千葉グルメを味わう
千葉県の北西部に位置する八千代市。
およそ20万人もの人口を抱える八千代市は、千葉県内においてトップ10に入る都市です。交通の便がよくベッドタウンとして好立地にある八千代市は住宅団地発祥の地として知られており、稲作をはじめ梨や各種野菜の栽培など農業がさかんな地域でもあります。
さて、今回ご紹介するのは、そんな八千代市のご当地グルメである「八千代カレー」です。
八千代カレーに使う材料
八千代カレーは、八千代市の町興しの一環として開発されたご当地グルメです。
古今東西老若男女に愛されるカレーを、八千代市の名産である梨を使用して作るのが条件。「地物の梨を使ったカレー料理」という条件を満たしていればアレンジは自由です。
八千代市内の飲食店では、さまざまな趣向をこらした八千代カレーが提供されています。飲食店のほか市内の祭りやイベントなどで提供されることも。
特に梨が旬を迎える夏に食べたい料理です。
八千代市におでかけの際は、ぜひともオリジナリティあふれる数々の八千代カレーをお楽しみください。
今回はおうちで八千代気分を味わうために、UNAU MAGAZINEオリジナルのレシピ「八千代風グリーンカレー」をご紹介します。
使用する食材(2人分)は以下の通りです。
八千代の市のシンボルである「バラの花」にかけて豚バラ肉を使うと、いっそう気分が高まります。
八千代風グリーンカレーの作り方
①グリーンカレーペーストを作る
最初にグリーンカレーペーストを作ります。
にんにく、しょうが、パセリ、バジル、青唐辛子、梨をあらみじん切りにし、サラダ油(A)と一緒にミキサーにかけて細かくしましょう。パセリがない場合はほうれん草を使っても構いません。あるいはバジルが大量にある場合は、パセリやほうれん草を使わずすべてバジルを使うと、いっそう本場感が強くなります。
なお、辛いのが苦手な方は青唐辛子を抜いてください。また、青唐辛子の種はとても辛いので注意。激辛がお好きな方は種ごとミキサーで砕いてしまって構いませんが、ほどほどの辛さに抑えたい場合は種を取り除いたり、使用する青唐辛子の量を減らしたりするなどして調整してください。
②グリーンカレーペーストを加熱する
①で作ったグリーンカレーペーストを鍋に移し、塩を加えて弱火にかけます。強火で沸かすとせっかくの香りが飛んでしまうので、弱火でじっくり加熱するのがポイント。底が焦げないよう、たまに混ぜてあげてください。
細かく砕いた食材全体に火が通り、にんにくやしょうがの辛みがある程度抜けたら次の工程へ進みましょう。
③ココナッツミルクと具材を加える
鍋にココナッツミルクと、石づきを落として手でちぎったしめじ、スライスしたパプリカ、ナンプラーを入れて弱火で加熱します。
具材に火が通ったら、火を消して次の工程に進みましょう。
④トッピング具材を炒める
フライパンにサラダ油(B)を引いて加熱したら、幅広の細切りにしたピーマンと、輪切りにしたナスを炒めます。ナスは油との相性がいいので、油をたっぷりと吸わせましょう。
また、ピーマンは皮目を下にして焼くときれいに焼けます。ピーマンの青臭さが苦手な方は、ピーマンをカットする前にガスコンロの火やガスバーナーなどでピーマンの表面を真っ黒くなるまで焼いて皮をむくと、青臭さが軽減します。
ピーマン、ナスそれぞれに焼き色がついたら次の工程へ進みます。
⑤豚バラ肉を焼く
八千代カレーっぽさを演出してくれる豚バラ肉は、④でフライパンに残った油を利用して炒めます。味つけは塩こしょう(分量外)でシンプルに。
⑥盛りつけて完成
広めの皿の中央にご飯を盛りつけたら、周りにグリーンカレーを。ご飯の回りには炒めたトッピングとスライスしたトマトを並べ、上に炒めた豚バラ肉を乗せて完成です。
野菜たっぷりでボリューム満点の八千代風グリーンカレーは、ほんの少しぜいたくでオシャレなランチや、胃に優しい夕食におすすめ。彩りを意識して盛りつけると、とてもおうちごはんとは思えないごちそうになりますよ。
まとめ
八千代産の梨と、八千代市のシンボル「バラの花」にかけた豚バラ肉を使った八千代風グリーンカレー、いかがでしたでしょうか?
野菜のトッピングは、ご紹介したようにグリーンカレーと別に炒めると、食感や彩りともによくなります。もちろん炒めるのが手間でしたら、カットした野菜をグリーンカレーの中にまとめて入れて煮込んでしまっても構いません。
ご紹介した野菜のほか、アスパラガスやブロッコリーなどお好みの野菜でアレンジもできますよ。
意外と簡単に作れるレシピですのでぜひお試しください!