お家で遊ぼう!
家族がそろってのたこ焼きパーティは、特別なイベントのようでワクワクしちゃいますよね。
実は千葉県は良質なタコの産地でタコがよく釣れますし、おいしくて新鮮なタコがスーパーに並びます。特に大原産のマダコは明石のタコと並ぶ「日本の2大タコ」といわれており、高級なブランドタコとして格式の高いお店で使われているんですよ。
今回は、そんな千葉の名産であるタコを存分に堪能できる、至高のたこ焼きレシピをご紹介します。
たこ焼きに使う材料(3~4人分)
キャベツや紅生姜など、具材の量はお好みで調整してください。これらを抜いて、すりおろした山芋を使用しても構いません。
たこ焼きの味を決めるのは生地です。おいしい生地の秘訣は「水分が多く粉が少ない」こと。
つまり使用する小麦粉の量が少なければ少ないほど、おいしいたこ焼きになるといわれています。しかし小麦粉の量が少なくなればなるほど、きれいに焼き上げるのが難しくなります。
今回ご紹介するレシピはご家庭でも作りやすく、かつプロのたこ焼きに近い味を再現したものです。
たこ焼きの作り方
それではたこ焼きを作る手順をご紹介します。今回使用するたこ焼き器は、鋳物のずっしりとしたものです。蓄熱性が高いため、おいしいたこ焼きが焼けます。
もちろんテフロン製のホットプレート型のたこ焼き器やそれ以外のものでも構いませんが、もし鉄製のたこ焼き器をお持ちでしたらぜひご活用ください。
①生地を作る
ボウルに(A)を入れ、混ぜて生地を作ります。最初に小麦粉を入れ、混ぜながら少しずつ水を加えていくとダマになりません。
水の量が多くボウルに入りきらない場合は、2回に分けて作りましょう。
②具材をカットする
キャベツ、紅生姜をみじん切りにし、タコを食べやすいサイズにカットします。
タコは、カットする前に袋などに入れて麺棒などでたたくと、身が柔らかくなり食べやすいです。タコの筋繊維を断ち切るように、何度もしっかりたたきましょう。
③鉄板を用意する
鉄製のたこ焼き器を使う場合は、たこ焼き器を、焼くのに適した状態にする必要があります。まずは油を引かない状態で、白い煙が上がるくらいまで空焼きします。
たこ焼き器が十分に加熱されたら一度火を消し、全体に油を塗ってから再度弱火~中火で火をつけます。これで準備完了です。こうすることで、生地がたこ焼き器にくっつくのを防止できます。
※カセットコンロでの空焼きは、カセットボンベが加熱される可能性があり危険です。空焼きは必ずキッチンに備え付けのガス台で行いましょう。空焼きを終えて油を塗ったら、カセットコンロで火にかけて大丈夫です。
④生地を流し込む
たこ焼き器の準備が整ったら、たこ焼き器に生地を流し込みます。この時点で、たこ焼き器の穴に目いっぱいに生地を流し込む必要はありません。大体で大丈夫です。
生地はしばらく置いておくと、小麦粉が底に沈殿します。たこ焼き器に生地を流し込む前によく混ぜましょう。
⑤具を入れる
タコ、キャベツ、紅生姜、揚げ玉をそれぞれの穴に入れます。すりおろした山芋を使う場合は、おろした山芋をあらかじめ生地と混ぜ合わせておきましょう。
⑥生地を足す
たこ焼き器からあふれない程度に生地を足します。
⑦たこ焼きを成型する
生地を流してしばらくの間は、さわらずそのまま置いておきます。
生地の端っこの色が変わり固まってきたら、たこ焼き用のピックや竹串などを使ってたこ焼きを成型します。最初はぐちゃっとなってしまっても、回しながら焼いているうちに徐々に丸くなってくるので大丈夫です。
全体的に丸くなってきれいな焼き色がついたら完成です。たこ焼きソースや青のり、鰹節などお好みのソースやトッピングで食べましょう。
お子さんにはマヨネーズとケチャップを同率で割ったオーロラソースがおすすめです。
たこ焼きで変幻自在なアレンジを楽しもう!
オーソドックスなたこ焼きとして、ご家庭でおいしく食べられるレシピをご紹介しました。
タコ以外にもエビやアサリ、ホタテなど、さまざまな具材でアレンジできます。トマトとバジルでイタリアンなたこ焼きにアレンジするのも楽しいですよ。
また、さらにおいしい生地で作りたいというこだわり派の方は、生地に加える卵を最初は半分にしてトライしてみてください。卵を減らすと成型が難しくなりますが、いっそうお店っぽい本格的な味になります。
最終的に卵をいっさい使わずにたこ焼きを焼けるようになったら、これであなたもたこ焼きマスター!
究極のたこ焼きへの挑戦が家族恒例のイベントになれば、食卓がいっそう豊かになりますよ。