千葉グルメを味わう
養鶏がさかんな千葉県では、おいしい鶏肉が市場に流通しています。スーパーなどで買い物をしていると、地元の銘柄鶏を見かけることも少なくありませんよね。
今回ご紹介するのは、そんな鶏肉を使って作る、自家製タンドリーチキンのレシピです。
鶏肉をカットして専用のたれに漬け込むだけで、しっとり柔らかいタンドリーチキンができますよ。ご飯のおかずやお酒のおつまみ、子どものおやつにもうってつけ。明日の夕食の一品にいかがですか?
タンドリーチキンとは
タンドリーチキンはインド発祥の料理で、ヨーグルトと各種スパイスを合わせた調味だれに鶏肉を漬け込み、ナンなどを焼く“タンドール”という円筒状の土窯で焼き上げたものです。タンドールで焼くのでタンドリーチキン、またはタンドーリチキンといいます。
インドカレーをはじめスパイスを豊富に使うインド料理は、消化によく血行を促す作用があるので寒い季節にぴったり。
ご自宅にタンドールがあるご家庭はそうそうないと思いますので、今回はフライパンを使って再現します。インドカレーと一緒に食卓に出すと、いっそう気分が高まりますよ。
材料(1~2人分)
※各種パウダーがなければ、カレー粉やガラムマサラだけでも構いません。その場合は大さじ1~2程度の量を使いましょう。また、各種スパイスの分量はお好みでアレンジしても構いませんよ。いろいろなスパイスを使って、自分好みの味を探してみてくださいね。
作り方
それではさっそくタンドリーチキンを作る手順をご紹介します。とても簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください。
①鶏肉をカットする
鶏もも肉を適当なサイズにカットします。鶏肉は焼くと水分が抜けて一回りほど小さくなるので、気持ち大きめにカットするのがおすすめです。
②調味だれに漬け込む
鶏肉とサラダ油以外の材料をポリ袋に入れてよく混ぜ込み、カットした鶏肉を漬け込んで冷蔵庫に入れておきます。漬け込んでから1時間ほどで焼く手順に入れますが、長時間漬け込んだ方がお肉が柔らかくしっとりジューシーになるので、食べる前日から仕込んで一晩漬け込むのがおすすめ。
③焼く
調味だれに十分に漬け込んだ鶏肉を、サラダ油を引いたフライパンで焼きます。
フライパンにサラダ油を引いて弱火で少し温めたら、鶏肉をフライパンに並べてじっくり焼きましょう。焼き色がつくまで並べた鶏肉を動かさず、弱火でじっくり焼くのがポイントです。
焦げ防止のため、鶏肉からできるだけ調味だれを落としてから焼いてください(洗い流す必要はありません)。
また、焼く30分から1時間前には冷蔵庫から取り出し、鶏肉を常温に戻しておきましょう。こうすることでムラなく焼けるだけでなく、鉄製のフライパンなどで焼く際に、鶏肉がフライパンにくっつきにくくなります。
<ポイント>
④蒸し焼きにする
焼き面に焼き色がついてきたら鶏肉をひっくり返し、フライパンにフタをして蒸し焼きにします。こうすることで鶏肉全体にしっかり火が入ります。
鶏肉の大きさやガスコンロの火力にもよりますが、蒸し焼きにする時間は大体5~10分程度を目安にしてください。焼き面が焦げないよう注意しましょう。しっかりと火が入ったら完成です。レモンやトマトなどお好みの野菜やハーブを添えると見栄えしますよ。
まとめ
おいしいタンドリーチキンを作るポイントをおさらいしてみましょう。
今回は鶏もも肉を使ったタンドリーチキンの作り方をご紹介しましたが、ほかの部位を使用する場合も手順は同じです。ヘルシーなダイエット食がお好みなら鶏むね肉やささみを、家計に優しくおいしいタンドリーチキンを作りたい場合は手羽元をといった具合に、お好みで部位を選んでください。
鶏肉だけでなく、豚肩ロースや羊肉などを使ってもおいしいですよ。インドカレーやサモサなどと一緒に並べると、食卓が一気にエスニック風に。スパイス効果で身も心もポカポカ温まり、家族団らんを楽しめるはずです。ぜひチャレンジしてみてください!