インテリア&収納のプロ【アンジェ・リュクス】に学ぶ、暮らしのお役立ちポイント
シリーズ7.家事を楽しく!キッチンまわりのひと工夫(第4回)
このシリーズでは、インテリア&収納のプロである、アンジェ・リュクスの収納コンサルタント&インテリアコーディネーターが家づくりの役立つ情報をテーマごとに紹介します。
本シリーズでは、キッチンでの家事をより楽しく快適にする具体的なアイデアをプロに聞いていきます!
第4回は、「コンロ横の引き出しの上手な使い方」についてお聞きしました。
コンロ横の小さな引き出し!スペースを無駄にしない収納アイデアとは?
キッチンコンロの横にある細くて長い引き出し。みなさんはどのように使っていますか?
一般的な家庭に設置されるコンロは、火災を防ぐために壁との距離を取る必要があり、この空間は引き出しとして活用されています。広いスペースではありませんが、有効に利用したいですね。
今回は、コンロ横の引き出しを上手に使う方法をお伝えします。
掃除用具を入れて手軽にキレイをキープ
コンロ横の引き出しは、本来スパイスなどを入れるのにちょうどよいスペースです。ですが、特にこだわらず、違うものを収納しても大丈夫。
ワールドハウス成田住宅公園展示場のキッチンコンロでは、左側にもスパイスを入れる引き出しがあるので、ここはコンロまわりを拭くための掃除用具入れとしてご提案しています。
料理中にコンロまわりが汚れても、サッと取り出してすぐに拭けるので、いつでもキレイをキープできますね。
小さなスペースに合う保存容器を選ぶのがオススメ
※サイトより画像をお借りしています。
一方、我が家では普通にスパイスラックとして使っています。よく使う塩や砂糖を入れるために使っているのは、タケヤ化学工業の「アクリルキャニスター」です。
購入の決め手となったのは、以下の3つのポイントです。
ちょうどよいサイズの容器だとスペースを有効に使えます。購入前に引き出しの内寸と高さをしっかり測っておきましょう。
また、意外と大事なポイントがフタの開閉のしやすさです。いろいろなタイプの保存容器があるので、お店で実際に触って開け閉めを確認してみてください。開閉がしにくいと後々面倒になってしまい、片づかない原因につながることがあります。
そして、フタやパッキンが簡単に外せるとスッキリと洗え、衛生的にも安心です。
タケヤ化学工業のアクリルキャニスターは、「フレッシュロック」シリーズと同様、容器を傾けてもフタが閉まらず、そのまま止まっていてくれるのも助かります。
更に、フタにラベリングをしておけば、コンロ横の引き出しに収納しても上から見て探しやすいですよ。
我が家では塩・砂糖のほかにもう一つ、乾燥わかめも入れています。
乾物は乾物コーナーにまとめてもよいのですが、味噌汁を作る時に乾燥わかめがコンロの近くにあるとかなり便利です。具が足りないなと感じたら、気軽にパッと入れることができます。
自分にとって何がベストなのかを考えて、引き出しに収納するものやアイテムを決めてくださいね。
インテリア&収納のプロに学ぶ
暮らしのお役立ちポイント
収納&インテリアコンサルタントが家づくりの役立つ情報をテーマごとに紹介します。
プロフィール
2015年株式会社アンジェ・リュクスを設立。住まいづくりを片づけ・収納・インテリアの3つの面からサポート。インテリアを魅せるだけでなく、使いやすさや思考の整理を重視した空間づくりで、住まう人が心地よく暮らせる家づくりを提案している。家族のコミュニケーションがより豊かになる「暮らし上手になる家づくり」を得意とし、片づけやすい家のモデルハウス監修の他、アートやインテリアでホームステージングなどにも取り組む。2021年Best of Houzz賞受賞。現在はオンライン収納サポートで全国展開を行う。