お家で遊ぼう!

7歳から遊べるカードゲーム
「UNO」で家族団らんを楽しもう

戦略を立てて逆転も!エキサイティングなカードゲーム

世界的に人気があるカードゲーム「UNO(ウノ)」。

皆さんも一度は遊んだことがあるのではないでしょうか?

最近、7歳になった息子がUNOに興味を持ち、我が家で初めてのUNOを導入しました。

実は筆者は一度もUNOで遊んだことがなかったため、息子と一緒に人生初のUNOデビューということになります。

今回は、初めてUNOで遊ぶ方にもわかりやすい「UNOの遊び方とルール」をご紹介します。

UNOのルール

UNOのカードは赤、青、黄、緑の4種類に分かれています。それぞれ0が1枚と1~9までのカードが2枚ずつの19枚1組が4セット(全色合計76枚)の数字カードと、3種類の記号カードが2枚ずつの計6枚(全色合計24枚)のほか、どの色にも属さないワイルドカードが合計9枚、自分の好きなルールを書き込んで使える白いワイルドが3枚の計112枚です。

  • 数字カード…19枚×4色分(合計76枚)
  • 記号カード…3種類×2枚ずつ×4色分(合計24枚)
  • ワイルドカード…9枚
  • 白いワイルド…3枚

UNOの対象年齢は7歳以上で、小学校1年生の子も楽しく遊べるシンプルなルールが特徴です。プレイ人数は2~10人までなので、大人数のパーティはもちろん、家族団らんにもうってつけ。

遊ぶ前にはカードをよくシャッフルし、プレイヤー全員に7枚ずつカードを配ります。残りのカードは山札として積んでおきます。

山札の一番上をめくって隣りに置いたカードは「場のカード」と呼びます。場のカードと同じ色もしくは同じ数字の手持ちのカードを順番に捨てていき、最後の1枚になったら「UNO!」とコール。一番早く手持ちのカードがなくなった人が勝者となります。

なお、公式ルールでは、手持ちのカードを出し切って上がった人が、ほかの人の残りの手持ちカードの合計点数を自分の得点として計算し、最初に500点を獲得した人が勝者となります。点数の数え方は以下の通りです。

  • 数字カード…数字通りの点数
  • 記号カード…20点
  • ワイルドカード…50点

場のカードにマッチするカードが手持ちになく、捨てられるカードがない場合は、山札からカードを1枚引きます。マッチするカードを引いた場合は引いたカードをすぐに捨てることができますが、カードを捨てず戦略的にストックすることもできます。

数字や色だけでなく、記号カードやワイルドカードを使って有利に展開するなど、戦略性の高いカードゲームです。

次項では、それぞれのカードの役割や効果を解説します。

UNOのカードの種類と役割

UNOはいくつかの種類のカードで構成されています。それぞれのカードの役割や効果を理解しておくと、より戦略性の高い遊び方ができてエキサイティングです。

もし記号カードやワイルドカードを使いこなすのが難しければ、これらのカードを除外して遊んでもかまいません。

数字カード

0が1枚、1~9が2枚ずつの19枚ワンセットで構成されています。数字ごとの役割や効果は特にありません。場のカードと同じ色もしくは同じ数字のカードを捨てることができます。

記号カード「ドロー2」

記号カードは、場のカードと色が同じ場合に手持ちのカードから捨てることができます。ドロー2を捨てたプレイヤーの次の番のプレイヤーは、山札から2枚のカードを引かなければなりません。引いたカードが場のカードとマッチしても捨てることはできず、その次のプレイヤーに順番が移ります。

記号カード「リバース」

リバースは、プレイヤーの順番が逆になります。誰かがリバースを捨てたら、時計回りが反時計回りに、反時計回りは時計回りになるといった具合です。

記号カード「スキップ」

スキップを捨てた次のプレイヤーは一回休みとなり、カードを引くことも捨てることもできません。

ワイルドカード「ワイルドドロー」

ワイルドカードは、場のカードの色や数字にかかわらず、いつでも好きなときに捨てることができます。また、ワイルドカードを捨てたプレイヤーは好きな色を宣言し、次のプレイヤーが捨てるカードの色を指定することができます。

ワイルドカード「シャッフルワイルド」

場のカードの色や数字にかかわらず捨てることができます。

ワイルドシャッフルを捨てたプレイヤーは全プレイヤーのカードをすべて回収し、シャッフルしてから1枚ずつ順番に配り直します。最後に色を宣言してゲームを再開します。

ワイルドカード「ワイルドドロー4」

ワイルドドロー4は、場のカードの色や数字にかかわらず捨てられますが、ほかに捨てられるカードがある場合は捨てられません。

ワイルドドロー4を捨てたプレイヤーの次のプレイヤーは山札から4枚のカードを引き、そのまま次のプレイヤーに順番が移ります。ワイルドドロー4を捨てたプレイヤーは好きな色を宣言するのを忘れずに。

ワイルドカード「白いワイルド」

好きなルールを書き込んで使うカードです。ゲームを始める前に鉛筆でルールを書き込んでおきましょう。公式では以下のようなルールがおすすめされています。

  • 次の人はカードに指示された色のカードが出るまで山札からカードを引く。
  • 自分以外のプレイヤーは手持ちのワイルドカードをすべて捨てる。
  • 次のプレイヤーに捨てられるカードがない場合は山札から3枚引く。
  • 自分がもう1枚捨てられる。
  • 次の人は手持ちのカードが7枚になるまで山札からカードを引く(もしくは捨てる)。

このカードを捨てたプレイヤーは好きな色を宣言します。

UNOの遊び方

それでは実際にUNOで遊ぶ様子をご紹介します。遊ぶ前にすべてのカードをよくシャッフルしておきましょう。今回は筆者の私と小学一年生の息子の2人でプレイします。カードをシャッフルし、それぞれに7枚ずつのカードを配り、山札を置いたら準備完了です。

手持ちのカードは、ほかのプレイヤーに見えないように気を付けましょう。今回は読者の皆さんにわかりやすいよう、筆者のカードのみオープンにしてプレイします。

準備が完了したら、山札の一番上から1枚だけカードを引き、表にして山札の隣りに置きます。これが場のカードです。

なお、今回は筆者がホストとしてカードをシャッフルして配ったので、最初にカードを捨てるのは息子です。

緑色の5が場のカードに出ました。息子が捨てられるのは、緑色のカードか5の数字カード、もしくはワイルドカードです。

息子が緑色の8を捨てました。これに対し筆者が対応できる手持ちカードは緑色のカードだけです。緑の3,緑の4、緑の7が選択肢としてあります。

緑色の3を捨てて様子を見てみましょう。

息子がワイルドを捨てて青をコールしました。筆者が捨てられるのは青のスキップと青の0だけです。

青の0を捨てました。

息子が青の9を捨てました。筆者の手持ちには数字の9がないので、出せるのは青のスキップだけです。

スキップを捨てたので息子は一回休みとなり、もう一度筆者のターンです。しかし青色のカードがなく捨てられるカードがないため、山札から1枚引きます。

黄色の6を引きましたが、場のカードにマッチしないのでそのまま手持ちのカードとしてストックします。次は息子がカードを捨てる番です。

息子が青の8を捨てました。またしても捨てられるカードがないので山札から1枚引きます。

引いたのは黄色の7です。場のカードにマッチしないのでこのままストックします。

息子が再びワイルドを出しました。ワイルドカードを2枚も持っていたなんて…!しかし運よく黄色をコールする息子。幸い筆者の手持ちカードには黄色が多いので助かります。

まずは黄色の7を捨てました。

黄色の8で応じて「UNO!」と宣言する息子。筆者の手持ちには黄色のカード以外にマッチするカードがありません。つまり黄色カードを出すしかない状況です。もし息子が持っている最後の1枚が黄色だったら、筆者の負けということになります。

黄色のカードを出すのを避けるには、赤か青、緑の8かワイルドカードを引き当てるまで山札からカードを引き続けるしかありません。でも、それだと手持ちのカードが多くなり、勝率が下がってしまいます。

ええい、息子の最後の1枚が黄色じゃないことに賭け、思い切って勝負してみましょう!

黄色の6を捨てた筆者。

そして黄色の5を捨てて上がる息子。

見事に筆者の一本負けです。

以上が、UNOの簡単な流れです。人数が増えれば増えるほど白熱して盛り上がること間違いなしですよ。

家族でUNOを楽しもう!

世界的に親しまれている人気のカードゲーム「UNO」。

本記事では、UNOのルールと遊び方を初めての方にもわかりやすく解説しました。

UNOは7歳から遊べるシンプルなゲームなので、小さなお子さんがいるご家庭の家族団らんに最適なカードゲームです。

ぜひ本記事を参考に、家族団らんの楽しい時間をお過ごしください。

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