インテリア&収納のプロ【アンジェ・リュクス】に学ぶ、暮らしのお役立ちポイント
シリーズ3.笑顔で過ごせる、子育てのヒント(第2回)
このシリーズでは、インテリア&収納のプロである、アンジェ・リュクスの収納コンサルタント&インテリアコーディネーターが家づくりの役立つ情報をテーマごとに紹介します。
本シリーズでは、子どもとの暮らしをより快適にするコツをプロに聞いていきます!
第2回は、「子どもに任せる上履き洗い」についてお聞きしました。
上履きを子ども自身で洗ってもらうためのヒントをご紹介
「上履き」は学校や幼稚園での必須アイテムです。みなさんの家庭では、子どもが持ち帰った上履きを洗うのはどなたでしょうか?
「本当は自分で洗ってもらいたいけれど…」と思いつつ、ママが洗うことが多いかもしれませんね。
今回は、子どもに自分で上履きを洗ってもらうためのヒントをご紹介します。
上履き洗いは子どもでも難しくない!
水や石けんを使う上履き洗いは、小学生には難しいと思いますか?
上履きは、靴ひもやマジックテープのないシンプルな作り。実は、上履きを洗うのは意外と簡単です。「ブラシでゴシゴシ」する作業さえできればOK。
小さな子どもも遊び感覚でトライできます!「自分でできた!」と実感できれば、子どもも満足です。
手順を再確認しておけば不安なし!
とはいえ、初めから全部を任せると、子どもは不安に感じるかもしれません。ママの方でも「もし洗剤を間違えたら…?」といった心配が生じます。
「上履き洗い」の手順を再確認して、不安解消の糸口を探りましょう!主な手順は以下の通りです。
1.道具の用意
2.上履きを洗面所に持っていく
3.洗う
4.干す
5.道具の片づけ
我が家の小学校高学年になる長女は、1から5まで1人でOK。一方で、新1年生の三女は、身長と洗剤棚の取り扱いの問題で、2、3のみの作業です。
「できる」範囲に合わせた役割分担を!
子どもの能力に合わせた無理のない作業なら、見守るママも安心ですね。飽きっぽいお子さまも、明確なゴールがあれば集中力は途切れません。しっかりと任務を遂行してくれます。
年齢や段階ごとに少しずつ役割を増やしていけば、子どもの成長にもママの負担軽減にもつながります。
入学・進級のシーズンは、新しい環境でやる気満々の子どもに、さりげなく成長を促すチャンス。子どもの「できる」範囲を見極めながら、お仕事を任せてみませんか。
インテリア&収納のプロに学ぶ
暮らしのお役立ちポイント
収納&インテリアコンサルタントが家づくりの役立つ情報をテーマごとに紹介します。
プロフィール
2015年株式会社アンジェ・リュクスを設立。住まいづくりを片づけ・収納・インテリアの3つの面からサポート。インテリアを魅せるだけでなく、使いやすさや思考の整理を重視した空間づくりで、住まう人が心地よく暮らせる家づくりを提案している。家族のコミュニケーションがより豊かになる「暮らし上手になる家づくり」を得意とし、片づけやすい家のモデルハウス監修の他、アートやインテリアでホームステージングなどにも取り組む。2021年Best of Houzz賞受賞。現在はオンライン収納サポートで全国展開を行う。