インテリア&収納のプロ【アンジェ・リュクス】に学ぶ、暮らしのお役立ちポイント

「一軍」調理道具は見せる収納でOK
意識を変えてストレスフリーに!

収納の習慣を変えればキッチンの家事はもっと楽になる!

シリーズ7.家事を楽しく!キッチンまわりのひと工夫(第1回)

このシリーズでは、インテリア&収納のプロである、アンジェ・リュクスの収納コンサルタント&インテリアコーディネーターが家づくりの役立つ情報をテーマごとに紹介します。

本シリーズでは、キッチンでの家事をより楽しく快適にする具体的なアイデアをプロに聞いていきます!

第1回は、「出番の多い調理道具の収納方法」についてお聞きしました。

キッチンでよく使う調理道具!ストレスを減らす収納術を紹介

家族の健康を守るママにとって、毎日の食事作りは大事なお仕事です。毎日のことだからこそ、小さなストレスも抱えたくありませんよね。

今回は、キッチンでの家事を楽にする調理道具の収納方法についてご紹介します。

 出番が多い「一軍」調理道具は自然と決まってくる

鍋やフライパンはいくつも持っているのに、調理時に手に取るのはいつも同じものだったりしませんか?例えば、我が家では写真の2点をよく使用しています。お味噌汁や煮物用の行平鍋と鉄のフライパンです。

いわば調理道具の一軍です。普段あまり意識していないかもれませんが、数ある調理道具の中でも、出番の多い一軍は自然と決まってくるものです。

それなのに、朝に使ったフライパンを洗って乾かして引き出しなどに収納し、そして夕方にはまた同じフライパンを取り出して調理する…。これが習慣になっている方も多いでしょう。

こういった、よく使う調理道具の一軍をどう収納するかで、毎日の調理のストレスゲージは変わってきます。

 一軍の調理道具は「見せる収納」にするのが一番楽!

 

一日に何度も使用する一軍の調理道具。使うたびに出して、洗って乾かして片づけるというサイクルを繰り返すのでは、どうしても手間数が多くなります。

これを解決するために、我が家で実践しているのが見せる収納。毎日使うレギュラーの調理道具は出しっぱなしにすればとても楽です。

レンジフードに設置したフックにかけてあるので、手を伸ばせばすぐに調理を開始できます。

使用後は、洗浄して乾いたらフックにかけるだけ。片づけも一瞬で終わります。

 見せる収納には「横ブレしにくいフック」が便利

引っかける収納でイライラしがちなのがフックの揺れ。フックの先があっちに向いたりこっちに揺れたりすると、鍋やフライパンをかけるのにも手間取ります。

そんなストレスを少しでも減らすために、我が家では無印良品の「ステンレス横ブレしにくいフック」を採用しています。これなら調理道具の取り出しや収納も片手でできて簡単です。

「お鍋は引き出しに収納するもの」そんな思い込みは、一旦取り払ってみませんか?使いたいときにサッと出せるのが、家事を楽にする一番のポイントです。

「出しっぱなし」という究極の収納方法で、キッチンの家事をもっと楽にしていきましょう。



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株式会社アンジェ・リュクス代表取締役 森下純子

プロフィール
2015年株式会社アンジェ・リュクスを設立。住まいづくりを片づけ・収納・インテリアの3つの面からサポート。インテリアを魅せるだけでなく、使いやすさや思考の整理を重視した空間づくりで、住まう人が心地よく暮らせる家づくりを提案している。家族のコミュニケーションがより豊かになる「暮らし上手になる家づくり」を得意とし、片づけやすい家のモデルハウス監修の他、アートやインテリアでホームステージングなどにも取り組む。2021年Best of Houzz賞受賞。現在はオンライン収納サポートで全国展開を行う。

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