お家で遊ぼう!
千葉県では多数の品種のいちごが生産されており、新鮮ないちごがスーパーなどに流通するだけでなく、6月~7月のいちご狩りのシーズンが始まると、いちご農家は家族づれでおおいににぎわいます。
今回は、そんないちごをチョコレートで包む「チョコがけいちご」のレシピをご紹介します。誰でも簡単に作れるので、クリスマスやバレンタインデーの手作りプレゼントにいかがですか?
チョコがけいちごに使うもの
チョコがけいちごの作り方
それではさっそく、チョコがけいちごを作っていきましょう。完成までの所要時間はおよそ15分です。
①いちごのヘタを取る
まずはいちごをよく洗ってキッチンペーパーなどで水気をしっかり拭いたら、一つずつヘタを取っていきます。いちご専用のヘタ取り器を使えば簡単ですよ。
また、チョコがけいちごをギフトボックスの中にきれいに並べたければ、いちごのヘタ側がたいらになるように包丁でカットするのがおすすめ。いちごがきれいに立ってくれます。
②チョコレートを刻む
板チョコを包丁で細かくカットします。細かくカットすることでチョコレートが溶けやすくなり、ダマにならずきれいにコーティングしやすくなります。
チョコレートはお好みのものを使っていただいて構いません。ホワイトチョコレートでも同じ手順で作れます。
③チョコレートを溶かす
大きめの鍋に水を張って沸かしたら、その上にチョコレートを入れたボウルを入れて湯煎します。チョコレートを入れた容器を火で直接加熱すると焦げの原因になるので、必ず湯煎してください。ボウルの中に水が入らないよう十分気をつけましょう。
溶かす際はスパチュラなどで、チョコレートを練るようにして混ぜます。チョコレート全体が溶けて滑らかになったら、次の工程へ進みます。
なお、お菓子作りにこだわりたい人は、ここでちょっと手をかけてあげるといいでしょう。チョコレートをテンパリングすることで、より滑らかできれいな仕上がりになります。
【テンパリングの方法】
テンパリングとは、チョコレートの結晶を安定した状態に調整する作業のことです。温度を管理しながらチョコを練ることで、滑らかで美しい仕上がりになります。
まずは50℃程度の湯煎でチョコを溶かしながら混ぜ、40℃程度まで温度を下げていきます。次にチョコレートを入れてあるボウルを一度冷水につけ、静かに混ぜながら27℃程度まで温度を下げます。
再び湯煎して30℃程度まで温度を上げたら完了です。滑らかでツヤのあるチョコレートになったら成功です。
④チョコでコーティングする
溶かしたチョコレートにいちごをつけてコーティングします。いちごのヘタ側につまようじなどを刺して、くるくる回しながらコーティングするとうまくいきやすいと思います。お好みの仕上がりになったら、いちごを一度バットなどにあげ、冷蔵庫で冷やしてください。
⑤ココアパウダーでコーティングする
バットなどにココアパウダーを広げたら、冷やしてチョコが固まったいちごを転がして、ココアパウダーでコーティングします。チョコがしっかり冷えていないと形が崩れやすいので気をつけましょう。
⑥完成
すべてのいちごをチョコレートとココアパウダーでコーティングしたら完成です!ギフトボックスに並べてプレゼントしたり、パーティーの席でデザートとして振る舞ったりすれば、盛り上がること間違いなし!
チョコがけいちごをおいしく作るポイント
市販のミルクチョコレートなどは、既に味がおいしく調整されているのでおすすめです。いちごも品種にこだわるだけで、とてもおいしいスイーツが簡単に作れますよ。仕上げに粉砂糖を振るいかけると、冬っぽさを演出することもできます。
また、いちごの他にシャインマスカットやベリーなどを使って作ることもできます。お好みのフルーツで自由にアレンジを楽しみましょう。
保存するときの注意点
チョコがけいちごはフレッシュないちごを使用するので生モノです。保管時は冷蔵庫に入れるようにしてください。また、作ったらできるだけ早めに食べるようにしましょう。できれば作ったその日から翌日のうちに食べきるようにしてくださいね。
まとめ
今回は、千葉県でさかんに生産されているいちごを使ったお手軽スイーツ「チョコがけいちご」の作り方をご紹介しました。
チョコがけいちごは簡単に作ることができるので、お子様の食育や自由研究にもうってつけです。親子の楽しいコミュニケーションの機会にもなるので、ぜひお試しください。
また、ワンランク上のお菓子作りに挑戦してみたい方は、ぜひチョコレートのテンパリングに挑戦してみましょう。市販のスイーツのような美しい仕上がりに、きっと誰もが驚くはずですよ!