千葉グルメを味わう
「たくさんの長ねぎをいただいたけど、大量消費ができなくて持て余してしまった……」
千葉県民ならこんな経験をされたことがある方は多いでしょう。
それもそのはず、千葉県のねぎの生産量はなんと全国第一位で、毎年5万から6万トンもの量の長ねぎが生産されています。
千葉県に続いて長ねぎの生産量が第二位の埼玉県は、ねぎの作付面積は千葉県を上回るものの、収穫量においては5千トンもの差をつけて千葉が圧倒的。つまり千葉県内にはそれだけねぎを栽培している農家がたくさんあり、流通量も多いということです。
こういった背景から、千葉県に住んでいるとスーパーや直売所などで長ねぎが特売されているのを見たり、知り合いからたくさんのねぎをいただいたりする機会は多いでしょう。
今回は、そんな長ねぎを大量消費するのにうってつけな「ねぎ焼き」のレシピをご紹介します。
ねぎ焼きに使う材料(2~3人分)
ねぎ焼きに使う材料はとてもシンプル。以下のものだけです。
お好み焼きと同じ要領で作りますが、ねぎ焼きで使う具材は長ねぎのみ。ねぎの白い部分だけでなく、青い部分まで丸ごと使えるのがこのレシピの特徴です。
もちろん紅生姜やイカなどお好みの具材を加えてもいいですし、使用するねぎの量を増やしても構いません。ねぎ焼きでは1食でねぎを丸ごと1本消費することもできるので、ねぎが好きな人はたっぷりのねぎでお楽しみください。
ただし、入れるねぎを増やした場合は、生地の量も適宜増やす必要があります。ねぎを多く入れ過ぎて生地が全体に馴染まない場合は、レシピの材料を半量ずつ追加して様子を見ましょう。
今回、トッピングはマヨネーズとケチャップ、青のりを使いますが、お好み焼きソースや鰹節などでもアレンジできます。お好みのトッピングをお楽しみください。
ねぎ焼きの作り方
それではさっそく、ねぎ焼きを作っていきましょう。
ねぎ焼きの作り方はとても簡単です。フライパンでささっと作っておやつにしたり夕食の一品に加えたりするのもいいですが、家族でホットプレートや鉄板などを囲んで作りながら食べるのも楽しいですよ。
①生地を作る
ボウルに薄力粉、卵、水、顆粒和風出汁を入れて混ぜます。混ぜる際は水を何回かに分けて少しずつ入れると、ダマになりにくく滑らかな生地になります。その後、斜め切りにした長ねぎを加えてさくっと混ぜましょう。
②生地を焼く
鉄板にごま油を引いて熱したら、生地をおたまですくい鉄板の上に丸く広げます。フライパンで焼く場合も同様です。中までしっかり火が通るように、弱火から中火で時間をかけて焼くのがいいでしょう。
広げた生地の端の色が変わり、写真のようにところどころ小さな穴があいてきたらひっくり返すタイミングです。
生地をひっくり返すには、鉄板用のコテやフライ返しなどを使うと便利。
③両面を焼いて完成
両面に焼き色がついた完成!
お好みのトッピングを乗せてお召し上がりください。
長ねぎの栄養価
長ねぎには独特の刺激的な香りと辛みがありますよね。
実はあの辛みの正体は硫化アリルです。
硫化アリルはねぎやニンニクなどユリ科の植物に含まれる物質で、玉ねぎを切って涙が出るあの刺激も硫化アリルによるもの。
粘膜を刺激したりにおいが残ったり何かと嫌われがちな硫化アリルですが、実は血液サラサラ効果をもたらしてくれる成分でもあります。
硫化アリルには血液サラサラ効果のほか、殺菌作用や抗酸化作用などもあり、血中コレステロールを下げて生活習慣病を予防してくれるなどの効果も。実はとても体にいい成分で、体内に摂り入れるとビタミンB1と結合し、糖質をエネルギーに変換してくれます。
さらにねぎの青い部分にはβ-カロテンが多く含まれており、こちらもやはり抗酸化作用に期待でき、体の中の活性酸素を除去して生活習慣病予防に貢献してくれます。
このほかストレスや風邪から体を守ってくれるビタミンCや、体を正常な状態に戻してくれる葉酸、骨を作るカルシウムなど、長ねぎには栄養がたっぷり詰まっているんですよ。
長ねぎの大量消費は心身の健康にも貢献します。生で食べても栄養価が高いですが、加熱しても体にいいので、さまざまな使い方でねぎの栄養をたっぷりと摂取しましょう。
まとめ
今回は長ねぎの大量消費にうってつけのレシピをご紹介しました。
全国ナンバーワンの収穫量を誇る千葉県のねぎ。知り合いやご近所さんから長ねぎをいただく機会が多い方もいるはずです。そんなときはねぎ焼きで、いただいた長ねぎを一気に消費してみてはいかがでしょうか。
ねぎ焼きは血液サラサラ効果で健康に貢献するだけでなく、焼けた生地の香ばしさとねぎの甘味、香りが一体となり、長ねぎのおいしさを存分に堪能できますよ。