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週末に家族で手作りを楽しもう♪
千葉の野菜をたっぷり使った手作りピザ

子どもも大人も楽しめる!「千葉流ミックスピザ」

ご家庭のお祝い事や季節のイベントなど、特別な日にピザをオーダーしてホームパーティを楽しむ方も多いのではないでしょうか。

ほんの少し贅沢な気分を味わえる、そんなピザを家庭でお手軽に楽しみたいとは思いませんか?

今回は、家庭で作れる本格的&お手軽なピザの作り方をご紹介します!

千葉の美味しい食材をふんだんに使おう

食の宝庫である千葉県の農産物ランキングでは、トマトをはじめマッシュルームやほうれんそうなど、出荷量が全国トップレベルにランクインする作物がたくさんあります。豊作ということは、つまりそれだけ流通量が多く、市場価格も低くなりやすいということ。地元の野菜をふんだんに使うのは、実は家計に優しいんですよ。

今回は、千葉県産の野菜をたっぷりと使った千葉流ベジタブルピザを作り方をご紹介します。ミックスピザにはさまざまな具材が使えますので、お好みでパプリカやじゃがいも、バジル、ベーコン、ソーセージやサラミなどを加えてアレンジしてみてくださいね。

用意するもの(4枚分)

<ピザ生地>

  • 強力粉 400g
  • ぬるま湯(55℃程度) 250ml
  • (A)ドライイースト 大さじ2
  • (A)ぬるま湯(55℃程度)60ml

<トマトソース>

  • トマト缶(カットトマト) 1/2缶
  • 塩 2g程度
  • 黒コショウ 1g

<具材>

  • ミニトマト 5個程度
  • マッシュルーム 4個
  • ほうれんそう 2束
  • たまねぎ 1/2個
  • ピーマン 2個
  • ピザ用チーズ お好みで

※その他お好みで具材をアレンジしてください。

作り方

ドライイーストを予備発酵させる

ドライイーストの発酵を促進するため、あらかじめ予備発酵をしておきます。

まずは小皿などにドライイーストを入れましょう。次に55℃程度のぬるま湯を350ml分程度沸かしたら、そのうちの60mlをドライイーストに加えて軽く混ぜます。

このまま5~10分程度置いておけば予備発酵の完了です。60℃以上の高温の湯を使うと、イースト菌の働きが弱くなったり死滅してしまったりする可能性があるので注意してください。

予備発酵を待っている間に、次の工程に取り掛かりましょう。

具材を下ごしらえする

ミニトマトやマッシュルーム、玉ねぎ、ピーマンなどは、1~2mm程度の厚さにあらかじめスライスしておきましょう。ほうれんそうは軽く下茹でして水を切っておきます。

ほうれんそうを茹でる際は根のほうから熱湯につけ30秒程度待ちます。残りを全部つけてさらに30秒ほど茹でたら完了です。茹でた後はキッチンペーパーなどで水気を切り、ザルなどにあげておくとよいでしょう。

ほかにもサラミやソーセージ、ベーコンやじゃがいも、パプリカなど、スライスした具材は何でも使えます。エビやホタテなどシーフードを使う場合は、丸ごともしくは一口大にカットしましょう。

③トマトソースを作る

具材の準備ができたらトマトソースを作ります。フライパンにオリーブオイルをひいて熱したら、トマト缶を加えて煮詰めるだけのシンプルなソースです。トマトはあらかじめできるだけ潰しておきましょう。

味を調えるのに塩とコショウを加えます。写真のように水気がなくなってきたらできあがりです。

トマトソースには、サンマルツァーノといううま味の強い品種がよく合います。トマト缶はサンマルツァーノを使用したものが多いのでおすすめ。フレッシュなサンマルツァーノが手に入った場合は、すり下ろして使いましょう。トマト缶より香りが立ちおいしいですよ。

スーパーなどで一般的に売られているトマトでももちろん作れます。水っぽさがなくなるまでよく煮詰めるのが、おいしいソースに仕上げるポイントです。

生地を練る

ぬるま湯につけたドライイーストの表面に細かい泡が立ってきたら、予備発酵の完了です。強力粉をボウルに入れ、そこに予備発酵させたドライイーストの液を注いで混ぜましょう。この段階ではまだ力を加えたり練ったりせず、パラパラになるように指先で全体を混ぜる程度です。

残りのぬるま湯を2~3回ほどに分けて加えながら混ぜ、全体に均等に水が回ったら生地をギュッと固めてひとまとめにします。耳たぶ程度の柔らかさが理想です。

あとは清潔にしたキッチン台の上などで、力を込めて生地を繰り返し練りましょう。長時間練れば練るほど、もっちりとした食感のいい生地になります。練り時間は大体20分を目安に調整してください。生地が滑らかになったら完了です。

⑤生地を発酵させる

内側にオリーブオイル(分量外)を薄く塗ったボウルに生地を入れ、ラップをして発酵を促します。内側にオイルを塗るのは、生地がボウルにくっつくのを防ぐためです。

夏場のよく日の当たる部屋など、常温より高いくらいの温度でおよそ40分程度も発酵させれば十分でしょう。60℃程度の湯でボウルごと湯煎する方法もあります。

時間があれば冷蔵庫などに入れ、じっくりと低温発酵させてみましょう。いっそうなめらかで伸びのよい生地になります。低温発酵の場合は6~8時間ほど発酵させます。野菜室が使える場合は、野菜室で発酵させるのがよいでしょう。生地が倍ほどの大きさに膨らんだら発酵完了です。

【冬場の場合】

冬場は60℃以下の湯煎と保温で発酵を促すのがおすすめですが、もしお時間に余裕があれば、肌寒いくらいの部屋などで3~6時間ほど低温発酵させてみてください。伸びがよくサクッと歯ざわりのいい生地に仕上がります。冷蔵庫を利用すれば、夏場でも低温発酵を楽しめますよ。

※60℃以上の温度で湯煎や保温をすると、熱によってイースト菌が死滅してしまう可能性があります。湯煎と保温は必ず60℃以下で行ってください

⑥生地を小分けにする

発酵させた生地を取り出し、スケッパーなどで四等分にしたら、それぞれを丸め直して休ませます(ベンチタイム)。10~20分ほど休ませれば十分です。この間にオーブンを200℃に予熱しておきましょう。

⑦生地を伸ばす

生地は、中心から外側に向けて中のガスを抜くイメージで伸ばしていきます。手で伸ばした方が厚みをコントロールしやすくピザの耳もきれいにできますが、手で伸ばすのが難しい場合は綿棒を使っても構いません。

また、円形のピザがオーソドックスですが、必ずしも円形にしなければならないわけではないので、オーブンの形に合わせて四角くするなど自由にアレンジしましょう。

⑧ソースと具材を乗せる

生地を伸ばしたら、スプーンの裏側を使ってソースを生地全体に伸ばします(耳の部分だけ残します)。円を描くように、全体にソースが均等に行きわたるように伸ばしましょう。

次に各種具材を乗せ、最後にチーズをかければあとはオーブンで焼き上げるだけです。

⑨オーブンで焼く

オーブンで15分焼いたら、千葉の恵みがたっぷり詰まった自家製ピザの完成!

まとめ

ピザは作るのにほんの少しの手間と時間がかかりますが、意外と誰でもおいしく作れちゃうお手軽な料理です。地元の新鮮な食材を使えば家計にとても優しいのもうれしいところ。

お好みでスライスしたにんにくや、ちぎったアンチョビを加えたり、仕上げにオリーブオイルやトリュフオイルをひとまわししたりするのもいいですね。

我が家ならではのオリジナルピザ作りにぜひ挑戦してみてください!

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