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注文住宅を建てたいなら絶対知っておきたい!かかる費用のすべて

2020.08.29 (土)

お役立ちコラム

注文住宅には、キッチンや浴室、インテリアなど自分の希望に合わせて作れる魅力があります。しかし、自分の希望をあれこれ追加するあまり、結局、いくら支払うのかが分かりにくい一面もあります。注文住宅は人生の中でも大きな買い物ですので支払いに困りたくはないものです。

そこで、注文住宅を建てる上でかかる費用すべてを紹介し、支払い計画をどのように進めるべきか、そのポイントや支払いでトラブルを起こさないための対処法についても解説します。


目次
■注文住宅を建てるにはどんな費用がかかる?
■家の建築費1,000万円、2,000万円、3,000万円でどんな家が建てられる?
■平屋住宅にする場合の家の建築費
■費用を抑える方法
■注文住宅を建てる上で起こり得る費用のトラブル



注文住宅を建てるにはどんな費用がかかる?

注文住宅を建てるためにかかる費用には、大きく分けて「①家の建築にかかる費用」と「②土地の購入にかかる費用」の2つがあります。土地の購入から注文住宅の建築を考えているなら、①と②の両方の費用を考える必要がありますが、すでに土地を持っているなら①のみとなります。ここでは土地の購入から注文住宅を建てることを前提に、どの位費用がかかるのかについて紹介します。


<注文住宅の建築にかかる全体費用(土地の購入からを前提)>



①家の建築にかかる費用とは?

家の建築にかかる費用も、大きく分けると次の3つになります。

(1)本体工事費(全体の約70%)
(2)付帯工事費(全体の約20%)
(3)諸費用(全体の約10%)


それぞれどんな費用がかかるのでしょうか?

(1)本体工事費(全体の約70%)
本体工事費とは、家という「建物」を建てるために必要な費用です。さらに詳しく内訳を見ると次のようになります。


<本体工事費にかかる主な内訳>
〇仮設工事費
〇基礎工事費
〇木工事費
〇屋根・板金工事費
〇外装工事費
〇サッシ・ガラス工事費
〇タイル・左官工事費
〇断熱・気密工事費
〇木製建具工事費
〇金物工事費
〇電気・水道工事費
〇空調工事費
〇防腐・防蟻工事費
〇内装仕上げ工事費
〇住宅機器設備工事費


(2)付帯工事費(全体の約20%)
付帯工事費とは、建物以外でかかる工事費のことで、さらに詳しく内訳を見ると次のようなものがあります。


<付帯工事費にかかる主な内訳>
〇屋外電気工事
〇屋外給排水工事
〇屋外ガス工事
〇給排水接続費用
〇空調関連工事
〇外構工事
〇照明カーテン工事
〇地盤補強工事
〇太陽光・蓄電池等創エネ設備工事
〇セキュリティ工事
〇その他


(3)諸費用(全体の約10%)
諸費用とは、家の建築に必要な契約書の作成に関わる費用、住宅ローンの借入などで支払う手数料などがあります。他にも諸費用には次のようなものがあります。


<諸費用にかかる主な内訳>
〇印紙税
〇登記費用
〇住宅ローン手数料
〇地鎮祭・上棟式費用
〇各種申請費用




②土地の購入にかかる費用とは?

土地を購入する際には、土地の売買契約を結ぶ必要があります。その時に「手付金」として土地の売買価格の10%払います。その他にも土地の購入に必要な印紙税、仲介手数料、登記費用などがかかります。この手付金の10%はあくまでも目安ですので、実際には土地の売主と買主との合意によって決まります。手付金として自分がどの位用意できるのかを、不動産会社へ早めに伝えましょう。


●土地の費用を調べる前にやっておくべきこと
土地の購入費を調べるのも大切ですが、まずは家を建てる土地を探さなければなりません。土地を探す際には、次のポイントを参考にするとより探しやすくなります。


〇最寄駅までの時間(自宅から最寄り駅まで徒歩何分か?バス利用なら自宅からバスで最寄り駅まで何分かで決める)
〇学区(子供が通学しやすい学区で決める)
〇実家との距離(実家と行き来しやすい距離で決める)
〇エリア・路線(通勤で利用する路線と路線周辺のエリアで決める)
〇商業施設の充実度(スーパーやコンビニ、ショッピングセンターが近くにあるかどうかで決める)
〇医療・公共施設の充実度(内科・小児科などの病院や郵便局、図書館などの施設が近くにあるかどうかで決める)
〇土地の価格(家を建てたい土地の価格で決める)


●家を建てたい土地を探す方法
「このあたりに家を建てたいな…」といったようにある程度、建てたいエリアのイメージがつかめたら、具体的に「どこの土地にするか」を探す必要があります。土地を探す方法にもいくつかありますので、自分に合った探し方を選びましょう。


(1)自分で探す…建てたいエリアを自分で歩いて探し、連絡先をインターネットで調べて問い合わせます。
(2)不動産会社に連絡する…建てたいエリアにある不動産会社に連絡し、予算などの希望を伝えて希望に見合う物件を紹介してもらいます。
(3)ハウスメーカー・工務店に相談する…最初に建てたい家を叶えてくれるハウスメーカーや工務店に相談します。家づくりだけでなく土地探しも手伝ってもらえます。土地探しと家づくりが同時に相談できるのでスムーズです。



理想の家を実現させる前に、まずどの土地に建てるのかを決めなければなりません。自分で土地を探すのは限界がありますし、不動産会社に土地探しを依頼してやっと土地が決まったら、今度は家の建築会社を探す必要があるので時間がかかります。


家づくりをスピーディーに進めたいなら、土地探しと家づくりを同時に行うのがおすすめです。「でも、注文住宅って一体、全部でいくらかかるのだろう…」と思う方もいるでしょう。また、「理想の家づくりにこだわるあまり、追加工事がかさんで支払い額も増えて困った…」という体験談もよく聞きます。


実際に入居するまで総額でいくらかかるのか、そのための借入や返済計画に無理はないのか、完成した後ではなく事前に分かっていれば、その後の支払いも安心です。


ワールドハウスでは、入居するまでに必要な費用をすべて含んだ「総額(住み出し価格)」で初回の打合せの段階から提案します。後から「こんなに費用がかさんでしまった…」ということもありません。土地選びから家づくりもサポートしています。


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家の建築費1,000万円、2,000万円、3,000万円でどんな家が建てられる?

建築会社や住みたいエリアによって費用は異なりますが、家をどのあたりに建てたいのかある程度エリアを絞り、家の建築や土地購入にどの位費用がかかるのか、おおよそのイメージがつかめてきたら、もう少し具体的に、どの位の予算でどんな家が建てられるのかを考えてみましょう。ここでは、家の建築費の予算別でどんな家が建てられるのか、「1,000万円台の場合」「2,000万円台の場合」「3,000万円台の場合」の3つに分けて紹介します。


●家の建築費1,000万円台の場合
施主の希望を取り入れつつ、家の建築費をリーズナブルに抑えたのが「1,000万円台の家」です。1,000万円台の家を一言で例えるなら、「無駄を極力省いたシンプルな家」と言えるでしょう。そのシンプルさを最もよく表したのが「洗練された外観」です。家の形が真上から見た場合に、長方形や正方形になるようにシンプルに設計されています。


また、住宅設備もできる限り無駄を省き、食器洗い乾燥機などの「多機能な」設備は使用せず、必要最小限の機能を搭載した設備のみを使用しています。シンプルでスタイリッシュ、かつコストを抑えたい方におすすめの家です。


●家の建築費2,000万円の場合
2,000万円台で家を建てる予算があるなら、1,000万円台でコストを抑えていた(1)多機能で最新型住宅設備の導入(2)外壁の仕上げにタイルを使用(3)バルコニーや窓の増設などが可能になります。


家の建築で使用する建材や部材も、量産品のリーズナブルなものだけではなく、こだわりのある素材を使うことができます。施主の希望をすべて実現させるには、もう少し予算が必要になりますが、住宅設備や外壁など家づくりにおける「優先順位」が高いものについては、希望が叶えられるのが2,000万円台の家の特徴です。


●家の建築費3,000万円の場合
3,000万円台では、家の外観も土地の地形に合わせて「より自由度が高い家づくり」が可能です。外観だけでなく内観にもこだわることができ、グレードの高い良質なフローリングや床暖房などの導入も可能です。


家周辺の庭やアプローチ・車庫・塀・柵などの「外構」にも、要望を反映させることができます。家づくりへの要望は、1,000万円台なら必要最小限で、2,000万円台なら、優先順位が高いものも実現可能で、3,000万円台なら、要望のほとんどは叶えられるでしょう。


平屋住宅にする場合の家の建築費

注文住宅には「1階建て」とも呼ばれる平屋住宅もあります。階段の上り下りがない移動のしやすさが人気なのですが、費用面で比べた時、2階建て住宅とどのような違いがあるのでしょうか。階数が少ないので一見、平屋住宅の方が低コストだと思いがちですが、平屋住宅の場合、2階住宅よりも横に面積が広くなるため、基礎工事と屋根工事に費用がかかります。


高所での作業がないので仮設足場をつくる費用はかからないものの、面積が広くなれば比例してコストも上がります。一般的な目安として平屋住宅の土地を除く「家の建築費」は、2階建て住宅と比べると1~2割程度コスト高になります。平均的な広さ約26坪(延べ床面積85m2)に対して、2,000万円前後が目安となっております。


注文住宅の予算の立て方

注文住宅を建てるには、どのように予算計画を立てれば良いのでしょうか。予算を立てるには、最初にまとめて支払う「頭金」をもとに、不足分を「住宅ローン借入額」で足した金額が「予算」になります。


しかし、住宅ローンでいくら借入できるのか分からないため、その目安が知りたいところです。その目安の一つとして用いられるのが「年収の●倍」を借入するという考え方です。住宅金融支援機構が提供する住宅ローン「フラット35」の利用者調査によると、住宅ローンの借入で最も多かったのが「年収の5.0~5.9倍」とのことでした。


したがって、いくら予算を立てたら良いのかを検討する時、「自分が出せる頭金」+「自分の年収の5.0~5.9倍」を合計した金額を目安とし、月々の返済額やボーナスの有無などを考慮するなど、月々の返済から逆算すると無理のない返済計画が立てられます。


注文住宅の頭金はいくらが良いのか?

頭金とは、住宅ローンを利用せずに支払うお金のことで、頭金を引いた残額を住宅ローンで支払うことになります。頭金が多いほど、住宅ローンで借入する金額が減るので、入居した後の月々の支払いも減り、返済期間も短くなるので支払い負担が軽くなります。


ところで、この頭金はどの位用意するのが良いのでしょうか。フラット35の利用者調査によれば、住宅タイプによって頭金の額に差があるものの、平均で住宅購入額の10%~20%を頭金として支払っているようです。例えば3,000万円で住宅を購入した場合、300万円~600万円位になります。


費用を抑える方法

注文住宅は購入するタイミングが重要です。住宅ローンを組む時に返済期間を設定しますが、だいたい30~35年が一般的です。住宅ローンを組む年齢が遅くなるほど、30~35年後の時点で支払いが安定して継続できるのかちょっと不安になります。そこで、自分の希望を叶えつつも、費用を最小限に抑える5つのポイントを紹介します。


<費用を抑える3つのポイント>
(1)建物や屋根の形をシンプルにする
(2)住宅設備のグレードや取り付け数を見直す
(3)造り付け家具をやめて置き家具にする



注文住宅を建てる上で起こり得る費用のトラブル

理想の家作りで起こるお金のトラブルとは?

注文住宅の費用削減のポイントをご紹介しましたが、家を建てている途中で、「あれも付けたい!これも付けたい!」とイメージが膨らみ、オプション工事を追加しがちになります。

家自体が数千万円を超える高額な買い物になるので、通常の日用品を買う感覚と違って、金銭感覚も鈍感になりがちです。「自分のライフスタイルに合わせた理想の家を建てよう!」と意気込んで建てたものの、オプション工事を追加した結果、当初の見積り金額と最終的な支払い金額を見て「こんなに金額が違うなんて…」とお金の支払いで失敗を感じる方が実は多いのです。


費用のトラブルの原因とは?

お金のトラブルの原因として考えられるのが、「契約前の見積り額を最終的な支払い金額」と勘違いしてしまうことです。その理由は、前述したように工事中にオプション工事を追加したことで、支払い額にどの位影響があるのか確認していないこと、見積り金額に住宅ローン諸費用、登記費用などが含まれていなかったことなどが挙げられます。


ここをしっかり確認しないと、完成後に「えっ、支払い額がこんなに増えている!」と、支払い金額の相違で業者とトラブルが起きる可能性があります。したがって、注文住宅を建てる上で重要なのは、理想の家づくりにこだわることはもちろんですが、完成後、お支払いでトラブルが起こらないように、かかる費用をしっかり説明してくれる会社を選ぶことが大切です。


注文住宅は人生の中でも大きな買い物ですので、自分の理想にこだわりたいものです。でも、「注文住宅って金額がちょっと分かりにくい…」「本当に予算内におさまるのか少し不安…」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。


理想の家を実現させることは大切ですが、実際に入居するまで総額でいくらかかるのか、そのための借入や返済計画に無理はないのか、完成した後ではなく事前に分かっていれば安心です。


ワールドハウスでは、住宅業界でよくある「坪単価」「本体価格」といった分かりにくい表現はせず、「住み出し価格」で提案しています。住み出し価格とは、入居するまでに必要な費用をすべて含んだ「総額」のことで、初回の打合せの段階から提案します。ですので、後から「こんなに費用がかさんでしまった…」ということもありません。


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