インテリア&収納のプロ【アンジェ・リュクス】に学ぶ、暮らしのお役立ちポイント
シリーズ5.心がおどる、こだわりのインテリア(第3回)
このシリーズでは、インテリア&収納のプロである、アンジェ・リュクスの収納コンサルタント&インテリアコーディネーターが家づくりの役立つ情報をテーマごとに紹介します。
本シリーズでは、自分らしさにこだわった空間づくりのヒントをプロに聞いていきます!
第3回は、「手軽に実践できるカーテンの洗い方」についてお聞きしました。
インテリアの印象を大きく変えるカーテン!洗うタイミングやコツは?
お部屋の中でも面積が大きく目に入りやすいカーテン。自分好みのインテリアにこだわるのなら、季節ごとにカーテンの柄や素材を変えてみるのもおしゃれですね。
また、ずっと同じカーテンを吊っていると、気づかないうちに汚れもたまってしまいます。
今回は、カーテンを洗うタイミングや手軽な干し方をご紹介します。
カーテンの洗濯は年に2回を目安に!
お部屋のカーテンを最後に洗ったのはいつだったかわからない、タイミングや干し方がわかりにくくて気づけば何年も洗っていない、という方もいるかもしれませんね。
洗濯するには大きくて手間がかかると思いがちですが、コツを知っておけば大丈夫です。
カーテンの洗濯は1年に2回程度を目安にしましょう。年に2回だけの洗濯なら、無理なくできそうな気がしませんか?このペースならカーテン生地をあまり傷めず、かつ清潔を保てます。
そして、カーテンの洗濯に適したタイミングは、ずばり7月と12月。カラッと晴れた日が続く暑い夏と、暖房が入り室内が暖かく保たれる冬がオススメです。
洗濯のタイミングに合わせて、季節ごとの模様替えを行うのもよいと思います。
カーテンの洗濯は干し方がポイント!
大物のカーテンを洗うのに、夏はともかく冬がベストタイミングというのは疑問に感じるかもしれません。実は干し方に秘密があるんです。
洗濯後の濡れたカーテンは重く、干すのもちょっとした重労働…。そんなカーテンの乾燥は吊り干しが一番です。カーテンレールで吊り干しすれば手間がなく、シワもない仕上がりに!
寒風の吹く12月でも、暖房の効いた室内ならあっという間に乾きます。
干す場所の確保やピンチ跡の悩みとも無縁です。乾くのを待って取り込みカーテンレールにセット…という工程もカットできちゃいます。おまけに、脱水後のほどよい水分が重りとなるのでシワも伸びて、一石三鳥。
ドレープカーテンとレースカーテンを併用しているなら、洗濯は別々に行いましょう。乾くまでの時間を逆算すると、まず先に厚手のカーテンから洗濯するのが効率的です。
カーテンはデリケート素材のものも多いので、洗濯表記タグを確認することもお忘れなく。
お部屋の印象を大きく左右するカーテンは、定期的なお洗濯でサッパリとさせておきたいですね。年2回のタイミングと効率のよい干し方は、とてもシンプルなポイントで、手軽に実践できますよ!
インテリアや季節に合うカーテン選びとともに、清潔を保つ洗い方にもぜひこだわってみてくださいね。
インテリア&収納のプロに学ぶ
暮らしのお役立ちポイント
収納&インテリアコンサルタントが家づくりの役立つ情報をテーマごとに紹介します。
プロフィール
2015年株式会社アンジェ・リュクスを設立。住まいづくりを片づけ・収納・インテリアの3つの面からサポート。インテリアを魅せるだけでなく、使いやすさや思考の整理を重視した空間づくりで、住まう人が心地よく暮らせる家づくりを提案している。家族のコミュニケーションがより豊かになる「暮らし上手になる家づくり」を得意とし、片づけやすい家のモデルハウス監修の他、アートやインテリアでホームステージングなどにも取り組む。2021年Best of Houzz賞受賞。現在はオンライン収納サポートで全国展開を行う。