千葉グルメを味わう
暑い夏がやってくると恋しくなるのが、瑞々しい野菜たちです。
夏野菜といえば、やっぱりトマトやきゅうりを最初に思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
今回は、夏に食べたい「夏野菜をたっぷりと使ったレシピ」をご紹介します。
夏野菜の栄養をたくさん摂取して、今年も猛暑を乗り越えましょう!
夏に夏野菜を食べると良い理由
夏を代表する野菜には、トマトやきゅうり、ピーマン、ナス、かぼちゃ、とうもろこし、ゴーヤなどがあります。太陽の光をたっぷり浴びて育つため、色鮮やかな野菜が多いのが特徴です。
特にトマトのような緑黄色野菜は「体に良い」というのを、皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。あるいは「トマトが赤くなれば医者が青くなる」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。これはトマトの高い栄養価を表すヨーロッパのことわざに由来します。
夏場に旬を迎える野菜には、ビタミンや、カリウムなどの発汗によって失われやすいミネラルが豊富に含まれています。たとえばトマトにはβ-カロテンとビタミンCがたっぷりと含まれており、水分も豊富です。夏場に失われがちなビタミン・ミネラルのほか、水分の補給にもうってつけの野菜といえるでしょう。
さらにトマトはビタミンEと一緒に摂取することでより高い抗酸化作用に期待できるので、ビタミンEを豊富に含むオリーブオイルとあわせて摂るのがおすすめです。
また、きゅうりも水分を豊富に含んでいるほか、カリウムがたっぷりと含まれています。
このように、夏野菜には人間が夏に失いがちな栄養が豊富に含まれているのです。
トマトときゅうりの夏レシピ3選
それでは、トマトときゅうりを使ったおいしいレシピをご紹介します。どれも簡単に作れるだけでなく、食欲が落ちがちな夏でも食べやすいさっぱりとした料理ばかりなので、ぜひ食欲がないときや汗をたくさんかいた日などにお試しください。
ニース風サラダ
【材料(2人分)】
【作り方】
【ポイント】
ニース風サラダは、フランス料理を代表するサラダの一種です。フランスのニースでよく食べられているサラダで、現地では茹でたじゃがいもやいんげんなどがよく使われます。
基本的にどんな野菜でも作れるシンプルなサラダなので、お好みの野菜を使って自由なアレンジを楽しみましょう。イボが目立つきゅうりは、あらかじめ包丁の背でイボをなで落としておきましょう。
アンチョビは一般的に塩分が高いものがほとんどなので、塩を加えるのは控えめに。お好みでマスタードを添えてもおいしいですよ。
トマトときゅうりの塩もみ
【材料(2人分)】
【作り方】
【ポイント】
あっという間に作れるとても簡単な料理ですが、トマトときゅうりの相性の良さをたっぷりと堪能できる料理です。やや強めの塩がしみ込んだきゅうりとトマトの取り合わせは、まさに夏という味。たっぷりのミネラルが体にしみわたります。
シンプルな料理だからこそ、それぞれの鮮度にこだわりたいですね。藻塩を使うなど塩にもこだわると、いっそうおいしく仕上がりますよ。
蒸し鶏と夏野菜の和え物
【材料(2人分)】
【作り方】
【ポイント】
鶏むね肉を余分に加熱し過ぎると脂と水分が抜けて、パサパサの食感になってしまいます。芯までしっかり火が通ったら、それ以上は加熱し過ぎないよう気をつけましょう(火がしっかり通っていないと食中毒の危険性があるためご注意ください)。
トマトときゅうりで夏を乗り越えよう!
トマトときゅうりを使った、簡単でおいしい料理をご紹介しました。
これらのレシピはトマトやきゅうりの大量消費にも向いているので、野菜をたくさんいただいたときや、家庭菜園などでトマトやきゅうりがたくさん収穫できたときなどにぜひお試しください!