千葉グルメを味わう
千葉の夏の行楽といえば、潮干狩りをまっさきに思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
特にあさりが名物の千葉県では、質のいいあさりがたくさん獲れるのが魅力的。家族や友達と一緒に潮干狩りを楽しんだ後は、ぜひとも絶品のあさり料理を楽しみたいですよね。
というわけで、今回はあさりのおいしさを存分に堪能できるおすすめレシピを3つご紹介します!
事前の砂抜きを忘れずに
潮干狩りで獲ったあさりは、砂をたくさん噛んでいる場合があります。砂抜きをせずそのまま調理すると砂をガリッと噛んでしまい、最悪の場合は歯が欠けてしまうことも……。歯が欠けなかったとしても、食事をしていて砂を噛むのはどうにも気分が良くないですよね。
ですから、あさりを獲ってきたら、まずは砂抜きを正しく行いましょう。
砂抜きとは、あさりが体内に取り込んだ砂を吐き出させることです。やり方は、バットなどにあさりの身が1/3~半分ほど浸かる程度の塩水(塩分濃度3%)を注いであさりを入れ、上にまきすなどを広げて光を遮断するだけ。
冷蔵庫に入れる必要はなく、常温で3時間~半日程度置いておくのが理想的です。
吐き出した砂をあさりが再び飲み込まないよう、バットの底に敷き網をセットすると完璧。振動や音などを与えると砂を吐き出しにくくなるので、できるだけ静かな場所に置いておきましょう。
あさりの保存方法
潮干狩りで大量に獲ったあさり。どうやって消費しようかと困り果ててしまう人もいるでしょう。
実は、あさりはしじみ同様、冷凍保存することができます。冷凍することで単に長期保存できるだけでなく、うま味がアップするのがポイント。ですから、あさりをよりおいしく食べるには、冷凍保存するのがおすすめです。
冷凍保存する際はまず砂抜きをし、貝同士を擦り合わせるようにして表面をあらって水気を拭き取りましょう。その後、チャック付きの保存袋などにあさりを入れて冷凍庫へ入れます。取り出したあさりは冷凍状態のまま料理に使えるので便利ですよ。
それでは次項からは、おすすめのあさりレシピをご紹介します!
ボンゴレビアンコ
最初にご紹介するのは、あさりを使った定番料理「ボンゴレビアンコ」です。意外と手早く簡単に作れるので、ささっとランチを楽しむのに最適ですよ。
<材料(1人分)>
<作り方>
<ポイント>
あさりに火を入れ過ぎると身が硬くなってしまいます。口が開いたらすぐにフライパンのフタを取りましょう。
お好みでブラックペッパーや刻みパセリを振りかけてもおいしいです。
あさりのアヒージョ
色とりどりの具を楽しんだら、最後にオイルをバゲットにしみこませて楽しめる、一度で二度おいしい料理です。
<材料(2~3人分)>
<作り方>
<ポイント>
ローズマリーのほか、タイムやセージなどお好みのハーブでアレンジできます。
表記の具材のほか、しめじやしいたけなどのきのこ類、エビやタコなどの魚介、ベーコンや鶏肉などの肉類、アスパラやじゃがいもなど、お好みの具材でのアレンジを楽しみましょう。
あさりの白ワイン蒸し
たっぷりの白ワインで蒸しあげたあさりに、バターと醤油、ハーブで香りをつける贅沢な一品です。ご飯のおかずはもちろん、日本酒やワインのおともにも最適。
<材料(2人分)>
<作り方>
<ポイント>
白ワインや醤油を注ぐ際は、あさり全体に行き渡るように回しかけましょう。
セージをタイムに変えるなど、お好みのハーブでアレンジできます。
旬のあさりを存分に堪能しよう
あさりのおいしさは、濃厚なダシにあります。おいしいあさり料理を作るには、あさりのダシを存分に引き出すことを意識しましょう。
潮干狩りに出かけたあとは、ぜひ本記事を参考においしいあさり料理をたっぷり楽しんでくださいね。