お家で遊ぼう!

家族みんなでもりあがろう!
ナンジャモンジャのルールと遊び方

記憶力と反射神経が磨かれる!?シンプルで楽しいカードゲーム

みなさんは「ナンジャモンジャ」というカードゲームをご存じですか?

ナンジャモンジャは、食後の家族団らんタイムや休日のリラックスタイムに、家族みんなでもりあがるのにうってつけなカードゲームです。

プレイヤーそれぞれがカードに描かれた個性的なキャラクター達(ナンジャモンジャ)に名前をつけ、その名前を覚えながら順番に当てていくというとてもシンプルなルールです。

面白おかしい名前をつけたり、わざと他の人が覚えにくそうな名前をつけたりと、意外と戦略性の高いゲームでもあります。そして何より、小さな子どもからお年寄りまで同じ目線で楽しめるのがナンジャモンジャの魅力。

今回は、ナンジャモンジャのルールや遊び方をご紹介します。

ナンジャモンジャとは

ナンジャモンジャには「ナンジャモンジャ・シロ」と「ナンジャモンジャ・ミドリ」があります。それぞれ描かれているキャラクターは違うものの、シロもミドリも12種類のキャラクターが収められているところは同じ。いずれも最大6人まで遊べますが、シロとミドリを合わせると最大12人まで遊ぶことができます。

今回使用するのは、累計販売100万個を突破した記念に作られた「ナンジャモンジャ デラックス」です。ナンジャモンジャ デラックスは、シロとミドリのほかに新キャラクターを1種類追加した計25種類のキャラクターが収められています。

上質なカードで豪華な缶箱に収められているので、ちょっとしたギフトにも最適です。

写真のように、ナンジャモンジャ デラックスには25種類のキャラクターカードが5枚ずつ、計125枚のカードと説明書が1部収められています。

カードに描かれている個性豊かなキャラクター達。

ナンジャモンジャはもともとロシアのゲームデザイナーが考案したもので、2011年に初版がロシアで発売されました。日本で発売されたのは2016年2月で、ユニークな世界観とシンプルで楽しいゲーム性が話題となり、子どもから大人まで幅広く親しまれています。

ナンジャモンジャのルールと遊び方

ナンジャモンジャは、一人ずつ順番に山札からカードを一枚めくり、表向きにして山札の隣りに重ねていくのを繰り返します。

めくったカードが初めて出るカードなら、めくった人は描かれているナンジャモンジャに名前をつけます。次の人も同じようにしてカードをめくり、初めて出るカードであれば名前をつける、というのが基本的な流れです。

もしめくったカードが初めて出るものでなく、すでに誰かが名前をつけたカードだったら、その名前を叫びます。一番早く正確に名前を言えた人が、山札の隣りに積まれたカードをゲット。

もし誰も名前を正確に思い出せない場合は、そのカードにまた新しい名前をつけてゲームを続行しましょう。

こうして山札がなくなったらゲーム終了。最終的に、たくさんのカードを集めた人が勝ちです。

それでは実際に、ナンジャモンジャを父、母、息子(小学一年生)で遊ぶ様子をレポートします。

ナンジャモンジャ体験レポート

ナンジャモンジャで遊ぶのに最初にやるのがシャッフルです。

使用するカード枚数は、プレイヤーの数により調整するといいでしょう。2~6人までで遊ぶなら12種類のキャラクター(60枚)を使用し、もっと大勢で遊ぶなら1人につき2種類程度のキャラクターを追加するのがおすすめですが、枚数を適当に決めてもかまいません。

今回は12種類のキャラクター(計60枚)で遊びますが、適当な量のカードをつかみとってゲームを始めても問題ありません。

シャッフルしたカードは山札として伏せておき、一番上のカードを一枚だけめくって山札の隣りにおきます。

なお、カードをめくる際は公平を期して、すばやく誰にでも見えるようにめくるのがポイント。

最初の一枚ですから、当然キャラクターに名前がついていません。そこで、このカードをめくった息子が「パヤパヤ笑顔君」と命名しました。この名前を忘れないようしっかり頭に入れておきます。

次に妻が山札から一枚のカードをめくり、隣りのカードに重ねます。出てきたのはオレンジ色のこのカード。

妻はこのキャラクターに「みかん星人」という名前をつけました。次は筆者がカードをめくります

現れたのはまたしても初登場のキャラクター。パーマロッドをたくさんつけているように見えたので「バーバーみどり」と名付けました。

次は再び息子がカードをめくる番です。この調子で、息子→妻→筆者の順でカードをめくっていきます。

赤色が印象的なキャラクターが現れました。

初めて登場するキャラクターに、息子はすかさず「いちごちゃん!」と命名。確かにいちごに見えるキャラクターです。覚えやすくていいですね。

このあたりから「そろそろ既出のキャラクターが現れるのでは……?」という期待が高まり、緊張感が増していきます。

妻がカードをめくると、すでに名前を持っているキャラクターがついに現れました。妻も筆者も思わず「あっ!」と叫ぶ間に、息子がすかさず「みかん星人!」と見事に名前を的中。子どもの反射神経と真剣さはさすがです。

ここまでめくったカードはすべて息子の手に。息子が一足早く勝利へと歩を進めます。

息子が5枚のカードを先取。最終的にカードを一番多く集めた人が勝ちになります。

さて、最後にカードをめくったのは妻なので、今度は筆者がカードをめくる番です。

長い足が特徴的な初登場のキャラクターです。「あしながおじさん」と命名。そろそろ最初の方に現れたキャラタクーの名前を思い出すのが難しくなる頃合いです。

次は息子がカードをめくります。

現れたのは見覚えのあるキャラクターです。しかも覚えやすい名前のキャラクターだったので、すかさず「いちごちゃん!」と筆者。ようやく2枚のカードを獲得です。

続いて妻がカードをめくると、またしても見覚えのあるキャラクターが。筆者が「これはあしながおじさんじゃないし……えーっと……」とまごついている間に、妻が「みかん星人!」と叫びます。

妻もカードを1枚ゲット。現在の点数は息子が5枚、筆者が2枚、妻が1枚です。

このようにして、山札がなくなるまでゲームを続けていきます。最終的な点数は以下の通りでした。

息子…20枚
筆者…17枚
妻…13枚

勝敗はともかく、ナンジャモンジャのだいごみはやはり名前を言い間違えたり思い出せなかったりしたときの楽しさです。早押しクイズのようにスリリングな面白さがあるので、特にゲームの中盤からは大爆笑必至。家族みんなで涙を流すほど大笑いしながら楽しめました。

家族の絆を深めたり、楽しい時間や思い出を共有したりするのにうってつけのゲームです。

ナンジャモンジャを楽しもう!

家族団らんにうってつけのナンジャモンジャは、子どもから大人まで同じ目線で遊べるシンプルなカードゲームです。

本記事ではナンジャモンジャの遊び方と、実際に筆者が家族と一緒にナンジャモンジャを楽しむ様子をレポートしました。

一回のゲームに要する時間はおよそ15分です。

対象年齢は4歳からなので、幼稚園や小学校低学年など小さな子どもも一緒に遊べるのが魅力。

ナンジャモンジャでおおいに笑い、ぜひご家族みなさんで楽しい時間をお過ごしください。

こちらもおすすめ!