展示場の歩き方
総合展示場と単独展示場の違いがわかったところで、気になるのは「家を買わなければいけない」という雰囲気になる心配はないのかということ。特に他のハウスメーカーも回る可能性がある総合展示場よりも、1社のみで行っている単独展示場に足を運ぶ際に気になるところです。
そこで、今度は営業の方に実際のところはどうなのか聞いてみました。
新田:──今までのお話を聞いて、「住宅展示場に行って、家を買わなければいけない雰囲気にならないのか」というところが少し不安になったのですが、この辺りはどうなのでしょうか、、?
東城:それはないです!
と即答。(笑) 聞けば、そもそも注文住宅は打ち合わせや設計、見積り等の後、契約を結んでから建てるので、住宅展示場に初めて訪れたその日に契約まで至ることは、ほぼあり得ないのだとか。
反対に、「絶対にここで建てる!」と決めて住宅展示場を訪れるお客様はほとんどいないのだそう。多くのハウスメーカーでは、「家を建てるときの選択肢の一つにしていただけたら」という想いで接客されているそうです。
東城:なるべく、初めて住宅展示場に来ていただいたときには、買わなければいけない雰囲気をつくらないようにしています。計画はまだまだ先という方もいらっしゃいますし、プランを作成するには予算がわからなければ難しいのですが、いきなり年収を聞かれても、お金の話はしたくないのでは?と思いますから。ハウスメーカーやお客様による違いもあると思いますが、当社の場合は契約に至るまでには、早い方で3回程度、多い方では打合せが10回を超えることもあります。お気軽にお越しいただけたらと思います。
買わされるのではないか、と警戒心を持って来られる方が多いですが、まずはお客様と仲よくなることを心がけています!
▲ワールドハウス鹿島住宅公園営業所 営業 東城直樹さん。新卒1年目の東城さんですが、内定後は体験入社で会社主催のイベントにスタッフとして参加していたそう。これからが期待のルーキーです!
あとがき
住宅展示場に関する知識がなく、まっさらな状態でしたが、「住宅展示場は行きやすいところ」だと感じました。次回のモデルハウス見学では、私の理想の家は実現できるのかどうかも聞いてみたいなとワクワクしています。
第2回では、住宅展示場に行く際の服装や持ち物などについて聞いた後、実際にモデルハウスを見学していきます!