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チバザポークで作る
絶品!豚肉のザワークラウト&白ワイン煮込み

千葉の豚肉ブランド「チバザポーク」オススメ銘柄選!

食の宝庫千葉には、さまざまな名産品があります。いわし、あじ、はまぐり、落花生なんかは特に有名ですが、実は豚肉のメッカでもあるのをご存知ですか? 実は千葉県は全国屈指の養豚県で、年間およそ100万頭を出荷しています。中でもとりわけ上質な豚肉は「チバザポーク」のブランドで管理され、豚の飼育環境や血統、専用の配合飼料など工夫を凝らして生産されています。

今回はそんな千葉の豚肉ブランド「チバザポーク」をご紹介します!



千葉県が誇る「チバザポーク」15選

千葉県で養豚がさかんな理由。それは、千葉の気候が養豚に適しているからです。

実は豚は自分の体温を上手にできない動物。そのため養豚には気温や室温など環境がとても大切です。千葉県は気候が温暖で、年間を通じて寒暖の差があまり大きくありません。潮流や地形などから夏は涼しく冬は暖かくなりやすく、豚の飼育に適した環境なのです。

そんな千葉で育まれた「チバザポーク」の一部の銘柄を皆さんにご紹介します。

柏幻霜(かしわげんそう)ポーク
まるで牛肉のような美しいサシが入った豚肉で、その霜降り具合から名付けられた銘柄です。豚にストレスを与えないよう兄弟豚だけで飼育し、毎日手作りの独自配合飼料を与え、手間と愛情をかけて飼育されているのが特徴です。

かぶらきSPF
SPFとはSpecific Pathogen Freeの頭文字をとった略で、「指定病原外を持っていない」という意味。つまり豚の慢性疾病を排除した健康体を保証する銘柄で、徹底された管理は安全性だけでなく味の向上にも貢献しています。そんなSPF豚の中でもかぶらきSPF豚は、快適な環境で豚を飼育し、オリゴ糖とユッカ抽出物を添加したオリジナル飼料を採用しているのが特徴です。

元気豚
兄弟豚だけでゆったりとした環境でのびのびと飼育されているのが、元気豚の特徴です。豚の成長に合わせて豚舎を変えることで、体格に合わせた広いスペースでの余裕のある飼育を行っています。さらに母豚と離れることで大きなストレスを感じる繊細な豚に、不安やストレスを与えないよう兄弟一緒にくつろいで過ごせる環境を整備しています。

アボカドサンライズポーク
イベリコ豚を越えるおいしいブランド豚を生み出すことを課題とし、SPF豚にメキシコ産アボカドオイルを添加した特殊飼料で飼育しているのが特徴です。飼育環境にこだわっており、放牧スタイルで豚がのびのびと育ちます。肉質はとても柔らかく、アボカドに由来するオレイン酸が豊かでさらりとした甘みがあります。

ダイヤモンドポーク
伝説の品種「中ヨークシャー種」の純粋種であるダイヤモンドポークは、きめ細かい肉質と豊かな香り、コクのある旨みが特徴です。専用飼料で時間をかけながら一頭一頭を大切に飼育し、ダイヤモンドのように輝く極上に脂、極上の味を追求しています。

房総ポーク
肉質が決まる豚の成長段階で、トウモロコシやキャッサバ、海藻粉末などを加えた専用飼料を与えることに成功したのが房総ポークです。くさみやクセがなく、マイルドな旨みと柔らかい肉質が特徴です。

千葉県産いもぶた
千葉県産いもぶたはその名の通りさつまいもを中心としたいもを食べて育った豚で、甘くとろけるような脂身と、柔らかくジューシーな赤身が特徴です。トウモロコシ主体で育つ豚よりも成育に時間がかかり、その分、いものデンプン質が豚の体内でじっくりと良質な脂に変わっていきます。

東の匠SPF
1978年に3名の匠が乗り出した「究極の豚」の生産。東の匠SPF豚のすべてはそこから始まりました。種豚と飼料を統一し、育て方や管理方法などを研究しながら「本当に納得のいく豚」を目指して運営されています。脂身は美しい白色で甘みがあり、歯切れよく味わい深いのが特徴です。

なでしこポーク
北海道の大高酵素株式会社との共同研究をへて完成した品種で、およそ50種類もの野菜や果物を発酵熟成させた酵素と、国産米をたっぷり使って豚を飼育しているのが特徴です。脂にはくさみがなく、オレイン酸をたっぷり含んでいます。

マーガレットポーク
200種類以上ある乳酸菌からたったの2種類の即物性乳酸菌を選び、飼料に添加し与えているのがマーガレットポークの特徴です。腸内環境が整っている豚の肉はくさみがなく、豚本来の旨みや香り、コクが存分に生かされます。また、肉質の柔らかさも特徴的です。

坂東ケンボロー
国内豚肉流通量の10%に満たない気性なケンボロー種はオレイン酸を豊富に含み、きめが細かく柔らかい食感が特徴です。豚本来の肉質を追求するために、飼料はマイロやタピオカ、麦類など高品質なでんぷん類を配合しています。

ロイヤル三元
肉質・健康・生産性に重点を置き、最高品質の豚肉を目指して厳選された三品種の豚をかけ合わせて作られた銘柄です。豚本来の肉質とおいしさにこだわり、ジューシーで柔らかい口当たりが特徴です。

恋する豚
乳酸菌や麹菌でじっくりと発行させた独自開発の飼料を与えて飼育しているのが特徴です。環境や育て方を工夫し、大切に育てられた豚は、口いっぱいに広がるほのかな甘みと、すっきりとしたあと味が売りです。

野田さくらポーク
希少なケンボロー種で、くさみやクセのない上質な肉質が特徴です。豚に与える飼料も通常の飼料よりビタミンEやミネラルを大幅に強化するなど、飼育方法を工夫しています。

オリヴィアポーク
善玉コレステロールを増やすオレイン酸や抗酸化作用のあるビタミンEをたっぷり含んだオリーブ粕入り穀物を主体とした飼料を与えながら、健康的な豚を育てています。腸内環境が整った豚の肉質はにおいやクセがなく、食べやすいのが特徴です。

絶品!豚肉のザワークラウト&白ワイン煮込みレシピ


豚肉の煮込み料理といえば誰もが角煮を思い浮かべるのではないでしょうか。今回ご紹介するレシピは、ワインとザワークラウトで煮込む洋風レシピです。とろけるような食感に、お肉やワイン、スパイスの香りや旨みがギュッと詰まった味がクセになります。ぜひ千葉県産の高品質な豚肉でお試しください!

●材料(3~4人分)

・豚バラブロック 700g800g
・白ワイン 1L程度
・ザワークラウト お好みで
・にんにく 3
・ローリエ 3
・クローブ 3
・黒コショウ 1g
・塩 小さじ1

●作り方

肉をカットする

 

ブロック肉を適当な大きさにカットします。角煮と同じサイズでもいいですし、お好みでカットしてください。

クローブを処理する

煮込んでいる最中にクローブがどこにいったかわからなくなってしまわないよう、にんにくに挿し込んでおくのがオススメです。にんにくの皮をむいたら爪楊枝で穴を3つ開け、そこにクローブを挿し込みます。挿し込んだらにんにくごと鍋へ入れます。

ローリエを処理する

ローリエは香りが出やすくなるよう、葉の表面にナイフで数か所傷をつけたり、手で折ったりしてから入れましょう。

白ワインを注ぐ

鍋に肉、にんにく、ローリエを入れたら、ザワークラウトを好きなだけ加え、コショウを振ってワインを注ぎます。ワインはお肉全体が浸るくらいの量を使ってください。

煮込む

鍋を火にかけて沸いたら火を落とし、アクをすくいとります。その後、鍋にフタをして34時間ほどコトコト煮込みます。鍋は保温力に優れる土鍋を使うのがオススメ。

完成!



変幻自在の豚肉でおうちごはんを楽しもう!

豚肉は煮込み料理のほか、燻製にしてベーコンにしたり塩漬けでパンチェッタにするなど、ご家庭で楽しめる意外な調理法がたくさんあります。銘柄ごとの肉質や味、香りを比べて楽しむのもおもしろそうですね。

千葉の恵みを存分に楽しんで、バラエティ豊かな食卓を満喫してしまいましょう!

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