インテリア&収納のプロ【アンジェ・リュクス】に学ぶ、暮らしのお役立ちポイント

ダイニングテーブルのごちゃつきなし!
キレイを保てる収納の仕組み

動線に合わせた収納計画でダイニングテーブルは常にスッキリ!

シリーズ4.心地よい生活のための収納計画(第4回)

このシリーズでは、インテリア&収納のプロである、アンジェ・リュクスの収納コンサルタント&インテリアコーディネーターが家づくりの役立つ情報をテーマごとに紹介します。

本シリーズでは、新居で考えておきたい収納計画のポイントをプロに聞いていきます!

第4回は、「ダイニングテーブル周りの収納」についてお聞きしました。

テーブルのスッキリを維持するためには収納計画が大切

リビングは家族が集う場所。家族が集うということは……必然的にさまざまな「モノ」も集まってきます。

特に、気を付けたいのがダイニングテーブル周り。収納をしっかり計画しておかないと、またたく間にテーブルの上がモノで溢れかえり、占領されてしまう……。そんなことになりかねません。

今回は、ワールドハウス青葉の森住宅展示場のダイニング&キッチンを取り上げ、ダイニングテーブルの上をスッキリ保つための収納計画のポイントをお伝えします。

 ダイニングテーブル周りの収納(1)

ダイニングテーブル周りの収納場所の1つは、間近にあるキッチンカウンター。キッチンカウンターの背面には、15cmの奥行きのある収納が付いています。

例えば、爪切りや子どものアクセサリー、ティッシュケース、文具など細々としたものがすぐにしまえて便利です。片づけが面倒でテーブルの上についそのままに、といったことも防げますね。

こんなふうにダイニング側に収納がついているシステムキッチンは最近人気があります。

 ダイニングテーブル周りの収納(2)

そして、ダイニングの壁にも収納スペースを作ってあります。

こちらは奥行き30cm、幅1間。例えば、救急セットやガムテープ、家電説明書、学校プリント、ミシンなど、日常的に使いたい道具や資料を置くのにぴったりです。ダイニングテーブルでの作業前後に、さっと取り出しさっとしまえるようになっています。

テーブル近くに収納スペースがあると、片づけ動線が楽になりますね。

 すてきなオーダーテーブルなら自然と片づけたくなる!?

ちなみに、このダイニングテーブルはオーダーテーブル。ウッドチップを天板に使い、強化ガラスでカバーしたものです。

お気に入りのテーブルを準備することも心地よい暮らしへの一歩。つい眺めたくなるすてきなダイニングテーブルなら、自然とスッキリした状態を維持したくなるのでは?

ダイニングテーブル周りこそ、家族の動線に合わせた収納スペースを計画してくださいね。


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暮らしのお役立ちポイント

収納&インテリアコンサルタントが家づくりの役立つ情報をテーマごとに紹介します。

株式会社アンジェ・リュクス代表取締役 森下純子

プロフィール
2015年株式会社アンジェ・リュクスを設立。住まいづくりを片づけ・収納・インテリアの3つの面からサポート。インテリアを魅せるだけでなく、使いやすさや思考の整理を重視した空間づくりで、住まう人が心地よく暮らせる家づくりを提案している。家族のコミュニケーションがより豊かになる「暮らし上手になる家づくり」を得意とし、片づけやすい家のモデルハウス監修の他、アートやインテリアでホームステージングなどにも取り組む。2021年Best of Houzz賞受賞。現在はオンライン収納サポートで全国展開を行う。

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