千葉ゆかりのあの人に聞く Chibaの魅力

Vol.6:たけだバーベキューさん
(お笑い芸人)前編

すべてのレジャーがすぐそこにある。至極の千葉のライフ

BBQを切り口に、私たちの暮らしに楽しい発見やアイデアを発信し続けているお笑い芸人・たけだバーベキューさん。今回は、衣・食・住において新しい生活様式が求められるなか、お家でもキャンプ気分を満喫するコツを教えてもらいました。「千葉は僕にとってお気に入りのBBQエリア」と話す、たけだバーベキューさんの豊富な知識や体験、さらにお手軽レシピは必見です。

※本取材はリモートにて行いました

たけだバーベキュー
1986年生まれ。バーベキュー歴10年を超える日本で唯一のバーベキュー芸人。バーベキューについて綴ったブログが反響を呼んで以来、さまざまなメディアや全国のイベントで活躍中。カナダ・アルバータ州BBQ大使ほか様々な肩書を持ち、狩猟免許やキャンプインストラクター、お肉検定1級、スパイス&ハーブ検定2級なども所有。「豪快バーベキューレシピ」(池田書店)ほか著書多数。公式HPはこちらYouTubeチャンネル「たけだバーベキューTV」も毎日更新中。

――日本各地でBBQをされているたけだバーベキューさんですが、千葉はお気に入りのエリアだと伺いました。千葉にはどんなイメージをお持ちですか?

千葉に住んでいる人が羨ましい! 兵庫県出身の僕は、今は東京暮らしで仕事には便利です。一方で千葉県はレジャーが全部ある。東京ディズニーリゾートまである。レジャー大好きファミリーには、もってこいの場所だと断言できます。

だって僕の好きなレジャー、ナンバーワンは潮干狩り。木更津でレアなマテ貝狙いですね!

ちなみにBBQは、もう毎日の食事と同じで、普段の暮らしの一部なので、僕のレジャーのランキング外です(笑)。

――バーベキュー芸人としてイベントや執筆など幅広く活動され、年に200~250回はBBQをされているそうですね。

毎年、春のアウトドアシーズンになるとBBQ講習会やワークショップなどのイベントも多く、全国津々浦々に出かけます。プライベートと仕事を合わせたら、それぐらいはやっていますね。

ただ外出自粛の今春は、ほぼ毎日YouTubeに家で作れるアウトドア関連情報をアップするなどしています。先日、アウトドア用品をアレンジして製作した風鈴は、SNSでみなさんに「ペグ鈴(リン)」と呼ばれていて、もうその呼び名にしましたね(笑)。

ちなみに昨日は、メスティン(キャンプなどで炊飯に使う飯盒)の蓋で作る「めちゃ美味豚丼」の調理方法を動画で投稿しました。

▼たけだバーベキューTV(YouTubeチャンネル)
https://www.youtube.com/channel/UCamXY10uC9CDDOkiUjWNhAw


キャンプグッズでいっぱいのご自宅から、インタビューに答えてくれたたけだバーベキューさん

――豚丼、美味しそうでした! でもBBQと聞くと、セットを一式揃えたり、火をおこしたりなどが難しそうという人もいます。アドバイスはありますか?

とにかく、やってみることだと思います。

豚丼もメスティンじゃなく、フライパンでいい。大自然の中に行けないなら、自宅の庭やベランダでOKです。

食パンだって、ベランダで食べるのと、家の中で食べるのでも全然、味が違うって体験をぜひ。驚くほど美味しいですよ。いやいや、違うパンだからじゃなくて同じパンでも、です(笑)。 

あとはBBQだから「美味しくしなくちゃ」「おしゃれに見せなければ」って構え過ぎなければ、気楽にできるはずです。

もちろん慣れていないと、心配なのも分かります。火おこしに1時間かかっている大学生とか……、僕も見たことあります。

でも最近は、動画などで火のおこし方なども調べられますし、用具なども使いやすくなっています。たとえば器具だけレンタルして庭や屋上で、外出できるようになったら一式用意してくれるキャンプ場などを利用してみてはどうでしょうか。


キャンプグッズは、まずは家で使ってみるのがポイントだという

――一式レンタルして始めるならビギナーの家族だけでも安心ですね。ちなみによく利用する場所はありますか?

さっきも言ったように、僕は千葉のキャンプ場によく行くんです。

柿山田オートキャンプガーデンは、釣りや川遊びも出来て水辺を感じられるスポット。五右衛門風呂もあります。

森のまきばオートキャンプ場は、緑の野原が広がる絶景で人気です。

そしてかずさオートキャンプ場。湧き水で調理して、新鮮な野菜があって、朝は産み立ての卵で卵かけご飯とか、最高です。運営されている方も人情味があって、大好きな場所です。

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