。

実は簡単に作れる本格キムチ

発酵食品は自分で作るのが難しいイメージがあるかもしれませんが、実はキムチを作るのはとても簡単です。

「せっかくなら本場の味を楽しみたい!」と思うなら、韓国産のキムチ用の唐辛子や、本場のキムチ作りで使われているイワシエキスやカナリエキス(イカナゴエキス)、アミの塩辛などを使うといいでしょう。

すべてインターネット通販で手軽に購入できるから便利です。

キムチ用の唐辛子は細かいものよりも粗びきがいいとされていますが、本場の材料にこだわらないのであればもちろん国産の唐辛子やナンプラーなどを使用してもかまいません。

アミの塩辛の代わりにイカの塩辛などを使うケースもあり、本場韓国でも家庭により使用する材料が違うため、各家庭の工夫で多様な味が楽しめます。自分だけのオリジナルレシピを研究するのも楽しそうですね。

今回は本場の材料を使い、オーソドックスなキムチの作り方をご紹介します。

キムチ作りに使う材料

今回使用する材料は以下の通りです。

  • 白菜…4玉
  • 塩…300g程度
  • にんにく…5個
  • 唐辛子…500g
  • カナリエキス…400ml
  • アミの塩辛…大さじ8
  • 白玉粉…100g
  • 水…800ml
  • きび砂糖…500g
  • 梨…2個

カナリエキスはイワシエキスやナンプラーなどで代用してもかまいません。白玉粉も上新粉や小麦粉などで代用できます。アミの塩辛の代わりにイカの塩辛など魚介塩辛を使ってもOK。

このほか、お好みで玉ねぎやにんじんの千切り、ニラや小ねぎなどを加えてもいいでしょう。お好みでアレンジしてくださいね。

自家製キムチの作り方

キムチ作りの材料を用意したら、さっそくキムチを作っていきましょう。手順は次の通りです。

①白菜を塩漬けにする
②白菜の水気を切る
③キムチのりを作る
④ヤンニョムを作る
⑤キムチの素を白菜に塗って漬ける

キムチのりは、白玉粉と水を合わせてとろとろになるまで加熱したものです。ヤンニョムと合わせることでキムチの素が白菜に絡みやすくなるほか、キムチの発酵を促す効果があります。

ヤンニョムは日本語で「合わせ調味料」のこと。唐辛子やにんにく、砂糖などを合わせたキムチの素を指します。

白菜を塩漬けにする

最初にすべての白菜を4等分にカットします。お好みで2等分、8等分にカットしてもかまいませんが、4等分が扱いやすくちょうどいいと思います。

カットした白菜に塩を塗りましょう。塩の分量は適当でかまいません。葉と葉の間にも塩が行き渡るようにできるだけていねいに擦りこみましょう。

全体に塩を塗ったら、大きなボウルや桶などに入れて一晩置いておきましょう。

ほこりやチリの混入予防のほか、白菜から出た水が周りを汚さないよう、大きめのビニール袋などに包んで置いておくのがおすすめです。

白菜の水気を切る

白菜から十分に水が出たら水を捨てて、容器の底にざるなどを敷いてさらに一晩置いておきます。こうすることで白菜の余分な水がきれいに切れます。

容器の底にたまった水に白菜が浸からないよう、ざるの位置を上手に調整してくださいね。

キムチのりを作る

鍋に白玉粉と水を入れ、よく混ぜながら中火で加熱します。とろみがついてきたら弱火に落とし、焦げないよう底からよく混ぜながらさらに2分ほど加熱したら、キムチのりの完成です。

ヤンニョムを作る

ボウルに唐辛子、カナリエキス、アミの塩辛、きび砂糖、すりおろしにんにく、すりおろした梨、キムチのりを入れてよく混ぜます。にんにくは全部で5個使います。5片ではなく5個ですのでご注意ください。にんにくが苦手な方は分量を減らして調整してくださいね。

なお、キムチのりは冷めてから加えましょう。熱いまま使うと、唐辛子の風味が変わってしまったり塩辛が変質したりする原因になります。

また、唐辛子は非常に刺激が強いため、作業の際は手袋とマスクを装着するのがおすすめ。もしあれば防護めがねも装着しましょう。

ヤンニョムを白菜に塗って漬ける

ヤンニョムをできるだけまんべんなく白菜に塗ります。白菜の葉一枚一枚の中にもしっかり塗り込んでいきましょう。ヤンニョムをまんべんなく塗ることでキムチの腐敗を防ぎ、発酵を促すことができます。

あとは漬物樽などに移して寝かせるだけ。この時点で食べられますが、時間がたつにつれて発酵が進んで乳酸菌が増え、酸味が増していきます。風味の変化を楽しみましょう。

ちなみに唐辛子の色が容器に移ると落ちなくなる可能性があるので、漬物用のビニール袋などに入れて保存するのがおすすめです。

これで自家製キムチの完成。おいしいキムチをいつでも好きなときに楽しめますよ。

唐辛子は保存効果が高いため、本場韓国ではキムチを保存食として半年かけて消費する家庭も少なくありません。基本的に腐敗しにくい食品ですが、できるだけ早めに食べるようにしましょう。

自家製キムチで食卓を豊かに

キムチは、健康的な暮らしに貢献する発酵食品です。

しかも自家製だと余計な添加物を入れずに自分好みにアレンジできるので、ご飯のおかず、鍋の具材、おつまみになどさまざまな場面で重宝します。

今回は自宅で簡単に作れる自家製キムチの作り方をご紹介しました。

無添加のおいしい自家製キムチを食べて、腸活、ダイエット、豊かな食卓を贅沢に実現しちゃいましょう!

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