インテリア&収納のプロ【アンジェ・リュクス】に学ぶ、暮らしのお役立ちポイント

紙袋は溜めるより使うのがおすすめ!
スマートな保管の仕組みと活用アイデア

紙袋は保管する数と場所を決めてどんどん活用するのが◎

シリーズ8.収納アイテムの上手な活用方法(第3回)

このシリーズでは、インテリア&収納のプロである、アンジェ・リュクスの収納コンサルタント&インテリアコーディネーターが家づくりの役立つ情報をテーマごとに紹介します。

本シリーズでは、収納まわりの悩みを解消する便利アイテムの使い方をプロに聞いていきます!

第3回は、「紙袋の保管と活用の仕方」についてお聞きしました。

いつのまにか増えている紙袋…よい管理方法や使い道は?

「いつか使うかも?」「おしゃれだから取っておこう」といった思いから、つい溜め込みがちなのが紙袋です。気付けば紙袋が山になっていませんか?

今回は、紙袋をスマートに保管できる簡単な仕組み作りと、活用アイデアをご紹介します。

 まずは保管する紙袋の数を設定しておく

紙袋は、保管している数に対して意外と使う頻度が少ないものです。

まずは、ご家庭で一定の期間に使う紙袋の数を検証してみませんか。実際に使用する数が見えてくると、保管する目安も付けやすくなります。

検証した後に「小→○枚・大→○枚」と保管する紙袋の数を設定しましょう。もちろん見直しもOKです!

随時見直しながら、あなたの暮らしに合った保管枚数を決めてみてくださいね。

 紙袋の保管場所を決めると使用もスムーズ

紙袋を収納する場所も大切です。取り出しにくく使いにくければ、せっかく残しておいても意味がありません。

外出時に使うことが多い我が家では、玄関の靴箱を紙袋の収納場所にしています。ゴソゴソ探す手間がなく、出かける前にサッと取り出して使うことができます。

収納には大きめの紙袋を利用するのがおすすめです。新たに収納用品を揃えることもなく一石二鳥です。

 余った紙袋を活用するアイデア

設定した数より多い紙袋は手放すべき…。とはいうものの、紙袋をキレイなままで処分するのは気が引けてしまいますね。

それなら、どんどん使っていきましょう!紙袋には、以下のようなさまざまな活用方法があります。

  • デザインを生かしてブックカバーに
  • 子供の友達が来た時のゴミ箱に
  • 廃品回収に出す雑誌・新聞をまとめる袋に
  • 収納場所を決定する前の仮置き収納ボックスに

そのまま処分するよりも、気がとがめることなく使い切ることができると思いませんか。

ついつい増えてしまう紙袋は、保管する上限数や手放す仕組みを設定して上手に管理しましょう。

また、お買い物の際には荷物を一つにまとめる、エコバッグを持っていくなど、紙袋を必要以上に持ち帰らないような工夫もできるといいですね!



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暮らしのお役立ちポイント

収納&インテリアコンサルタントが家づくりの役立つ情報をテーマごとに紹介します。

株式会社アンジェ・リュクス代表取締役 森下純子

プロフィール
2015年株式会社アンジェ・リュクスを設立。住まいづくりを片づけ・収納・インテリアの3つの面からサポート。インテリアを魅せるだけでなく、使いやすさや思考の整理を重視した空間づくりで、住まう人が心地よく暮らせる家づくりを提案している。家族のコミュニケーションがより豊かになる「暮らし上手になる家づくり」を得意とし、片づけやすい家のモデルハウス監修の他、アートやインテリアでホームステージングなどにも取り組む。2021年Best of Houzz賞受賞。現在はオンライン収納サポートで全国展開を行う。

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