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子どもと一緒に簡単レシピ
「紅白いちご飴」

華やかで可愛いいちご飴!お祭り気分になれるおやつはいかが?

子どもが大好きなフルーツの筆頭であるいちご。

千葉県のいちごの生産量は全国トップ10に入る量で、1年に6,000tを超える量が収穫されています。12月から3月までの、いちごがもっともおいしくなる旬には、千葉県内のスーパーや八百屋、青果店などにさまざまな品種のいちごが並びますよね。

いちごはほかのフルーツに比べてやや高価で贅沢な印象がありますが、旬になると買いやすい価格のものも多くなり、気軽に楽しめます。

今回は、いつもと違ったいちごの楽しみ方ができる、練乳を使った「紅白いちご飴」の作り方をご紹介します。

使用するいちごの種類

実が大きく甘くなるよう品種改良されたいちごは、見た目と味がゴージャスなだけに値段が高い傾向があります。今回ご紹介するいちご飴のレシピは砂糖と練乳で甘さを加味できるだけでなく、小ぶりな方が食べやすいので、ジャムやお菓子などに使うような小さく酸味の強いいちごでもOK。

こうしたいちごはお値段もお手頃で買いやすいので、子どものおやつにぴったりです。

紅白いちご飴に使う材料

  • いちご…8粒
  • グラニュー糖…30g
  • 水…80ml
  • 赤色着色料…適量
  • 練乳…適量

いちご飴作りではキャンディ用のバーを使います。竹串などでも構いませんが、100円ショップなどでお菓子用として販売されているキャンディ用のバーを使うと見た目にも映えて気分が高まりますよ。

いちごとバーが揃ったら、あとはグラニュー糖と赤色着色料、練乳を用意するだけです。いずれも100円ショップやスーパーなどで購入できます。

使用するグラニュー糖の量は、作るいちご飴の量によって調整します。今回は8粒のいちごを使って紅白いちご飴を作るので、使用するグラニュー糖は30g程度です。赤色着色料は耳かき一杯分程度で構いません。

紅白いちご飴の作り方

材料が用意できたら、さっそく紅白いちご飴を作ってみましょう。

①いちごのヘタを取る

いちごを水で洗って水気を拭いたら、ヘタを取り除きます。写真のように包丁でまっすぐ切り落とすと一粒一粒の形がそろって見た目が美しくなります。

②いちごにバーを刺し込む

いちごのヘタを切り落とした面に対してまっすぐバーを刺し込みます。バーを奥まで入れ過ぎるといちごのてっぺんから突き出てしまうので注意。

すべてのいちごにバーを刺したら次の工程に進みます。

③いちごを砂糖でコーティングする

鍋にグラニュー糖と水、着色料を入れて沸かします。沸かす際、中身を混ぜてしまうと砂糖が結晶化してしまい、ザラザラとした舌触りの悪い食感になってしまいます。砂糖水を火にかける際は混ぜないように気をつけましょう。

液が沸騰したら弱火に落とし、砂糖が溶けたのが確認できたらいちごを浸けていきます。あまり長時間浸けるといちごに火が入ってしまうので、手早く行うのがコツ。

すべてのいちごを砂糖液に浸けてコーティングしたら、次の工程に進みましょう。

④練乳をかける

いちご飴に練乳をかけて冷蔵庫で10分ほど冷やしたら完成です。

コーティングしたての砂糖液と練乳がほどよく混じり、紅白の可愛らしいいちご飴になります。可愛らしい見た目に子どもも大喜び間違いなし!

いろいろなフルーツ飴を楽しもう

今回は千葉県で生産量が多く、子どもにも人気があるいちごを使っていちご飴を作りましたが、もちろんほかのフルーツでもフルーツ飴を作って楽しむことができます。

とはいえ、粒が大きかったり水分が多すぎたりするとうまく作れないので、できるだけ小粒で水分が少なめのフルーツを使うのがおすすめ。

フルーツ飴作りには、以下のフルーツが向いています。

種なしぶどう

種があると歯に障るので注意。特に小学生のお子さんなどは、乳歯の生え変わりなどで歯がグラグラしていることがあるので、もし種なしぶどうを使うならあらかじめ種を確認し、あれば取り除いてあげましょう。

ベリー系

ブルーベリーをはじめ、ラズベリーやクランベリー、ブラックカラントなどのベリー系もフルーツ飴によく合います。冷凍物を使用する際は冷蔵庫の中でゆっくりと解凍し、水気を拭き取ってからバーを刺してコーティングしましょう。

みかん

みかんは水分が多い果物ですが、実が薄皮で覆われているのでフルーツ飴にしやすいのが特徴です。1粒ずつ飴にしてもいいですし、2~3粒まとめてコーティングしてもOK。ただし1粒を半分にカットするなど薄皮を切ると飴にしにくくなるので注意。

パイナップル

パイナップルは水分が比較的少なく実がしっかりしているので、飴にしやすいフルーツです。パイナップルを輪切りにしてから一口サイズにカットし、バーを刺してコーティングしましょう。ブロック状にしても構いませんが、あまり厚みを持たせない方が子どもも食べやすいようです。

このほか、お祭り屋台の定番であるりんご飴も、カットしたりんごを使えば子どもにも食べやすいりんご飴を作ることができます。さくらんぼですと、柄を持てばバーを刺さなくても簡単にコーティングできます。

旬のフルーツやお好みのフルーツでチャレンジしてみてください!

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