千葉グルメを味わう
ひじきは栄養たっぷり!
ひじきを使った美容と健康のためのレシピ3選
煮物だけじゃない!おいしくてアレンジしやすいひじきの調理方法
魚介や野菜、食肉など、あらゆる新鮮な食品が揃う千葉県。
地にも海にも恵まれている千葉県には、地元で消費される優良な食品が数多くあります。今回とりあげるのは、そうした中でも特に栄養価が高く、大人だけでなく子どもの健康にも貢献する房州の「芽ひじき」です。
本記事では、UNAU MAGAZINEオリジナルの栄養満点で抜群においしい芽ひじきレシピを3つご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
芽ひじきの栄養価
千葉県のひじきの生産量は、実は全国第2位です。千葉の名産品である房州の芽ひじきは、伝統的な手法で加工されているのが特徴。春に刈り取られた生のひじきをすぐに煮て乾燥させているため、水で戻しても食感やうま味が失われず、ひじき本来のおいしさをそのままに味わえます。
低カロリーで栄養たっぷりのひじきには、特に骨を強くするカルシウムが多く含まれています。その量は牛乳をはるかにしのぐほど。その他、整腸効果のある食物繊維はごぼうのおよそ7倍、さらに、血液の循環を正常に保つだけでなく精神を安定させる効果もあるといわれているマグネシウムの量は、アーモンドの約2倍も含まれています。
このほか各種ミネラルやビタミン類など、ひじきには人の体に必要な栄養成分がたっぷり!
房州産のひじきは千葉ブランド水産物にも認定されており、赤ちゃん用の離乳食などにも安心して利用できるんですよ。
ひじきを使ったレシピ3選
それでは、ひじきを使ったおいしいレシピを3つご紹介します。どれも簡単に作れる料理なので、ぜひご家庭でお試しください。
ささみとひじきのサラダ
【材料(3人分)】
- 乾燥ひじき 40g
- 鶏ささみ 2本(1羽分)
- パプリカ(黄) 1/8個
- ミニトマト 6個
- かいわれ大根 お好みで
- 塩 1g
- エクストラバージンオリーブオイル 大さじ1
- 白ワインビネガー 小さじ2
- しょうゆ 小さじ1/2
【作り方】
- ひじきを水で戻しておく。
- ささみの筋を取り除く。
- ささみに1つまみの塩(分量外)を振りかけたら10分程度蒸す。
- 蒸したささみを温かいうちに、繊維にそって食べやすいサイズにほぐす。
- ミニトマトを半分もしくは4等分にカットする。
- パプリカの表面をガスコンロでまっくろにあぶったら、流水にあてながら皮をむいて水気を拭き取る。
- パプリカをスライスする。
- 水気を切ったひじきとほぐしたササミ、カットしたミニトマト、スライスしたパプリカをボウルに入れ、塩、オリーブオイル、白ワインビネガー、しょうゆを加えてよくあえる。
- サラダを盛りつけたら、最後に3cmに切ったかいわれ大根を添えて完成。
【ポイント】
- ささみが冷めるとほぐしにくくなるので、温かいうちにほぐしましょう。
- 鶏胸肉を使ってもおいしく作れます。
- ゆずやかぼすなど、旬の柑橘果汁を加えるといっそうおいしくいただけます。
- 調味料の準備が面倒な場合は、ポン酢とオリーブオイルだけでもおいしく作れます。
- きゅうりや葉野菜など、お好みの野菜で自由なアレンジをお楽しみください。
タイ風ひじきの煮物
【材料(3人分)】
- 乾燥ひじき 40g
- 大豆(水煮) 100g
- にんじん 5g
- 厚揚げ 1/4丁
- 塩 1つまみ
- パクチー お好みで
- ココナッツミルク 大さじ2
- ナンプラー 小さじ1
- オイスターソース 小さじ1/2
- レモン 1/8個
- クラッシュドナッツ お好みで
【作り方】
- 鍋にひじきと100mlの水を入れて戻しておく。
- にんじんを千切りに、厚揚げを5mm角の細切りにする。
- ひじきが戻ったら鍋に②と大豆、1つまみの塩を加えて弱火で煮る。
- にんじんが柔らかくなったら、ナンプラーとオイスターソース、ココナッツミルクを加えて混ぜ、さらに10分ほど弱火で煮る。
- コンロの火を消して、荒熱が取れるまで置いておき自然に冷ます。
- 荒熱が取れたらレモン果汁を絞り、砕いたピーナッツを加えて全体をさっくり混ぜる。
- 皿に盛りつけたら、食べやすい長さにカットしたパクチーをのせて完成。
【ポイント】
- ココナッツミルクは強火で煮ると分離して見た目が悪くなる場合があります。弱火で調理しましょう。
- 水気がなくなる寸前まで煮詰めると、食材のうま味が凝縮していっそうおいしくなります。ただし水気が少なくなると焦げやすくなるので、鍋底が焦げないよう常にかき混ぜながら煮詰めましょう。
ピーマンのひじきハンバーグ詰め
【材料(3人分)】
- ピーマン 6~7個
- 乾燥ひじき 20g
- 木綿豆腐 1丁
- 豚ひき肉 100g
- 玉ねぎ 1/2個
- パン粉 大さじ2
- 卵 1個
- 塩 3g
- 黒こしょう 1g
- オイスターソース 小さじ1
【作り方】
- ひじきを水で戻しておく。
- 木綿豆腐の水を切る。
- みじん切りにした玉ねぎを耐熱皿にのせ、ラップを軽くしたら600Wで2分、電子レンジで加熱して水分を飛ばす。
- ボウルに水を切った木綿豆腐、水気を飛ばした玉ねぎ、豚ひき肉、パン粉、卵、塩、黒こしょう、オイスターソースを入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。
- 4に水気を切ったひじきを混ぜる。
- ヘタを取り半分にカットしたピーマンに5をつめる。
- フライパンにサラダ油(分量外)を引き、タネを下にした6を置いてフタをし、弱火で5分程度蒸し焼きにして完成。
【ポイント】
- 4の段階でタネが水っぽい場合は、パン粉を加えて調整してください。
- 房州産芽ひじきは太さがあり長いため、食べ応えのある食感が特徴的ですが、大きすぎて成型しにくい場合は、半分にカットするなどして対応しましょう。
まとめ
今回はUNAU MAGAZINEオリジナルの芽ひじきレシピをご紹介しました。どれもアレンジしやすいレシピなので、お好みの食材を活用して自由なアレンジをお楽しみください!