千葉グルメを味わう
養鶏がさかんな千葉県では、おいしい卵が流通しています。
料理をはじめ、お菓子作りやケーキ作りに卵を使う方も多いでしょう。特にユッケや丼などは、卵黄を一つ落とすとコクが増して味わい深くなりますよね。
一方、「卵白があまってしまった……どうやって消費しよう?」と頭を抱える人も多いのではないでしょうか。
今回は、あまってしまった卵白を消費するためのレシピを3つご紹介します。
そもそも卵白ってどのくらい栄養があるの?
食物繊維とビタミンC以外のすべての栄養成分を含んでいる卵は、「完全栄養食品」と呼ばれています。特に卵黄はタンパク質が豊富で、体に必要な必須アミノ酸をすべて含んでいるのです。
さらに卵黄はビタミン群が豊富で、記憶力の向上や認知症予防などに効果があるとされている「コリン」というビタミン様栄養素も含まれています。
一方、卵白に含まれる栄養素はたんぱく質が主です。
代謝を促すビタミンBも豊富ですが、脂質はほとんどなく、何より低カロリーでヘルシーなのが特徴。100gあたりのカロリーは卵黄が387kcalなのに対し、卵白ではなんとたったの47kcalなんですよ。
つまり卵白は、とても優秀なダイエット食品なんです。
とはいえ、ダイエットがしたいからといって卵白ばかり食べていては、体に必要な栄養を十分に摂取できません。野菜などと組み合わせてバランスよく栄養を摂取することが大切です。
卵白の上手な使い方
あまった卵白を使い切ろうと思ったとき、クッキーやケーキの生地に使うことを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
でも、クッキー作りやケーキ作りは時間や手間がかかるので、気軽に取り組めるイメージがありませんよね。また、せっかく食べるなら、肉や野菜、魚などと組み合わせてバランスよく栄養を摂取したいと思っている方も多いはず。
そこで本記事では、手軽に作れる簡単な料理向けの卵白レシピをご紹介します。
卵白があまってしまって途方に暮れている方は、本記事を参考に卵白を有効活用してください。
卵白の活用レシピ3選
それではさっそく、卵白を有効活用するためのレシピをご紹介します。いずれも作業時間は10分程度。お手軽簡単に作れる料理ばかりですので、料理が苦手な方もぜひチャレンジしてみてください。
卵白たっぷりオープンオムレツ
卵白で作る洋風オムレツです。もちろん卵黄を一緒に使って作っても構いません。ちなみに具材にじゃがいもが入るのはスパニッシュオムレツ。じゃがいもが入っていないものがオープンオムレツと呼ばれています。
【材料(3~4人分)】
【作り方】
【ポイント】
具材はお好みでアレンジしてください。また、オーブンを使って調理する場合は、オイルを引いたスキレットにすべての具材を入れ、200℃で25分ほど焼きます。その際はピザ用チーズを振りかけてから焼くといっそうおいしいですよ。
卵白と豆腐のヘルシーそぼろ丼
卵白と豆腐だけで作るヘルシーなそぼろを使った、ダイエットに最適な高たんぱく質低脂肪の丼です。
【材料(2~3人分)】
【作り方】
【ポイント】
桜でんぶを使って2色そぼろ丼などにアレンジすることもできます。しっかりと水分を飛ばせば冷蔵庫で1週間ほど保存がきくので、卵白を大量消費しやすいレシピです。
白身魚の塩釜焼き
塩釜を使ったダイナミックな料理です。作るのが簡単なわりには見た目にインパクトがあるので、おもてなしやお祝いの席などでテーブルを華やかに演出するのにおすすめです。
【材料(2~4人分)】
【作り方】
【ポイント】
焼いた塩釜は固くなるので、ハンマーや包丁の柄など硬いものを使って叩き割ってください。また、魚を長時間塩釜に入れておくと塩辛くなってしまうので、塩釜で包むのは焼く直前に。焼いた後もできるだけ早めに食べるようにしましょう。
あまった卵白をむだなく使おう!
今回は、あまった卵白を賢く使い切るためのおすすめレシピを3つご紹介しました。
卵白は栄養価が高くとてもヘルシーなので、ダイエットにおすすめです。
本記事のレシピを参考に、あまった卵白をむだなく活用してくださいね。