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おいしくて栄養たっぷり
子どものためのしらす料理5選

アレンジ多彩なしらす料理で子どもの健康と成長をサポート!

まだまだ味覚が未発達な小さな子どもは、好き嫌いが多かったり偏食気味だったりとご飯を食べさせるのも一苦労ですよね。栄養バランスの整った食事を用意してもなかなか食べてくれないなど、パパやママは何かと子どもの食事に苦労しがちです。

今回はそんなパパとママ向けに、栄養たっぷりのしらすを使った「子どもが食べやすい料理」を5つご紹介します。

子ども用の食事にしらすが良い理由

しらすは、イワシやイカナゴなどの稚魚の総称です。地域によって種類が異なりますが、魚の種類別にしらすが選別されているわけではありません。

稚魚ですから丸ごと食べるのが一般的で、骨の形成に必要なカルシウムやビタミンなど豊富な栄養素を摂取できます。また、子どもが嫌いがちな魚の小骨や硬い皮などを気にする必要もないため、調理が簡単なのはもちろん、子どもも食べやすいのがメリットです。

具体的にどのような栄養素が含まれているかというと、カルシウムとビタミン、不溶性たんぱく質のエラスチンや必須アミノ酸のメチオニン、さらに血液さらさら効果のあるセレンなども含まれています。

しらすを使った栄養たっぷりレシピ5選

それでは、ここからは子どもが食べやすいしらすレシピをご紹介します。

しらすの炒飯

<材料(1人分)>

  • ご飯…1膳分
  • サラダ油…大さじ1
  • 卵…1個
  • しらす…大さじ2
  • 塩…1g
  • 醤油…ティースプーン1

<作り方>

  1. 卵を溶いておく。
  2. フライパンにサラダ油をひいて熱して溶き卵を入れ、すぐにご飯を加える。
  3. フライパンを振って全体をよく混ぜる。
  4. しらすと塩を加えてさらに混ぜながら炒める。
  5. フライパンのふちに醤油を垂らして少し焦がしたら、全体に香りが回るようにサクッと混ぜて完成。

しらすをたくさん食べてもらいやすいレシピです。ご飯の量は年齢により調整してください。刻み長ねぎを加えてアレンジしてもおいしいです。

しらすとひじきの栄養いなり

<材料(3人分)>

  • 油揚げ(小)…5枚
  • みりん(A)…小さじ1
  • 醤油…(A)大さじ2
  • 砂糖…(A)小さじ2
  • 水…(A)大さじ1
  • ご飯…3~4膳分
  • 米酢(B)…大さじ2
  • 砂糖(B)…大さじ1
  • 塩(B)…小さじ1
  • しらす…大さじ4
  • 乾燥ひじき…10g
  • 白ごま…小さじ1

<作り方>

  1. 麺棒ですべての油揚げを潰す。こうすることで開きやすくなる。
  2. 鍋にたっぷりの湯(分量外)を沸かし、1を茹でて油抜きする。
  3. 油抜きした油揚げを絞り、半分にカットする。
  4. 鍋で(A)をひと煮立ちさせたら3を入れて煮詰めて冷ます。
  5. 乾燥ひじきを水(分量外)で戻す。
  6. 温かいご飯に(B)を混ぜて酢飯を作る。
  7. 酢飯にしらすと水で戻したひじき、白ごまを混ぜ込む。
  8. しぼった油揚げを開いて7を詰めたら完成。

甘めのたれで煮たいなりは子どもの大好物です。栄養たっぷりのしらすとひじきで、子どもの健康をしっかりサポート。油揚げの表裏をひっくり返して詰めると、また一味違った食感と味を楽しめます。

しらすのポキボウル

<材料(1人分)>

  • ご飯…1膳分
  • しらす…大さじ2
  • アボカド…1/2個
  • サーモン(刺身用)…15g
  • 醤油(A)…小さじ2
  • ごま油(A)…小さじ1
  • 砂糖(A)…小さじ1/2
  • 白ごま…少々

<作り方>

  1. (A)をボウルに入れて混ぜる。
  2. アボカドは皮をむいて種を取り除き、サイコロ状にカットする。
  3. サーモンもサイコロ状にカットする。
  4. 1の砂糖が溶けたら、カットしたアボカドとサーモン、しらすを加えて和える。
  5. 丼にご飯を盛りつけ、上に4を乗せて白ごまをまぶしたら完成。

ポキとはハワイ風の海鮮丼のこと。サーモンを使うことで子どもにも食べやすい味になります。大人が食べる際は刻んだ大葉やわさびなどを加えるといいでしょう。

しらすと海苔の焼きビーフン

<材料(2~3人分)>

  • 乾燥ビーフン…100g
  • にんじん…50g
  • しらす…大さじ3
  • キャベツ…50g
  • ごま油…大さじ1
  • サラダ油…小さじ1
  • 鶏がらスープの素(A)…小さじ1と1/2
  • 醤油(A)…小さじ1
  • オイスターソース(A)…小さじ1
  • 塩(A)…1g
  • 海苔…1/2枚

<作り方>

  1. ビーフンをお湯で茹でて水を切り、麺同士がくっつかないようごま油をまぶして軽く混ぜる。
  2. フライパンにサラダ油をひいたら、千切りにしたにんじんを弱火で炒める。
  3. 一口サイズにカットしたキャベツを2に加えてざっと炒める。
  4. 3にビーフンとしらす、(A)を加え、炒めながら全体を優しく混ぜる。
  5. 全体がよく馴染んだら皿に盛りつけ、刻み海苔を振りかけて完成。

しらすと海苔の風味が見事にマッチする風味豊かなレシピです。大人が食べる際は刻んだ大葉を散らしたり、刻んだ梅肉を混ぜ込んだりしてもおいしいですよ。しらすの量はお好みで調整してください。

しらすとアオサの玉子焼き

<材料(2~3人分)>

  • 卵…4個
  • しらす…大さじ3
  • あおさ…大さじ1
  • 醤油…小さじ1
  • 塩…1g
  • 牛乳…大さじ1

<作り方>

  1. ボウルに卵を割り、塩と醤油を加えてよく混ぜる。
  2. 1に牛乳を加えてさらに混ぜる。
  3. 卵が滑らかになったら、しらすとあおさを加えて玉子焼きを作る。

子どもが大好きな玉子焼きも、ちょっとした工夫で香り豊かで栄養満点なメニューに。あおさの代わりにたらこやツナを入れるのもいいでしょう。甘い味の玉子焼きが好きなお子さんには、小さじ1の砂糖を加えて作ってあげるのがおすすめ。

まとめ

食材として万能なしらすは、使い方次第で和食や中華、ハワイ風など変幻自在なアレンジを楽しめます。好き嫌いが多い子どもでも、しらすを食事にうまく取り入れることでしっかりと健康と成長をサポートできますよ。

本記事を参考に、ぜひ新しいしらす料理に挑戦してみてください。

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