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注文住宅のこだわりポイント7選!失敗せずにこだわりを叶える方法

2021.11.22 (月)

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注文住宅は間取りや設計の自由度が高い住宅であり、自分がイメージした理想の住まいも建築できます。せっかく注文住宅を建てるなら、外観デザインや内装に自分ならではのこだわりを入れたいと考える人も多いでしょう。

こだわりの詰まった注文住宅を建てるときは、どのような部分にこだわりを入れられるか、どの程度までこだわれるかを理解することが重要です。当記事では、注文住宅で人気のこだわりポイントと、注文住宅で失敗しないためのコツを紹介します。

目次

  1. 【注文住宅】人気のこだわりポイント7選!
    1. 家事がしやすい「回遊動線」
    2. 使いやすくおしゃれな「キッチン」
    3. 開放感のある「吹き抜けリビング」
    4. 広くて目隠しのできる「収納スペース」
    5. オンリーワンの「造作洗面台」
    6. スタイリッシュな「オープン階段」
    7. 木の温もりを感じる「自然素材」
  2. 注文住宅のこだわり失敗例&成功するコツ
    1. こだわりすぎて予算オーバーになった
    2. こだわったために暮らしにくくなった
    3. こだわったものの意外に使っていない
  • まとめ

1.【注文住宅】人気のこだわりポイント7選!

こだわりのある注文住宅を建てたいときは、自分がどのような部分にこだわりたいのかを理解することが大切です。「充実したキッチン設備にしたい」「開放的なリビングで家族の時間を大事にしたい」など、自分のこだわりを明確にして、間取りプランを作成しましょう。

ここからは、注文住宅を建てる人の多くがこだわる7つのポイントを紹介します。

1-1.家事がしやすい「回遊動線」

回遊動線とは、間取りの行き止まりをなくして、家の中をぐるりと一周できる動線のことです。回遊動線を取り入れると、1つの部屋からスムーズに他の部屋へとアクセスできます。

回遊動線を取り入れる場所としては、日常的に使用するリビング・ダイニング・キッチン・洗面室がおすすめです。洗面室で顔を洗ったりキッチンで朝食を作ったりする忙しい朝の時間も、回遊動線のある住まいであればスムーズに動き回れます。家事を楽にこなしたい人は、間取りに回遊動線を取り入れましょう。

1-2.使いやすくおしゃれな「キッチン」

注文住宅では、キッチンの作業台がダイニングへ向いている対面キッチンが人気です。キッチンのレイアウトは、作業台の一部が壁に接しているペニンシュラ型や、作業台が完全に独立したアイランド型など、さまざまなタイプから選べます。

キッチンの設備も、ぜひこだわっておきたいポイントです。下記のように、おしゃれで機能性のよいキッチン設備を検討してみましょう。

  • 食器洗浄機付き
  • タッチレス水栓
  • 人工大理石やセラミックのワークトップ
  • フィルターレスのスリム型レンジフード

1-3.開放感のある「吹き抜けリビング」

家族と過ごすリビングを居心地よくしたいときは、吹き抜けリビングがおすすめです。吹き抜けリビングを選択すると、リビング1階部分の天井と2階の床面を抜いて、縦に広い空間が作れます。

吹き抜け構造は空気が循環しやすく、自然光を取り込むことで部屋全体が明るく見えることがメリットです。吹き抜けリビングにするときは、2階部分の壁をガラス張りにすると、デザイン性の高い空間になるでしょう。開放感のある吹き抜けリビングは、家族全員がくつろげる憩いの場となります。

1-4.広くて目隠しのできる「収納スペース」

生活する上で欠かせない収納スペースは、間取りを広めに取ることがおすすめです。たとえば、玄関収納のシューズクロークは、普段使いする靴の他に、ベビーカーやゴルフバッグなども収納できる広さにすると使い勝手がよくなります。収納の開閉は引き戸をつければ目隠しができて、来客時も気になりません。

玄関やリビングの近くにファミリークローゼットを作ったり、キッチン収納とは別にパントリーを設けたりすることも人気です。広い収納面積を作ることで、他の生活空間にモノが散らかるのを防ぐことができます。

1-5.オンリーワンの「造作洗面台」

起床後の洗顔・歯磨きや外出時の身支度に使う洗面室は、造作洗面台でこだわりの空間にしてはいかがでしょうか。造作洗面台とは、生活スタイルや居住者の好みに合わせて作る洗面台のことです。使う素材やデザイン・カラーを自由に決められるため、オンリーワンの洗面台ができ上がります。

また、造作洗面台は自分好みのミラーや収納部分を作れる点もメリットです。ミラーはキャビネット付きにするか、タオル・サニタリー用品の収納はどのくらいの広さにするかも含めて、造作洗面台のデザインを考えましょう。

1-6.スタイリッシュな「オープン階段」

オープン階段とは、足を乗せる段板と、段板を支えるささら桁のみで構成された階段のことです。スケルトン階段やストリップ階段とも呼ばれ、階段の骨組みが見えるスタイリッシュなデザイン性で人気を集めています。

オープン階段は、縦に広い吹き抜けリビングと組み合わせて設置することが定番です。壁のないオープン階段で1階と2階をつなぐことで、吹き抜けリビングの開放感をより強調できます。オープン階段は光を遮りにくく、階段下の空間を有効に活用しやすい点もメリットです。

1-7.木の温もりを感じる「自然素材」

壁用の塗料や壁材・床材として、自然素材にこだわる人も多くいます。自然素材とは、漆喰・珪藻土や無垢材など、化学物質による影響が少ない素材のことです。

無垢材の大きな特徴として、製材後も木の調湿機能を保っていることが挙げられます。室内の湿度が高いと無垢材は湿気を吸収し、湿度が低く乾燥していると湿気を放出します。また、漆喰や珪藻土といった壁用の塗料も、調湿機能を持つ素材です。自然素材にこだわった住宅は日本の自然環境に合っており、一年を通して快適に暮らせるでしょう。


2.注文住宅のこだわり失敗例&成功するコツ

注文住宅は、細かい部分まで自分好みにこだわって作れることが魅力です。しかし、注文住宅にこだわりを入れたことで、反対に失敗するケースもあるため注意してください。

ここからは、注文住宅でこだわるときに避けたい3つの失敗例と、成功するコツを解説します。

2-1.こだわりすぎて予算オーバーになった

中には、注文住宅を建てるときにこだわりを多く詰め込みすぎて、予算オーバーしてしまう人もいます。家づくりにかかる建築費用の総額は、数千万円といった大金となります。対して、こだわりの間取りや設備にかかるコストは10万円~100万円単位であり、金銭感覚がマヒしやすいことが予算オーバーする原因です。

こだわりすぎて予算オーバーとなる事態を避けたい場合は、注文住宅にかけられる予算を把握した上で、こだわりポイントに優先順位を付けましょう。すべてのポイントにこだわると予算オーバーするときは、優先順位が低いこだわりポイントを削ります。優先順位に従って削れるポイントを削れば、こだわりすぎて予算オーバーになる心配はありません。

2-2.こだわったために暮らしにくくなった

注文住宅の間取りや設備はおしゃれな雰囲気にしたいと考える人は多いでしょう。しかし、おしゃれな雰囲気の住まいが必ず暮らしやすいとは限りません。おしゃれなデザインのキッチンであっても家事動線は悪いなど、見た目にこだわったために暮らしにくくなる失敗例もあります。

注文住宅のこだわりを考えるときは、「自分の希望する暮らしは何か」を優先しましょう。たとえば、キッチンを効率的に使いたいときは、おしゃれな見た目よりも、調理中の動線を考えることが大切です。また、各部屋の間取りは将来的なライフスタイルの変化も見越して検討しましょう。将来子どもたちが使う子ども部屋を作ったり、寝室を老後も使いやすい1階に置いたりすることで、長期にわたって暮らしやすい住まいとなります。

2-3.こだわったものの意外に使っていない

計画段階では必要に思えてこだわったものの、実際に暮らしてみると意外に使わず「失敗した……」となるケースも少なくありません。たとえば、浴室備え付けのテレビは、お風呂を短く済ませてしまう人には不要となりやすい設備です。キッチンの床下収納も、他に十分な収納スペースがあれば使う機会は多くありません。

注文住宅の間取り・設備でこだわるときは、自分や家族のライフスタイルと照らし合わせて、本当に必要かどうかをよく考えることが重要です。こだわった場合と、こだわらなかった場合を比較して、こだわるメリットがなければ採用は見送りましょう。


まとめ

注文住宅で人気のこだわりポイントは、リビング・キッチン・洗面室・収納スペースなどが挙げられます。暮らしやすさを重視する人は、回遊動線・吹き抜けリビング・キッチン設備・収納スペースにこだわることがおすすめです。造作洗面台やオープン階段にもこだわると、暮らしを楽しむ幅が広がります。

注文住宅のこだわりを叶えるためには、こだわりに優先順位を付けて、本当に必要なポイントにだけこだわることが大切です。千葉県・茨城県でこだわりのある注文住宅を建てたいときは、ワールドハウスにご相談ください。


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