お家で遊ぼう!
ガーランドは室内をパッと明るい雰囲気にしてくれる装飾アイテム。子どものお誕生日会やホームパーティーで壁やドアにちょっとしたガーランドを飾り付けてあると、気分も盛り上がります。
今回は、折り紙やラッピングペーパーを利用する簡単なガーランドの作り方をご紹介します!
紙を使えばガーランド作りは簡単!
ガーランドという言葉には栄誉や勝利といった意味があり、古くは人の頭や首にかけられる花輪を指していたようです。
現在は、ガーランドといえば室内を飾るインテリアアイテムとして広く知られています。見た目のよいオーナメントを紐などで連ねた形になっているのが一般的です。
布や紙、ドライフラワー、写真などさまざまな素材を利用できて自由度の高いガーランドは、手作りするのも人気。
特に紙は扱いやすく、最近は100均などでも両面印刷やかわいい柄の折り紙、ラッピングペーパーが入手できます。子どもが見栄えのするガーランドを手作りするのも簡単ですよ。
ホームパーティーでパパママが料理や掃除の準備をしているあいだに、子どもに部屋の飾り付けをお任せしてもいいですね。
難易度の低いものからちょっとしたコツが必要なものまで、3種類のガーランドの作り方をご紹介していきますので、インテリアや飾りたいスペースに合うタイプにチャレンジしてみてください。
ガーランド作りに必要な材料と道具
A:折り紙、包装紙
B:紐(麻紐・ラフィア・ヘンプなど)
C:のり
D:セロテープ
E:両面テープ
F:筆記具
G:ハサミもしくはカッター
H:定規
素材となる折り紙・包装紙と紐を用意すれば、あとは一般的な文房具ですべて揃います。
ハサミとカッターは使いやすい方でかまいません。のりやテープも全部必要なわけではなく、要は紙を接着できればよいので、家にあるもので臨機応変に作りましょう。
ガーランドの作り方1:定番のフラッグ
ガーランドといえばこの形を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。まずは定番のフラッグガーランドを作成していきましょう。使用する紙は一辺15cmの両面折り紙です。
1.フラッグの形を作る
折り紙は表にしたい方を下に向けて置きます。
①折り紙をまず斜めにたたみ、対角線の折り目を付けます。対角線の角から15cmの位置に印(赤丸)を入れましょう。印から2つの角に向けて線を引きます(緑の線)。慣れたら、線を引かなくても作成可能ですよ。
②次に、印(赤丸)を通るライン(青い線)で、角を折りたたみます。角が対角線上にくるようにたたむと、きれいな直角二等辺三角形ができます。
③折り目に沿って、写真のような形に折り紙をカットしましょう。
④緑の線から1cmほどずれたところで折りたたみます。
表から見ると小さな三角形が両側から出ているので、切って取り除きます(赤い線)。
2枚目からは、1枚目でカットした直角二等辺三角形をのせると、線を引かなくてもカットラインがわかります。
2.麻紐に取り付ける
フラッグがたくさん作れたら、あとは麻紐に取り付けていくだけ。折り目のところで紐を挟むようにして、重なった部分をのりで貼り付けましょう。
全部取り付けられたら完成です!
ガーランドの作り方2:かわいいリボン
お部屋をかわいらしいインテリアでまとめているのなら、リボンタイプのガーランドが似合います。女の子のイベントにもおすすめです。
①向かい合う辺を重ねるように折り紙を1回たたんで折り目を付けます。一旦開いたら今度は別の向かい合う辺を重ねるように半分に折り、同じ方向にもう1回折りたたみましょう。折り紙を開いて、折り目に沿って4つにカットします。
②縦長になった折り紙の端の片側を縦半分に折り、更に短辺を片方の長辺に重ねるように折りたたみましょう。小さな二等辺三角形ができています。
③折ったところを開くと、逆M字型に折り目が入っているので、縦半分にたたんだあと、折り目のところでカットしましょう。
④ラフィアを挟み込むようにして、のりづけをします。
好みの分だけ取り付けて、完成です!
ガーランドの作り方3:立体ラッキースター
最後に、立体の星を作ってつなげていくガーランドの作り方を見ていきましょう。
立体の星はラッキースターと呼ばれていて、ガーランド以外の用途にもよく使われています。小さな星型は、クリスマスや七夕などのイベントにもピッタリですね。
以下の作成では幅53cmのラッピングペーパーを使用していますが、サイズが違っていても作れます。
1.ラッピングペーパーをカットする
ラッピングペーパーの幅53cmはそのまま生かし、2cmごとに細長くカットしていきます。今回は白とグリーン12個ずつ作っていくので、全部で24本切りました。取り付け用に1cmサイズも1本ずつカットしておきます。
2.五角形を作る
では、カットした細長い紙でラッキースターを作りましょう。
①細長い紙の端の方で、紙同士が斜めに交差するように輪を作ります。このとき、柄のある表が輪の外側になるようにしておきます。
②短い方の端を輪の中に差し込みましょう。
③両側をゆっくり引っ張りながら輪をたたむと、紙の重なったところが五角形になっています。短い方の端を、青い線で山折りにします。
④五角形の辺に合わせて余分なところをカットし、最初に作った輪の内側に差し込んでください。
⑤次に長い方を折りたたんでいきましょう。表になる(柄のある)方が外側になるよう、そして常に五角形の辺に沿うようにたたんでいくのがポイントです。
⑥折り目も紙の端も五角形の辺に合わせます。
⑦1回折ったら全体を裏返しましょう。
⑧同じ要領で、紙がなくなるまで五角形に巻き付けるようにします。
⑨紙の端までたためたら、最後の部分を五角形の辺に合わせて折り返し、折り目を付けます。
⑩折り目のところでカット。
⑪紙の端を前回巻き付けたところに差し込みます。
⑫五角形ができあがりました。
3.立体のラッキースターにする
五角形ができたら、それぞれの辺の中央(赤い三角形の部分)を爪で内側に押し込むようにします。1カ所を一度に押し込むのではなく、5カ所を順番に少しずつ力を入れていくのがコツです。
中に空気が入ってふくらむのに合わせ、徐々に立体的な形に整えていきましょう。
4.ヘンプに取り付ける
ラッキースターの数が揃ったら、ヘンプに取り付けていきましょう。まずラッキースターの配置をおおまかに決めておき、位置に合わせ横のヘンプに縦のヘンプを結び付けます。
1cmサイズでカットしておいたラッピングペーパーに両面テープを貼り付け、2cmごとにカット。取り付け用に使います。
両面テープの保護シートを外したら、縦のヘンプにラッキースターを1つずつ取り付けましょう。
余分なヘンプを切って完成です。
まとめ
折り紙やラッピングペーパーなど、身近な紙を使うガーランドの作り方をご紹介しました。紙なら、季節やイベントに合うカラーや柄も容易に揃えることができます。
また、紙やのり、ハサミなどの扱いは子どもも図画工作などで慣れているので、要領を得さえすればスムーズに作れるでしょう。
ガーランドで飾ったイベント感満載のお部屋で、ゲストとの会話もいつも以上に弾むかもしれませんね!