展示場の歩き方

Vol.4:家づくりに興味が
あれば直接行ってみよう!

住宅展示場はどんな人が行ってもいいの!?

「住宅展示場を見てみたい」と思っていても、まだ具体的に家を建てる計画がない場合、行ってよいものか疑問に思っている人は少なくないのでは?住宅展示場はどのような人が行く場所なのでしょうか。

新田:──住宅展示場にはどのような方々が訪れていますか?

朝比奈:住宅購入を検討するタイミングで多い30代前後、未就学児がいるご家族が多くいらっしゃいます。モデルハウスもそのようなファミリーを想定してつくられていることが多いですね。実際は、様々な年代、ご家族構成の方が家を建てていらっしゃいますので、幅広い世代の方がいらっしゃいます。将来、家を建てたい方はもちろん、インテリアに興味がある方、あるいは建築学科の学生の方など、どなたでも来ていただけたら。今は具体的に家を建てることは考えていなくても、将来の参考にしていただけたらと考えています。

実際にデートで住宅展示場を訪れるカップルやママ友同士で来る方もいるそうです。

左は、ワールドハウス千葉営業所チーフアドバイザー 朝比奈明香さん。二級建築士で構造に詳しく、国産ヒノキを使用するワールドハウスの家の構造についても教えていただきました!


新田:住宅展示場でデートって、楽しそう!

早めに費用感やスケジュール感を知っておこう


住宅展示場はまだ具体的に家を建てることを検討していない段階でも行ってもよいなら、気軽に足を運べそうです。しかし、実際にそのような段階で行ってみることに意味はあるのでしょうか。



新田:
具体的に住宅の購入を考えていない段階で、住宅展示場に足を運ぶことに何かメリットはありますか?

宇多村:住宅展示場に来ていただくと、どのくらいの広さの家がいくらくらいで買えるのか、今の家賃と同じ返済額では住宅ローンはいくら借りられるのか、費用感がわかります。

家づくりにどのくらいお金がかるのかわからない人は少なくないはず。目安がわかると将来の参考になりますね。

左は、ワールドハウス千葉営業所 営業 宇多村圭さん。壁に貼られているのは、調湿効果のあるエコカラット。ニッチをつくってエコカラットを貼るといった使い方もできるのだそう。

朝比奈:家づくりの流れやスケジュール感もわかるようになりますよ。家を建てたいとき、何から始めたらよいのかわからない人は少なくなく、住み始めたい時期に対して、住宅展示場を訪れるタイミングが遅すぎる人も見られるんです。

家づくりのスケジュール感は、土地を探すのにかかる期間は早くても1ヵ月。打ち合わせから家が建つまでの期間は、ハウスメーカーの工法による違いはあるものの、少なくても10ヵ月から1年程度は必要なんだとか。

朝比奈:間取りや内装にこだわって、じっくりと打ち合わせをするには、早めに展示場を訪れて具体的なご相談をしていただくのがおすすめですね!

消費税の増税の際には、増税の6ヵ月前までに工事の請負契約を結ぶと増税前の税率になるそう。そうした税金や補助金などの情報収集をするためにも、早めに住宅展示場を訪れておくのがおすすめだそうですよ!

もちろん、モデルハウスの空間を見て楽しむことを目的に来るのもOKだそう。モデルハウスを見て、住まいへの夢をふくらませている人も多いそうです。



吹き抜けの空間の広がりなども、住宅展示場でモデルハウスを見学すると体感できますよ!

新田:モデルハウスを見学して、インテリアがすごく素敵だったのですが、インテリアのヒントを得るために、住宅展示場を見学するのもアリでしょうか?

朝比奈:もちろん構いません!

営業のお二人もうなずいていました。実際に照明器具はどこのものなのかなど、質問して帰る方もいるそうです。



ワールドハウス千葉展示場のモデルハウスの「穴倉キッズスペース」。お子様が喜びそうなこんなスペースのアイデアなど、モデルハウスにはインテリアのヒントになるアイデアが詰まっていました!

こちらもおすすめ!