お家で遊ぼう!
オールシーズン楽しめるキャンプですが、ファミリーキャンプを楽しむならやっぱり夏がいいですよね。子どもの夏休みの思い出を作るのに最高の機会ですし、何より夏というだけで子どものテンションも高まります。
キャンプといえば火おこしが必須ですが、いざ火をおこそうと思ったら着火剤を忘れてきてしまっていることに気付いて愕然としたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなときに役立つ火おこし術をご紹介します。
新聞紙さえあれば子どもでも簡単にできるテクニックですので、着火剤を忘れてしまった場合はぜひこの方法で、お子さんとご一緒に火おこしに挑戦してみてください。
必要なもの
今回ご紹介するのは、新聞紙で着火剤を作る方法です。
とは言っても特別な材料を使うわけでなく、必要なものは何枚かの新聞紙だけ。
どのくらいの量の炭火をおこすかによって必要な枚数も変わりますが、3~4人程度でBBQを楽しむなら、新聞紙4枚ほどで十分でしょう。
心配でしたら少し多めに用意するといいですよ。
着火剤の作り方①新聞紙を丸める
まずは写真のように、新聞紙を棒状に丸めていきます。折りたたみながら丸めてもいいですし、くしゃくしゃにしながら丸めても大丈夫です。お子さんのやりやすい方法で行ってくださいね。
着火剤の作り方②新聞紙をねじる
新聞紙を棒状に丸めたら、次に全体をねじっていきます。雑巾を絞る要領で、全体を強めにギューっと絞るようにしてねじっていきましょう。強めにねじるのがコツですよ。ただし新聞紙が破れないように注意!
着火剤の作り方③輪を作る
新聞紙全体を強くねじったら、硬い棒状になるはずです。そうしたら次は写真のように、棒を輪っかにしていきます。
両端を輪の内側から外側に何度か通しながら、輪に絡めるようにして巻いていきましょう。できるだけギュッ!と強めに巻いていくことで、新聞紙の密度が高まり火持ちがよくなります。
着火剤の作り方④何個か用意する
新聞紙が写真のような状態になったら着火剤の完成です。とても簡単ですから、手先がまだ不器用な小さなお子さんの知育にもぴったり。家族で楽しめる作業ですよ。
同じものを何個か作ったら、次はいよいよ火おこしです!
着火剤の使い方①新聞紙を敷く
次はいよいよ火おこしです。今回は大きめのバーベキューコンロを使用していますが、七輪などを使用する場合でも基本的な手順は同じです。
まずはくしゃくしゃにした新聞紙を敷きましょう。
この新聞紙の上に着火剤や木炭などを積んで火をつけます。着火の際は一番下に敷いた新聞紙に火をつけることで、全体にムラなく効率的に火をつけることができます。
新聞紙をくしゃくしゃにするのは、上に乗せた着火剤や木炭が安定しやすいからです。
着火剤の使い方②着火剤を乗せる
敷いた新聞紙の上に着火剤を乗せていきます。雑に乗せても大丈夫ですが、積んだ着火剤が転がったり落ちたりしないよう、できるだけ安定させましょう。
また、ぎちぎちに詰めて置くよりも空間に余裕を持たせて置いた方が、効率的に酸素が供給され火付きがよくなります。
着火剤の使い方③木炭を積む
最後に、着火剤の上に木炭を積んでいきましょう。
木炭も着火剤同様、できるだけ中に空間を作るよう意識し、ぎちぎちに詰めないように積むのがポイントです。
木炭を積んだら準備完了!いよいよ火をつけますよ。
着火剤の使い方④着火する
一番下に敷いた新聞紙の四隅に、柄の長いライターなどを使って火をつけましょう。火は次第に着火剤へと移ります。全体に火が回ったらそのまま5~10分ほど、火が落ち着くまでしばらく待ちましょう。
着火剤の使い方⑤うちわなどであおぐ
下に敷いた新聞紙が燃え尽き、着火剤が熾火のような状態になったら、うちわなどで軽くあおいで酸素を供給しましょう。すでに木炭に火が移っているはずなので、あとは酸素を供給するだけで火がどんどん大きくなっていきます。これで新聞紙で作った着火剤を使った火おこしは完了です。
火が十分な大きさになったら上に網を敷き、お好きな食材を焼いて楽しみましょう!
火おこしの注意点
安全とマナーをしっかり守り、楽しいバーベキューで素敵な思い出を作りましょう!